ずいっと
差し出された
小さな蜂
どっかに植えるの?
これ?…何?
ホトトギス…
彼女はぽつりと言った
彼女は
同じ園芸部で
同じ学年で
家が隣で
幼稚園から一緒で
あまり話はしない
先生に植えろって
言われたのかい?
学校のどこに植えようか。
違う…
……違うって…?
花言葉…
そういって
彼女はもう5時だからと
いつものように帰る用意をして
じゃぁ。
と言ってそれきりで
昨日と同じように
いつものように部屋を
出て行った
……そうか、、
そういえば今日は
俺の誕生日だっけ?
自分でも
忙しすぎて
忘れていたっけ…
彼女からの
始めての
奇妙でもある
僕への
プレゼント
それは
遠回しであった
PS.
ホトトギス
花言葉・永遠にあなたのもの