Episode2 邂逅



「ふざけるな!それが通ると思っているのか!!」
「あなたがたは、われわれと戦う義務があります」
ジョウイ皇王たちが、無事に脱出できるまで、時間稼ぎをする必要があった。
クルガンとシードは、同盟の精鋭6人を睨み付ける。
前衛には同盟軍リーダーと、トラン建国の英雄、同盟軍リーダーと同じ年頃の少年。
そして、ゲオルグ・プライム。
後衛はリィナ・ルック・ニナであった。
互いの殺気が交差する、その刹那…絹を引き裂くような悲鳴が上がった。
「きゃーっ!!」
「???」
「すごいっ! 凄過ぎーっ! 生シード! 生クルガン!近くで見ると凄い迫力のかっこよさじゃないっ。ここまで駄々こねてついてきたかいあったわーっ!やっぱり運命の出会いが待っていたわーっ!」
黄色い声の持ち主は、ニナ。そう、異国の美青年に滅法弱いニナであった。
リーダーたちが制止をするより早く、ニナは真っ先にシードに駆け寄った。
「うっわー。シードさんってやっぱり素敵!ホントに軍人さんなのぉ? カッコいいいいいーっ! こんなに近くで見れて…うわ、綺麗な顔!細い腰!すごいセクシーなんですけどぉ」
真っ赤な顔をして固まっているシードである。
「あ、クルガンさんも、いつも戦争イベントの時、遠目でしか見れなくってぇ…気になってたんですけど、 こーんな近くで見れてシアワセーー。彫りが深くてめちゃくちゃハンサムですよねええ。渋いーっ。あああ、どっちにしようか迷っちゃう!」
クルガンは無表情のまま、剣を収め、紋章の発動を中止した。
最終パーティにニナを参加させると特別なエンディングになるという裏技、貴女はご存知だろうか?


−おしまい−





koh mirimo






知ってる人も多い有名な裏技ですよね?…え、違う?
でもさー、あんないい男が目の前に二人いて戦える?同盟女性メンバーてばさ。
おそるべし、ニナ。素直な君に乾杯。で、フリックは、どうすんのさー?




−おまけ−
「なぁクルガン、あいつ戦争イベントって言ってたよな?」
「ああ、確かに」
「戦争って俺らにとっちゃ、ハイランドの為に生死をかけた戦いだよな? けどあいつにとっちゃ単なるイベントだったのか?」
「そのようだな。ハイランド軍いい男チェックイベントとでも言うべきか」
「そっかー。クルガンはともかく、俺ってばいい男だからなあー。仕方ないかぁー…」
「………シード、自覚があるようだな。ならば俺に押し倒されても仕方ないな。」
「どうしてそうなるんだよ?!」
「それから、クルガンはともかくとは聞き捨てならないな。」
「くっ…くそっ!はなせーっ! クルガン…あ!・・…んんんっ、・…ぁぁぁぁ」(以下続く)