ある日、日吉の髪の毛をなんとなく触る忍足。
サラリとした感触、指の隙間を流れ落ちていくようなそれに忍足感激!
 
忍「すごいなぁヒヨ!サラサラやん!気持ちええわ!」
日「気安く触らないで下さい!」
忍「ええやん減るモンやあらへんし〜!何つかっとるん、トリートメント?
俺こんなんくせっけやから、羨ましいわ」
 
楽しげにそして羨ましげに日吉の髪を何度も触る忍足。
そこへ岳人乱入!
 
岳「あー!ずるいぞ日吉!侑士、俺の触れよ!」
忍「もーガックンのは触りあきとるし〜…ちょぉ堅いしなぁ」
岳「ひでー!ひでーよ!ゆーし!」
 
そこで物陰から滝。
 
滝「俺だってこのキューティクルを維持するのには相当苦労してるのに…日吉…なんてこ!」
(ハンケチーフ噛み噛み)
 
 
(ちなみに忍足はくせ毛。岳人はちょっと固め。ジロはふわふわ。跡部は猫ッ毛らしい)
 
 
で、数日後。
 
部活中日吉がコートわきに立っていると、突然後ろから忍足。
 
忍「ヒヨー!ティモテ〜〜〜!!!(※ティモテのCMを知らないお嬢さん方ごめんなさい)」
 
と叫びながら日吉の髪をサラリとすくいあげる。
そのまま1メートルほど離れて大笑い。
しかし、日吉はその時冷静ではなかった。
 
日「…あんたはぁーー!!!!」
 
目が鋭くなり。
そう、それはまるで獲物を狙う鷹のように!
ふだんはおかしな演舞の動きも、こうなると恐ろしい殺法のようにみえるもの。
忍足の背筋に冷たいものが走る。
瞬間、駆け出す忍足。
追う日吉。
 
忍「ぎゃーーーーー!!!ほんのお茶目やんーーーー!!!
ころされるーーーーー!
 
日「!!!!!」
 
テニス部のコート内を追いかけっこ。(両者ともかなり本気)
 
忍足は走る先に相棒の岳人の姿発見!
走りよる。
 
忍「がっくーーーん!たすけてーな!ヒヨに殺されるー!」
日「人聞きの悪いことをいうなーーー!」
忍「ぎゃーーー!」
岳「侑士なんて知らねーよ!俺の髪の毛さんざん馬鹿にしたくせに」
忍「!そんことなら謝るし!
てゆか俺ら将来を約束した仲やろ!?
岳「ツーン」
忍「!!!がっくんのいけずーーーー!」
 
叫び再び走り去る忍足。
追いつく日吉。相手にしない岳人。
 
忍足が次に頼ったのは、鳳。
友人と楽しげに談笑しているところへと駆け寄る。
 
忍「チョター!!!!その背中貸したってぇな!」
鳳「ダメです(即答)」
忍「なんで!なんでやの!?先輩のピンチやで!?」
鳳「この背中は宍戸さん専用ですから!
 
言い切る鳳。
一瞬止まる周囲の人々。
忍足、ぎこちない笑いを浮かべそっと走り去る。
 
 
次に忍足が目指したのは樺地だったのだが。
 
忍「かばちゃーーーーーん!!!!」
跡「…アーン…?(超低音&不機嫌)」
(俺の樺地に何の用があるってんだ?忍足ぃ)そんな跡部の声が聞こえたような気になった忍足。もうエスパーだねっ!
忍「はは、なんでもないわ」
薄ら笑いを浮かべ、走り去る。
 
 
次に忍足が目指したのはベンチで眠っている慈郎のところ。
あいかわらずぐぅぐぅと気持ち良さそうに寝ているその肩を激しくゆする。
 
忍「ジロ!ジロたん!」
慈「んぁ?なーに、オシタリ…(寝ぼけ)」
忍「一生のお願いや!俺と逃げよ!
慈「えっ!?(目が覚める)
それってかけおちだよね!!
忍「へっ!?」
 
突然爛々と目を輝かせた慈郎、忍足の手を掴み返答を待たずに走り出す。
背後にはやはりおってくる日吉。
(このあたりで日吉、もう何故おいかけているのかわからなくなってくる)
(なぜ追いかけるのか?それは逃げれば追いかけたくなるのが本能だからである)
 
やがてコート内での追いかけっこに目ざとく岳人。
 
岳「侑士っ!俺というものがありながらー!
ほんの少し冷たくされたぐらいでっ!!ゆるさないぜ!!」
 
と追いかけっこに参戦。
 
 
わーわーとレギュラーと準レギュラーをまじえたしっちゃかめっちゃか状態。
そのままフェードアウト。
 
 
 
 
 
 
場面と時間がいつのまにか怒涛のように過ぎ去って。
夕日の見えるどこかの丘の上。
レギュラー&準レギュラーメンバーが全員で榊(43)を胴上げ。
 
「わっしょーい!わっしょーい!」
「氷帝バンザイ!監督バンザイ!」
「勝つのは氷帝!勝つのは氷帝!!」
「うむ、青春!」
 
わーわーわーわーわー!
 
 
もちろん混ざっていた日吉、はっと気づく。
 
日「…何をやっているんだ…!?」
 
 
 
誰も答えを知らない疑問だった。
 
 
 
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
 
nagiさんとしてた話。
(というか気づいたらわたしの妄想一人暴走状態…ごめんね?)
 
こんな感じの氷帝が好きです。
(目茶目茶じゃん!)
だれかこれ、漫画にしてください。(おいおい)