39.眼前の悪夢





1月某日



今日はkasuminさんと一緒にヒスロス探検。

一人で来た時には地下一階のヘルハウンドに追い返されたものだったが、戦士二人が徒党を組めば、ガーゴイルの群れとて何のその。向かうところ敵無しの快進撃!



しかし。そんな我々も、巨大な壁の存在は承知していた。



そう。クロ黒閣下である。

ヒスロスの地下三階に下りてしばらく進んだところ。無数のガーゴイルを従えて一人、彼はいた。そして、我ら二人を目にした途端、非力な生贄を屠らんと歩を進めてきたのだ。二人がすぐに上階へと逃げ帰ったことは言うまでも無い。


かの強大な破壊力を前に、人間の戦士二人で何ができようか? 世の中には黒閣下と一人で戦い抜き勝利するツワモノもいるという話だが、われら(特にBOLT)にそこまでの技術と経験は無い。


だが、恐怖と裏腹に、二人の好奇心ははやるばかりだった。
もう一度黒閣下を見たい。あわよくば、自分の力がどこまで通じるのか確かめたい。


自らの実力と、黒閣下の破壊力とを天秤にかけた末の、ギリギリの選択。

かくしてここに、『黒閣下と一緒にツーショット写真を撮ろう♪』計画が発動したのだった。









一番手はkasuminさん。一人階下に下り、見事生還。黒閣下とのかけがえの無い思い出を作ることに成功した。



次はBOLTの番。

この時BOLTは、綿密な計画を立てていた。

いかに黒閣下といえども、一撃で黄金聖衣を着たBOLTを屠ることは不可能だ。一度高速ですれ違うだけならば、まず死ぬことはあるまい。

問題は、階段を下りてすぐの所にいるガーゴイルたちである。目視しただけで三体はいた。彼らに余計なダメージを食らえば、黒閣下の前にたどり着く頃にはちょうど食べ頃になってしまっているだろう。

ならば、まず最初にガーゴイルたちを扇動して脅威を減らし、黄色ポーションを飲んでHPを回復してから行けばいい。奥の部屋にいる黒閣下の前で回復が終わるよう、包帯巻きの時間を調節すれば完璧だろう。黒閣下と一撃を交わした後は、第二撃を受ける前に、インビジの魔法がこもったマントを装着して姿を消せばいい。

成功の鍵は、全ての手順をこなすスピードにかかっている。







いざ! 階下へ!

階段を下りたところに固まっているガーゴイルたち。



そして。





目の前に黒閣下。





・・・え?



ただいま〜(泣)



どうして階段の途中で引き返さなかったのか、そればかりが悔やまれる一戦であった。











全ての装備を放棄せざるを得なかったBOLT。やむなく2Pカラー(ノーマルのプレートメイル)に着替えてMAHO堂へと帰ると、そこにはdomonさんとギルマスDOREMIさんがいた。

BOLT「飲まなきゃやってらんねーや」

久々の装備ロストに荒れるBOLT。DOREMIさんが欠かさず携帯している酒を頂戴して早速のんだくれる。

kasuminさんもまた、死地から生還した開放感からか、酒を一気にあおり始めた。

そしてこの時、kasuminさんの酔いも一気に回り始めたのである。




キス魔kasumin覚醒!



騒然となる場内。




DOREMIさんにもキスの嵐! 見さかい一切無し!









程なく、意識を取り戻すkasuminさん。



「パンツ脱いでたよw」



偽記憶を植付けにかかるギルマスDOREMIさんに、悪魔の影が見えた気がしたのは錯覚か?









そういや前も瞬殺されたっけ

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今度はタイマンで殺ってやるー!(大風呂敷)