45.魔性の子





6月某日



やっとこさネット環境が整い、UOにもぐれるようになった。

その祝いとばかりに、早速狩りに誘ってくれたのは、MAHO堂ギルメンのハナちゃんことprincess hanaさん。

久々の再開に喜んだBOLTは、勇んでMAHO堂へとリコールした。

そしてBOLTが最初に目にしたものは、



ぼっ。



BOLT自らを包み込んだ地獄の業火だった。



復帰後第一号のスクリーンショットがこれ(泣)



BOLTの出現と同時に複数のFSを叩き込んできたハナちゃん。明らかに「殺るため」に誘いをかけてきたとしか思えぬ。

まったく、ひどい女である。

それを口に出すと、ハナちゃんは「それは違う」と即座に否定してきた。





「ひどい」というのは否定しないのか・・・。









それはともかく。

せっかくの狩りである。つまらぬことで腹を立てていては十分に楽しめまい。

さっきのは子供の軽いいたずら人死に出てるがと水に流し、早速出発することとする。







「とりあえず小手調べに」とハナちゃんが開いてくれたゲートの先は。



古代竜目の前。

あまりの事態に逃げ回るBOLTだったが、古代竜は目の前で動くものを優先してターゲットしてくるのだった。

BOLT、ネギ搭載カモと化す。



偶然通りかかった方に援護していただき、何とか死なずに済んだものの、その方に「命が惜しければ動かない方がいいですよ」といわれ、ちょっと意気消沈。



こら。







次の移動先は、デーモンテンプル。デーモンとドラゴンの跋扈する、かつての聖地である。

デーモンもドラゴンも強敵ではあるが、古代竜と比べればよほど組しやすい相手。油断さえしなければ、生き残るのは難しいことではない。



余裕を見せるBOLT。

事実、BOLTはドラゴンやデーモンが襲いくる中を縦横に駆け回り、時に扇動を使い、時にウォーハンマーを振るって八面六臂の活躍を見せた。

ハナちゃんも珍しく、「いけー、やっちゃえー」などと応援の声を飛ばしてくれる。



ドラの応援かよ!?









どうもハナちゃんは、デーモンテンプルではBOLTがなかなか死なないのが気に食わなかったらしい。こっちの都合の聞かずに新たなゲートを開いた。

行き先は、氷に閉ざされた酷寒のアイスダンジョン。



ハナちゃん防寒着着用。用意のいいことである。

残念ながら、BOLTに防寒着の用意は無い。凍てつく冷気にさらされるたび、プレートメイルに皮膚が貼りついていくようである。

う、想像したらなんか痛くなってきた。

ハナちゃん、予備のローブがあったら貸してくれない?



冷。

アイスダンジョンの中など、彼女の冷たさに比べればと小春の園であると悟ったBOLTであった。









襲いくる雪エレや氷エレ、そしてラットマンなどの数に辟易しながらも、何とかアイスダンジョンを突破。

とりあえず外の雪原で一息つく。 と、その時ハナちゃんが、ちょっと席をはずすと言い出した。



お土産? 何を置いていってくれるのだろうか?

そうか。ハナちゃんの援護が無いうちにモンスターに襲われては危ないと、BOLTにインビジの魔法をかけていってくれるのだろう。

でもハナちゃん、BOLTなら一人でも大丈夫ですよ?



BSかよ!!



以前より弱体化したとはいえ、BSの攻撃力はまさに脅威である。足を止めて殴り合っては万一にも勝ち目は無い。だが、BSの恐ろしさはその攻撃速度ゆえ。いったん距離をとってヒット&アウェイを繰り返せば、決して恐ろしい相手ではない。

画面下方向に馬を走らせるBOLT。たちまちBSの姿が遠くなる。



あ、雪エレ二匹と雪トロルがこっちを見ている・・・。



雪エレ&雪トロル参戦!


状況悪化!! 



と、そこにハナちゃんが戻ってきた。

早速援護のために魔法を飛ばしてくれるハナちゃん。ファイアフィールドの魔法が、雪エレたちを焼き払っていく。



俺も燃えてるよハナチャンッ!!



共に!?









一通り雪原を焼き払ったハナちゃん。放火にも飽きたのか、次なるゲートを開いた。

蜘蛛城地下。



蜘蛛人間テラザン族の巣窟であるが、その闇の奥で他の影が蠢いていた。

そう。蜘蛛城地下にいるのはテラザン族だけではない。テラザン族と戦争状態にある蛇人間、オフィディアンが侵攻しており、モンスター同士の激戦が繰り広げられているのだ。

ハナちゃんは、その中をひょいひょいと巧みに走り回っていく。

あっちでテラザン族にちょっかいを出し、こっちでオフィディアン族を挑発。

そして。



両族激突!



ハナちゃん高見の見物!

凶悪なテラザンとオフィディアンを手玉に取るそのさまは、まさしく魔女の禍々しさである。



無責任に煽るハナちゃん。



矛先をこっちに向けさせるのはやめてください!











さまざまな場所での激戦を潜り抜け、やっとこさブリテインへと帰還した二人。



今回の狩りを振り返ってみて思うことといえば・・・



躾って大事だよね・・・。



しかし、ハナちゃんには異論があるらしい。







つまり、BOLTにも責任が・・・?

お母様はそんな子に育てた覚えはありませんよマサオちゃん!(マサオちゃん・・・?)



ハナちゃん「・・・(怒)」

マサオちゃん呼ばわりがそんなに気に障ったのか、立て続けにBOLTに魔法を叩き込んでくるハナちゃん。BOLTが逃げても、しつこく追いすがってきた。



宿屋の親父に助けを求めるBOLT。

オヤジさん黙殺。大都会ブリテインの人々は、どうも情に薄いところがあるらしい。







瀕死の状態まで追い込まれたBOLTだったが、ギリギリのところでハナちゃんは攻撃の手を止め、リコールでどこかへ去っていった。

嵐は去ったのだ。







ほっと気が抜けたBOLTは包帯での回復もせず、とりあえずリコールのスクロールを補充すべくMAHO堂へと飛んだ。

そこでBOLTを出迎えたのは、

またもハナちゃん製BS。

我が目を疑う間も有らばこそ。



(血涙)



新たな脅威、ハナちゃん。

その底は、いまだ見えない。










まさしく魔女の子。

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これで設定上二歳児というんだから・・・