48.豹変!





8月20日



今日も今日とてMAHO堂。

またBOLTを焼こうとするハナちゃんが待ち構えているのが分かっていても、足を運んでしまうのが我ながら不思議である。

しかし、その日MAHO堂で待ち構えていたのは、BOLTが予想だにしなかった驚愕の事実だったのだ。





店の中にいたのは、Demotoman Killerさんとハナちゃん。

しかし、どうもDemotoman Killerさんの様子がおかしい。その表情は、まるで卵を割ったら中からジャイアント馬場が出てきたかのような、驚きと困惑とに満ちていた。



いったい何があったんですか?



!?



はっはっは。まさかそんなわけがない。

その傍若無人っぷり(ひでえ)をMAHO堂に轟かせているハナちゃんのこと。彼女が丁寧語を使っているところなど、想像さえできない。





!!??



(呆然。)



(忘我。)



わかった! 偽者だな! なりはハナちゃんと同じでも、その正体は深窓の令嬢、城ヶ崎薫子さんに違いない!(←誰だよ)



何・・・? そうじゃない・・・? やっぱり本人・・・?





天変地異級の事件です!!









無論、ハナちゃんのこの態度は二人だけに向けられたものではなかった。母親であるDOREMIさんに対しても、







引くDOREMIさん。

母の愛を持ってしても、この違和感はぬぐえないらしい。

それはそうだろう。これまで自分を呼び捨て同然にしていた我が子が、いきなり一休さんのごとく「母上様〜、お元気で〜す〜か〜♪」などと言い出したのである。喜ぶより先に、そのままエクソシストの元に送り込みたくなっても決しておかしくはない。



本気で心配するDemotoman Killerさん。

脳に何か湧いたのではないかと勘繰っているようだ。

無理もない。






そして、ハナちゃんの態度はBOLTに対しても変わらなかった。







BOLT様!?



BOLT様・・・。



BOLT様・・・・・・。



拒否反応。

ハナちゃん! ハナちゃん! いったいどうしてしまったんだ!?



絶対違うよ!!









MAHO堂での歓談も一段落。
時間もまだ早かったので、BOLTとハナちゃんとでシェイムB3へ狩りに向かうことになった。

DOREMIさんとDemotoman Killerさんは、所用があるらしく同行できない。

あのう・・・このハナちゃんと二人っきりってのはちと怖いんですけど・・・。

BOLTのそんな思惑を完全に無視し、ゲートを開くハナちゃん。

BOLTを見送るDOREMIさん&Demotoman Killerさんのまなざしが、不自然なまでに優しく見えたのは気のせいだったろうか・・・?









やってきましたシェイムB3。

最初は目の前の土エレよりも後ろのハナちゃんに怯えていたBOLTだったが、狩り場での働きはいつもどおりのハナちゃんであった。とりあえず一安心する。

と、そこで合流したのがKenaさん。

これは心強い味方が増えた、と喜んだBOLTであったが、Kenaさんの一言が再び暗雲を呼び込んだ。

Kenaさん「ごめんBOLT君。先に謝っとくね」



何をする気ですか!?

放火予告!?



指定範囲内にいる者全員を炎に包むFire Horn。しかし、逆に言えば場所の指定に気をつけさえすれば、巻き添えの被害は防げるはずである。

Kenaさん、ちょっと気をつけてくれれば大丈夫ですよ?



この人・・・やる気だ・・・。









そんなKenaさんも、ハナちゃんの豹変ぶりは気になったらしい。



Kenaさん率直すぎ。







調教!?



あのお転婆ハナちゃんをここまで変えてしまったMajoponさん&Majopi−さんの調教・・・。いったい、どんなものだったのか・・・?











幽霊にまで!?









シェイムでの狩りも終わり、MAHO堂へ帰ってきた三人。

そこでも、話題はハナちゃんの変化についてに終始した。

この日は一貫して丁寧な物腰で話すハナちゃんに、どうにも違和感を拭い去れないBOLT。

こんなことであれば、以前のままのハナちゃんでも良かったのかもしれない。



ハナちゃん「前のままだと・・・」





・・・今のままでいいな。うん。





まあ、ハナちゃんがおしとやかになってくれたのであれば、BOLTがこうむる被害も飛躍的に少なくなることであろう。

多少の違和感にさえ慣れれば、BOLTのUOライフもより快適なものになるはずだ。

また「BOLT様」と呼んでもらうのも悪くないかもしれない。

さあハナちゃん、もっかいBOLT様と呼んでみ?







ん?



ど、どうしたハナちゃん!?



ボル公!?



限界は近いと見た。(泣)









人は変われるのです。

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でもそれを維持するのは・・・