第三話「『魔王』の城・城門」

襲いかかるモンスター

縦切り一閃!

「…ぜぇぜぇ…これで…100匹くらいか?…」

回り一面モンスターの死骸だらけ…

犬や鳥など多種多様なモンスターが死んでいる…

「…はぁはぁ…もういないな…」

どうやらモンスターはかたずけたらしい…

その場で呼吸を整える…

「…城にかなり近づいたからな…」

もうちょっと進めば城だろう

最初の方はかなり楽だったんだが…

「いきなり時間差攻撃に切り換えてきたからな…」

ただの雑魚だと思って油断したな…

まあ、怪我は無いが…

モンスターも襲ってくる気配はもうない…

「さて気を取り直して進むか」

そして俺は城に向けて進み始めた

…………ニ時間後

「でけ〜…」

城に着いた俺が最初に言った言葉がそれだった

むやみやたらとデカイ!

「どうやって入りこむかな?」

城門もしまってるため正面からは入れない

壁伝っていくのも無理っぽい…

「う〜む…」

『悩む必要は無いよ…』

いきなり空から声が聞こえた!

…この場所でこんなことができるのは…

「『魔王』か!」

『ご名答…よくわかったな』

『魔王』はあっさりと正体を明かした

「こんなオリジナリティの無いことされればわかるさ」

皮肉を言ってやった

マジで吟遊詩人の歌ってるサーガみたいな事やりやがってるからな…

『そうか…次から気をつけるとしよう…』

…こいつマジか?

それとも冗談なのか?

「ま、まあいい、それで何で悩まなくて済むんだ?」

気を取り直して言ってみる

『魔王』は意外な答えをかえした

『ああ、そうだった、忘れるとこだったよ…今から城門を開けてやろう…』

…こいつ!

俺をなめてんのか!

「てめえ!俺の目的を知って…」

『君の目的は私を殺す事だろう…?』

言葉に詰まった…

魔王は続ける

『君は始めてのお客さんだからね…それくらいのサービスはしてあげるよ』

「…後悔するぞ」

こいつは俺をなめている…

むかついた!

『私は後悔などしない性質だ…君の力で後悔させてみろ…』

そういうと同時に城門が開いていく…

「…まってろよ」

俺はそう言って城門をくぐって行った…



前へ 戻る 次へ