紅蓮の里北、里の外にある森の中にある開けた場所にて

シルフォード「なるほど、ここで戦いあうということなんですね」

この地にはシルフォードが飛ばされていた

千刃「そうです…」

シルフォードをこの地に連れてきた千刃が言う

千刃「貴方方にとってあまりに理不尽な戦いでしょう、ですから痛みを感じ無いように殺してさし上げます」

そういって刀を抜く千刃

シルフォード「ごめんこうむりますね」

剣を抜くシルフォード

そして千刃にむけて走る

『ガキィン!』

シルフォードの剣撃を刀で受け止める千刃

千刃「あの御方のためにも、私は立ち止まることはできないんです」

千刃の顔は悲痛に満ちていた…



紅蓮の里西、里外れにある石柱が木のごとく立ち並ぶ石林…

イザナギ「なんだったんだ、あの黒い光は…」

この地にはイザナギが飛ばされていた

不意にイザナギの耳に呪文の詠唱が聞こえる

反射的に右に動くイザナギ

『ジュオン!』

今さっきまでイザナギの立っていた所を魔力弾が通りすぎる

レイアル「避けましたか…」

レイアルが石柱の影から現れる

イザナギ「てめ〜、汚いまねしやがって…後悔させてやるぞ」

そう言って構えを取る

そして自分の両腕に気を張り巡らせる

レイアル「なるほど、格闘家の方ですか、それなら…」

自分の魔力を両腕に張り巡らすレイアル

レイアル「この方が面白いでしょう?」

そう言って構えを取る

イザナギ「へっ、たしかに面白いな…じゃあ、戦闘開始だ!」

イザナギがレイアルに向かって走る…



紅蓮の里南西、里外れにある荒れ地

紅「あれ?皆どこいった?」

この地には紅が飛ばされていた

紅「皆どこ〜?」

荒れ地を歩き出す紅

ふと、いきなり自分が影に覆われる

後ろを向く紅

そこには身長4メートルほど大男が斧を振りかぶっていた

紅は左に避ける

『ズガァン!』

大男が振り下ろした斧は地面をえぐる

紅「ちょっと!危ないじゃない!一体何者!」

紅が剣を抜きながら言う

アルザイル「我が名はアルザイル、わが主の願いを叶えるため貴様を抹殺する」

そう言って斧を構えるアルザイル

紅「ちょっとマジ?」

剣を構えながら言う紅

アルザイル「覚悟!」

アルザイルは紅に切りかかって行く…



紅蓮の里北西、里の外にある森の中

アリシア「森の方まで飛ばされちゃったか…」

この地にはアリシアが飛ばされていた

アリシア「ここに飛ばされたのは私だけかな?」

カルトゥース「そうです、そして貴方の戦う相手は私ですよ」

カルトゥースが森の影から姿をあらわす

その回りには死霊達が漂っている

アリシア「それは…」

アリシアが死霊達を見て聞く

カルトゥース「ああ、これですか?ちょうど戦争があったらしくて沢山漂ってたんですよ」

カルトゥース「それでちょっと拝借してきたんですよ」

笑いながら答えるカルトゥース

『ガァァァァァァァァァァァ…』

苦しそうな叫び声を挙げる死霊達

アリシア「私、あんたみたいな人嫌いだ…」

そういって呪文を唱え始めるアリシア

カルトゥース「奇遇ですね、私もですよ…正義ずらをしている人を見てると虫唾が走るんです」

呪文を唱えだすカルトゥース

カルトゥース「せいぜい、かわいい悲鳴を聞かせてくださいね」

死霊達が一斉にアリシアに向かって襲いかかる…



紅蓮の里南東、里の外の森の中

そこでは二人の男が向かい合っていた

フェン「ここで戦う…と言うわけか」

向かい合っていた男の一人、フェンが聞いた

テルライブ「そうです、貴方の相手はこの私、テルライブが勤めます」

もう一人の魔術師風の男は名乗った

フェン「ほかの奴らは無事なのか?」

剣を抜きながらたずねるフェン

テルライブ「他の人達も紅蓮の里の近くで戦っているはずですよ」

そう答えて呪文を唱えるテルライブ

フェン「そうか、なら早くかたずけて応援に行くとしよう」

剣を構えるフェン

テルライブ「そう簡単にはいきませんよ」

そう言って呪文を発動させる

『シュゴーーー!』

衝撃波がフェンに向かって飛んでいく

フェン「いいや、行かせてもらう!」

衝撃波を紙一重でかわすフェン

そのまま一気にテルライブに近づく

フェン「うおぉぉぉぉぉ!」

一気に剣を振り下ろすフェン…



紅蓮の里南西、紅が戦っている所よりさらに遠くにある森の中

そこではすでに戦いが始まっていた

サクカ「くそぅ!」

この地に飛ばされたサクカは苦戦していた

斬波「かーははははははは、死ね―!死んじまえ――――!!」

サクカと戦っている剣士、斬波は狂ったように切りかかってくる

『ガキン!』

サクカ「あなたは一体なんなんですか!」

斬波の剣を刀で受け止めながら言うサクカ

斬波「敵だよ敵!てめぇは敵なんだよ!敵はな〜殺さなきゃいけないだろ!」

そういって力をこめてくる斬波

サクカ「何を言っても無駄か…」

サクカは戦う覚悟を決めた

斬波「敵に話しかけてんじゃねーよ!」

斬波がサクカの剣を切り払う

その瞬間、後ろに下が剣を構え直すサクカ

一気に緊張が走る…



紅蓮の里、集会所

美朱麗「あたしはここで戦うわけね」

そこには美朱麗が飛ばされていた

竜鱗「そう言うこと」

目の前にチャイナ姿の女、竜鱗が立っていた

竜鱗「あんたの相手はあたしって訳よ」

そういって構えをとる竜鱗

竜鱗「さあ、ファイトやろうよ」

挑発する竜鱗

美朱麗「他の人達はどこに行ったの?」

冷静に聞く美朱麗

竜鱗「あたしに勝ったら教えてやるよ」

答える竜鱗

美朱麗「なるほど…じゃあ、ちゃんとファイトしてあげる」

そう言って構えをとる美朱麗

美朱麗「けど、後悔しないでよね」

美朱麗は竜鱗に向かって行った…



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