23.人狩りの宴



貴族服 PCが使える染め桶では出すことができない微妙な色合いを持った、貴族が着ている服。手に入れるには、貴族を殺し、着ている服を剥ぐしかない。
貴族狩り ところどころで「○○へ連れてってくれ」と言っている貴族をエスコートするふりをして途中で惨殺し、金品を奪う行為。貴族は時に1kを超えるお金や、貴重な貴族服を持っているので、これを狙う冒険者は数多い。ただ、これをやればカルマは相当下がるし、貴族も護衛を呼んで対抗してくるので、相応の覚悟は必要になる。





九月七日



夏も終わり、日に日にあの猛暑が信じられないほどに過ごしやすくなってきた。

もう、自室の、古すぎてまったく手加減のできないクーラーを全開にしながらUOをし、キーボードがまともに叩けなくなるほど四肢を冷え切らせることも、もうあるまい(←すんなよ)。





しかし、夏はまだ死にきってはいなかった。





「俺にはまだやりたいことがあるんだああ!!」





と断末魔の叫びを振り絞るかのように、夏は最後の置き土産をばら撒いていったのだ。







そう。





電波である。







今日は、そんな夏の電波を運悪く受信してしまった男の、哀れな末路についてページを割いてみよう。











いつもの通り、BOLTがブリ銀あたりをフラフラしていると、MajoponさんとMIHOMIHOさんに出くわした。

しばらく談笑していると、Majoponさんが貴族服を見せてくれるという。



場所を元祖MAHO堂に移す。家の中には元祖MAHO堂ギルメンはいなかったので、期せずしてMAHO陣営による本拠地占拠状態。

てなわけで、敵地の真ん中で貴族服品評会と相成った。



部屋の中央に置かれたバックパック。その中には、色とりどりのドレスやマント、たすきwが並べられていた。さすがは貴族着用の服。どれも、非常に落ち着いたイイ色をしている。



……つまり、それだけの数の貴族が散っていったということか!



とりあえず黙祷しつつも物色。



ためしに着てみたのがコレ。

女装



「ボルトくん胸があるわw」

と、なぜかMIHOMIHOさんにウケる。

まあ、ドレスはいいとして、マントとたすきをいくつか頂き、早速装着。シックなBOLT誕生である。











鎧が金な時点で悪趣味確定ではあるが。













その後、元祖MAHO堂ギルメンのMOMOさんと合流し、勢いで貴族狩りに行くことになった。



貴族狩り……。

エスコートしてくれるものと信じてついてきてくれる貴族を惨殺し、金品を巻き上げる行為である。



本来BOLTは紳士であり、そんな誘いは断固断るはずなのだが、そのときはなぜか首を縦に振ってしまった。





今考えてみれば、すでに夏の電波は影響を及ぼしていたのだ。





じわじわと、しかし、確実に。









やってきましたコーブの町。ここでカモとなる貴族を探すのである。

早速貴族発見。

さあMIHOMIHOさん、こいつでいかがでしょう?



あっさり却下。



しかしこの貴族も、「おやじくさい」という理由で命拾いしたとは思うまい。







結局、ちょっと色黒のお姉さん貴族をエスコート。



極悪集団ですか我々!?





そして、墓場に貴族を連れ出して惨殺……。



後悔するBOLT。





しかし無情にも、強盗団は次の獲物を探しに町へ戻った。

そして見つかる哀れな小羊。淡いブルーのマントが美しい女性貴族である。



Majoponさん……あんた……。



でもきっちり乗るBOLT。





電波はかなり深刻な影響を及ぼしているようだ。







しかし。



夏の電波の力はこんなものではなかった。











二人目の貴族を屠った後、BOLTの中で何かが音を立てて切れた。

夏の電波が、認識を侵略してきたのだ!







何かをやらかすBOLT。



しっかり目撃される。



必死で弁解する。

何しろ電波によるものなので、BOLTにも身に覚えがないのである。(←?)



なんとか誤解(?)を解こうとするが、



Majoponさんのあまりにベタなオチにて終結。





失意のBOLT。



ちょうど日が暮れるあたり、オリジンも夏の手先ではないかとさえ勘ぐられる。











ちくしょう、もう電波になんか負けないからなあっっ!!

これからは紳士の道を
でんぱでんぱでんぱ(ぷつん)













カニバリズム!?







完全犯罪!?







にんじん泥棒!?










はっ、俺はいったい!?(覚醒)







皆さん! ボクは何もしてませんよねえっ!!??



生き証人!?



分かってください! 誤解なんです!



ベタだっつってんでしょうがあああああっ!!(でも大ダメージ)  









うううう、みんな信じてよう……。僕はあんなことしたかったわけじゃ……



キシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッッ!!!!!!(壊)



シャゲエエエエエエエ!!

キアアアアアアアアアアッッ!!

ショギェエエエアアアアアッッッ!!