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-Notice-

如月祭り - 突発ゲームレヴュー


如月祭り

 さて、今を去ること二月中旬。(←ワンパターン)
 かなり突発的に“Elven Woods' ゲームセッション”が行われることになった。
 これを、勝手に名付けて「如月祭り」と称することにした(いま決めた)。

 今回は、特にイベントらしいイベントも企画されることなく“ダラダラ”とTRPGやボードゲームなどで遊ぼうと云うことだったが、ホントーにダラけたセッションとなった。
 終わり。

 をや、終わってしまいましたね。
 しかし、ここ最近“ElvenWoods”も更新していないし、そろそろ「更新しないの?」と云うメールも無視できないくらい溜まってきたので、「如月祭り」で遊ばれたゲームなどのインプレッションなどを書いてみたいと思う。


突発ゲームレヴュー:カードゲーム編

 今回は、どちらかと云えばボードゲームが多く遊ばれたセッションだった。
 もちろんTRPGも遊ばれたけれど、数多くのボードゲーム&カードゲームが用意されたせいか、それらでかなり盛り上がった事は間違いない。

 とゆーわけで、突発ゲームレヴューの始まりぃ〜。

Bohnanza:
 最近のElvenWoods'セッションになくてはならないカードゲーム
 簡単にいえば、「自分の畑に豆を蒔き、それを育ててお金を儲けるゲーム」と云うことになるんだけど、単に良いカードを引けば勝てるかというとそうじゃない。どちらかと云えば、プレイヤー同士の交渉が重要なゲームだろう。
 しかもカードは引いた順に使わなければならないというルールのせいで、自分の持っている不要なカードをいかに他のプレイヤーに引き取ってもらうか、と云った交渉がメインに行われるため相手の足元を見るような交渉はなかなか行われない。そのため「そのカードもらってやるよ」「このカードくれてやるよ」というような高飛車なセリフを吐く人間はまず勝てないゲームになっている。
 拡張セットも発売され、ますます広がる豆ワールド。ギスギスしない交渉を楽しみたかったら、一押しのカードゲーム。

6 nimmt!:
 なくてはならないカードゲームその2
 文章で説明するのはなかなか難しいけれど、配られた10枚のカードを一枚ずつ、各プレイヤーが一斉に出して行くだけの簡単なゲームの割に、度胸計算が必要なカードゲーム。
 一度遊べば、病みつきになること間違いなし!
 騙されたと思って、遊べ!!(命令形)
 面白くなくても、なんの保証もしないのであしからず。


突発ゲームレヴュー:ボードゲーム編

 それでは、今度はボードゲーム。

スコットランドヤード:
 最近では、東急ハンズなどでも売っているメジャーなゲーム。
 プレイヤーは「刑事(複数人)」「怪盗X(一人)」に分かれてプレイする。
 タクシー・バス・地下鉄を乗り継いで、24時間以内に怪盗を捕まえることが出来たら「刑事側」の勝ち、反対に24時間逃げ切ったら「怪盗」の勝ちというシンプルなゲームながら、怪盗役のプレイヤーの性格が「大胆」か「慎重」かによってゲームの様子はがらりと変わる
 怪盗になると、刑事側プレイヤー達が和気あいあい怪盗の行方を相談している横で、話の輪に入ることが出来ず寂しい疎外感を味わうことでも有名。
 怪盗プレイヤーの性格を読めば、結構簡単に追いつめることが出来るのは御愛嬌。

ENTDECKER:
 お気楽極楽海洋冒険ゲーム。
 お金をもらって未知の海域へと船出し、新たな島や特産品を発見し名声を得るのが目的。なんか、こう書くと激しく即物的なゲームのような…。
 島の全貌がわかった時点で、その島に最も投資している(砦や植民地を建てている)プレイヤーが多くのポイントをもらえるため、ちょっとでも島影が見えるとそこに投資しようと、全プレイヤーがハイエナのように群がってくる様は壮観だ。
 かなり運の要素が強いので、負けてもあまり悔しくないのもウリ。

Mississippi Queen:
 蒸気船でミシシッピー川を暴走し、途中乗せたくもない客を拾いながら、ゴールを目指すレースゲーム。
 ミシシッピー川はクネクネと曲がりくねり、先がどうなっているのかわからないため、スピード調節と舵取りがなかなか難しい
 ゴールするまでに乗客を二人乗せるというルールのため、乗客のいる船着き場が見えると、何とか乗客を手に入れようと全プレイヤーが船をぶつけ合いながら船着き場に殺到する。その様まさに、ピラニアの如しである。
 トップの時に、最高速でミシシッピー川を駆け抜けると「熱い漢(おとこ)」と讃えられる(かも知れない)。

El Caballero:
 ENTDECKERの様な冒険ゲームを探していて入手した、ENTDECKERとは似ても似つかない緻密な計算を要求される、シビアな国盗りゲーム
 軍隊を増強して、広い領地と広い漁場を手に入れた人の勝ち
 私には向かないので、封印が決定したゲーム。(^^;
 でも、戦略性の高いゲームが好きな人には良いのかも…。

豪商(Pfeffersacke):
 ドイツの各地にある大都市に商館を建てて、商売をしながらお金を貯め、その都市でのシェア50%以上Getをするのが目的のゲーム。
 カツカツなビジネスゲームかと思ったけれど、各地を転々としながら自分の店を建てていく様は、ドイツ全土を旅行でもしているような気分にさせてくれて、なかなか楽しい。
 大都市で他のプレイヤーとしのぎを削りながら商売をするもよし、地方都市を独占し手堅く稼ぐもよしで色々な稼ぎ方が出来る。コンビニかマツモト○ヨシでも経営しているような気分になれる。
 しかし、最初にゲームの説明をしたときに「あちこちの都市に商館を建ててお金儲けをするゲーム」と言ったら、異口同音に「娼館を建てるゲーム!?」と質問してきた皆さん。君達が普段からどんなことを考えているのかよくわかったよ…。


結び

 レヴューというか、単なる私感と云った感じだが、いずれもなかなか面白いゲームである。

 これらボード&カードゲームはTRPGに対していくつかのアドバンテージを持っている。
 まず、TRPGと違って前準備(シナリオ作ったりキャラクターシートをコピーしたりとか)の必要がなく手軽である。
 それに、ボード&カードゲームはヴァリエーション(目的・勝利条件など)が限られているため、しばらく遊び倒せば飽きてきて、新しいモノや別のゲームが欲しくなる。
 さらに、プレイヤー人数は二人〜というものも多い。
 ボード&カードゲームは「手軽」であり「コンスタントに売れる」。そのうえ「二人いれば遊べる」のだ。

 対して、TRPGは前準備が必要であり、少なくともゲームマスターがルールブックを持っていれば遊べて、シナリオヴァラエティーが豊富なのでゲーム自体に飽きることもあまりなく、最低でも3〜4人集まらないと遊べない(二人で出来ないことはないけど)。
 TRPGは「前準備が面倒」で「売れない」、さらに「人を集めるのも大変」と云うわけだ。

 TRPGはウォーゲームのようなボードゲームの一種が変化して生まれたものだという。しかし、TRPGとその元となったとされるボードゲームなどを比較してみると、ボードゲームなどの方が多くのアドバンテージを持っているような気がするのは、単なる気のせいだろうか?
 確かにTRPGには、その無限とも言えるヴァラエティーがあり、想像力/創造力の続く限り、様々なセッションを遊ぶことが出来る。それは、ボードゲーム等にはない素晴らしい特性だ。
 だが、それが故に売れにくい、つまり商売として成り立ち難いという特性をも持ってしまったのだ。

 これからもTRPGが生き残って行くには、その特長をのばして行くしかないのだろうが、ただでさえ元気のないTRPG業界にそれを成し遂げるだけの余力が残っているのだろうか?

 ある日、進化した人類(TRPG)に数を減らしながらも細々と生き残ってきた猿人(ボードゲーム類)が襲い掛かり、それを滅ぼしてしまう。な〜んてB級映画みたいなことが起きたら嫌だなぁ。

文責:JUNO


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