【数日後】

紅蓮の里、集会所(修理済み)

紅「やったー!ダブルリーチ!」

紅が白の牌を横向きにおく

イザナギ「今日は強いな、紅」

イザナギが感心したように言う

紅「ふっふっふ、今日の私は一味違うのよ〜!」

勝ち誇ったように言う紅

その時

クルト「ごめんお姉ちゃん…それロンなの…」

クルトが申し訳無さそうに牌を倒す

紅「えええええええ!うそ〜!」

叫ぶ紅

イザナギ「おい、これって…」

イザナギがクルトの牌を見て驚く

クルト「人和、字一色、大三元…三倍役満だよ」

クルトが紅に言う

紅「なんじゃそりゃあ!」

叫ぶ紅

紅「クル棒、イカサマしたでしょ!」

クルトに詰め寄る紅

クルト「僕にマージャン教えたのはお姉ちゃんだよ」

困ったように言うクルト

影螺「まあまあ…」

一緒にマージャンをしていた影螺が紅をなだめようとする

紅「ううう、またアディの呪いだ…」

アディリス「くれちゃん…ホントに呪って欲しいみたいだね」

膝の上のク〜を撫でながらアディリスが言った

そんな風にしてると

エンド「失礼する…」

カルナ「こんにちわ〜」

エンドとカルナが入ってくる

紅「あ!カルナちゃん怪我治ったんだ」

紅がカルナに話しかける

カルナ「はい、にい様がつきっきりで看病してくれたからすぐになおりました」

『ゴツン!』

エンドがカルナの頭を殴る

カルナ「いた〜い」

エンド「余計な事を言うからだ!」

顔を真っ赤にして怒るエンド

あの戦いの後、エンドはカルナの身体についた『混沌』を消し、さらに瀕死だったカルナを助けるため自らの寿命をカルナに与えたのだ…

それでもカルナの意識が戻ったのは2日かかったが…

ジンジャー「ははは、妹は大切にしないといけないよ」

ジンジャーがエンドに言う

エンド「ちゃかすな」

エンドがジンジャーに言い返す

影螺「さて、それじゃあマージャンも一段落ついたし…カルナちゃんの全快祝いでもしようか」

影螺が皆に提案する

紅「賛成〜当然クオさんのおごりね」

紅がエンドに言う

エンド「なんでだ!」

紅に怒鳴るエンド

影螺「一回おごるって約束しただろ?」

エンドに言う影螺

エンド「ぐぅ…」

言葉に詰まるエンド

アディリス「さあ、宴会だ宴会だ〜」

紅「準備準備♪」

紅とアディリスが準備に向かう

カルナ「ほら、にい様も行こうよ〜」

エンドの腕を引っぱるカルナ

エンド「…ふう…まったくやれやれだな…」

溜息をつきながらカルナに連れて行かれるエンド

影螺「ふふ…」

影螺は笑いながら二人を見送った

ふと、影螺は窓から外を見上げた

よく晴れた大空…

紅蓮の里は今日は今日で平和であった…



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