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くしゃりと握りつぶした指の先から零れ落ちるもの
ひらひらと
はらはらと
舞い落ちていく
堕ちていく

足下に力なく横たわった
ましろい華の残骸
大切な大切な美しいもの

その様が酷く感情を揺さぶった


どこにもやりはしない
この手の中に大事に閉じ込めて
それが破滅への道だとしても



あいしているよ
だれよりもおまえを

○○○ おまえだけを