第五話「決戦」

クオルド「…」

俺は大上段に剣を構える…

クオルド「魔封剣!烈風!」

剣をいっきに振り下ろす

間合いの外から…

ゴォォォォォォォォ

剣先から衝撃波を発生させる!

衝撃波は一直線に『魔王』へ…

魔王「……」

ドゴォォォォォォォォォン

直撃!

クオルド「やったか…」

しかし土煙がなくなった後には…

魔王「…まだ私は倒れていないぞ…」

無傷の『魔王』が立っていた…

クオルド「…ちぃ…」

せめて傷くらいおっててほしいんだけどな…

…強い…

それも半端じゃ無い…

さてどうやって倒すかな…

魔王「今度はこちらから行くぞ…」

『魔王』がそう言うと俺に向かって魔力弾を撃ってくる

反射的に横っ飛びに回避する

かまわず連続で撃ってくる

かわせないいくつかの魔法弾を剣で弾く!

クオルド「!」

魔力弾一つ一つが強力だ…

クオルド(そう長く戦えない!)

意を決して魔力弾を弾きながら一気に突っ込む!

魔王「!」

『魔王』の驚愕した表情が見えた!

クオルド(もらった!)

袈裟切り!

ガキィィィィィィィン

鈍い音がした…

迷わず間合いを遠ざける!

バシュ!

今さっきまで自分のいた場所に魔力弾が叩き込まれていた

俺は自分の剣を見た

半ばからおられている…

剣先は…

…『魔王』の手の中にあった

クオルド「…マジか?」

『魔王』は剣を素手でたたき折ったのだ…

片手だけで…

魔王「…今のは危なかったな…だが、これで決まりかな?」

クオルド「……」

言葉を失った…

こうなりゃ…

クオルド「いや、まだだぜ…」

奥義を使うか…

危険だけど…

魔王「まだ手があるのか…さすがだな…」

クオルド「まあな、けどこれで最後だ…これを防がれたら…俺の負けだ…」

俺は折れた剣を正眼に構える…

構えた剣に魔力を込めていく…

魔王「…なるほどな…」

『魔王』は気づいたようだ

俺のやろうとしていることに…

クオルド(自分の生命力を魔力に変換して相手に叩きつける)

折れた剣先は魔力によって創り直された

クオルド「魔封剣奥義!斬空刃!」

一気に剣を振り下ろす!

それにともない空間が切り裂かれて行く!

『魔王』に向かって…

魔王「……」

『魔王』は両手に黒い靄のような物を集めている…

だが…

クオルド(なんであろうと空間の断裂はふせげん!

『魔王』は右手で空間の断裂を防ごうと手を伸ばす

クオルド(勝った!)

俺は勝利を確信した…



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