見ているだけだった。 その姿を、いつの頃からか視線で追いかけていた。 こんなこと言うと気障な彼奴みたいだとか言われそうなものだけど、 この世の何よりも美しいと思ったんだ。 きっともう貴方程美しいと思うことはない。 きっとない、はず、 ………だった。 なのに、 君はあらわれた。 やはり美しい姿で。 あの美しさとは違う方向に、けれど同じくらいに。 君が悪いんだ。 僕に微笑んだりするから。 無防備な笑顔を同じ視線で投げかけたりするから。 だから。 僕を堕としたのは、君なんだ。 * corruption * 「……レイヤ…?」 少女の隣で、優しい声が聞こえた。 同じくらいの年とは思えないように大人っぽいそれ。 そこでようやく、自分がボーっとしていたことに気付く。 「あ、え…?ハイ…」 何を考えていたのだろう。 思い出したりさえ出来ないほど、些細なことだったということか。 「どしたの?最近そーゆーの多いみたいだけど」 少し尖った風、それと共に触れる暖かい息。 もうこんなに寒くなっていたのだ。 「なんでも…ナイですよ?」 玲也はニコリと笑った。 いつの間にかへばりついていた癖。 何も聞かないでと、その笑顔は語っている。 さっき、何を考えていたのか。 思い出せないわけではない。 ……のことを考えていた。 けれど、認めてはいけないこと。 「………」 「………」 公園のベンチ。 玲也の感じる微妙な居心地の悪さは、この冷たい空気の肌触りの為だけなのだろうか。 ロキは、何も聞かない。 聞こうとはしない。 それが彼なりの優しさなのだということを、玲也はわかっている。 現に、もしもここで深く追求されたところで、少女は何を言う術もないのは 明確になりすぎた事実である。 でも、もう少しだけでもいいからきいてほしかったかもしれない。 …………。 ふと思い出した。 ロキは、こんなヒトだっただろうか。 玲也がこのように思っていることを、分かれないヒトだっただろうか。 否、彼は分かっているはずだ。 感じ取ってしまっているはずだ、少女のこの微妙な感情を。 なのに。 どうして彼は何も言わないのか。 どうして。 「……レイヤ、もう帰らないといけないです。見野さんが待ってますから」 玲也が時計も見ないでそう言ったのを、ロキは笑顔で聞いた。 「うん、そーだね。ボクもそろそろ帰ったほうがいいかな、闇野クンが待ってるし」 そこで会話は途切れた。 ゆっくりと立ち上がるロキを後目に、玲也は逃げるように行ってしまう。 タッタッタッタッタッタ…… 不自然なくらいに規則正しいそれは、ロキの鼓動と寸分の狂いもなく重なった。 その音が聞こえなくなったとき、ロキはもう一度ベンチに腰を下ろした。 いや、力無く崩れそうになったところでたまたまベンチがあったというだけか。 「聞ける余裕なんて、あるわけないよ……。レイヤが何考えてんのか わかっちゃってるってゆーのに」 もう分かる。 彼が自分をつけているとき、背中を貫通して感じるものすごい視線。 「出てきていいデスよ。和実さん」 すました言葉に呆れはあれど恐怖やら憎悪やらは感じられない。 「そんなこと言ってくれるなんて、なんかあった?」 幽霊みたいな人だ。 呼んだ瞬間、どこからともなくふっと現れる。 「見てたの、知ってるです」 隣でにこにこ笑っている彼を横目にも見ず、少女は言った。 視線はどちらかと言えば公園のフェンスに向かっている。 結構大きな公園で、グランドではどこかの野球部らしき帽子がいくつも見えた。 「怒らないでよ」 「怒ってないです」 「怒ってるよ?」 「怒ってないですっ」 だいぶ、慣れた頃だ。 こんな不毛な会話。 ロキと居てできただろうか。 「ねぇ、ロキのどこがいーのかなぁ?」 和実は玲也の顔をのぞき込むのをやめた。 「……優しい……トコロ、ですかねぇ……?」 その問いに、少女は疑問口調で返す。 「………ドコが?」 和実のトーンが微妙に変わったことを、玲也は気付かない。 にこりと笑って嬉しそうに顔を上げる。 そういえば、初めてだ。 和実がロキのことを聞くなんて。 「いっつも優しいですよvあったかいんです、ロキさま」 そう言ってはじめて、玲也は和実がついて歩いてきていないのを知った。 ぱっと後ろを振り返るその様にも幸せそうな笑顔は消えない。 しかしそこで、ハっと思う。 冷たい空気は、季節のせいだけではなかった。 「レイヤちゃん、ごめんね。もうガマンできない」 「え……?」 それは風のように早く。 ガシャンと音をたてレイヤがフェンスに倒れかかるとほぼ同時に、その行為は為された。 少女の唇に、かつて無い感覚が走る。 荒々しい、いつもの和実からは想像もつかないそれ。 「んん……!!!」 そして流れ込んでくる。 熱い寂しさ。 「誰にも渡さない。どこにも行かないで。レイヤちゃんはぼくだけのモノだからね」 唇を解放すると、ケホケホとむせる玲也の腕を強引に引っ張り和実は走り出した。 気が付けばそこは、壊れかかった暗い屋敷。 このご町内にこんな建物もあったのか、ふと玲也はそう思う。 「レイヤちゃん、今日からここが僕らの家だよv」 そう言って和実はドアを押し開いた。 毎週塾に通っている極々普通な小学生の口からこんな言葉が飛び出すなんて、 世も変わったものだ。 「和実さん、ヘン、です………」 思ったよりも小ぎれいなその屋敷に足を踏み入れることなく、少女は俯きがちに呟いた。 しかし和実は笑顔を崩すことはない。 「レイヤちゃんがそうさせてるんだけどなぁ」 ただ、言葉は玲也の問いへある程度肯定の意を伝える。 「レイヤ、もう帰らないと―――キャッ」 バタン 「行かせないよ。…ううん、帰さない」 一瞬のことだった。 屋敷に背を向けようとする玲也の腕を見た目では想像もつかない程の力で引き寄せドアを閉めて、両手の自由を片手で奪う。 そしてその目は、片方だけだというのに――いや、だからこそというべきかもしれないが――少女へ異常なまでの威圧を与えた。 何も言えず、ただ震える玲也。 恐怖に歪む青ざめた顔は和実をこの上ない悦楽へと導くらしく、唇がきれいに弧を描いている。 「大好きだなぁ、その顔v」 柔らかい微笑は、時として卑しさを垣間見せるようで。 「ね、ケーキ買ってきたよv今日はお祝いだからね」 嫌な笑顔だ。 ぱっと見たところは普通の笑顔に相違ないのだが、少しでも見る目のある人が見れば、 それこそ毛虫でも見るように顔を顰め気分を害すことだろう。 何とも表現しがたい。 敢えて言うなら、『歪んだ満足』。 「ヘンです……。和実さん、壊れてるです………」 そこにあったのは、右足に鎖で鉛玉を繋がれた少女。 その身は酷く衰弱しており、ほんの先ほどまで公園にいたという事実が信じられない。 床の上にぺたんと座り込んだまま、玲也は和実を見ることなく呟いた。 「そんなことないよv鎖だってすぐはずしたげるし」 その言葉は裏切られることなく、玲也の右足は和実の手によって鎖から解放される。 「ありがとうです…」 和実は少し不思議そうな顔をして、そして吹き出した。 「あはは〜、鎖に繋いだのぼくなのになんでお礼なんか言ってんの?」 確かにそうである。 こういう点で、やはり玲也は『ええトコのお嬢様』ということなのだろうか。 少女も何故かにこっと笑った。 目の前の人が笑っている場合におこる条件反射みたいなものである。 「お風呂でも入ってくる?着替えとかは用意しといたから。ぼくはケーキ準備するね」 「ハイです〜♪」 和実の指さした方向へちょこちょこと小走りで行く玲也を見送りながら、彼は思った。 なんというか、現金な少女だ。 さっきまであんなに怯えたような顔をしていたというのに、急に元気になって。 鎖をはずしてもらったのがそんなに嬉しかったというのか。 それとも他になにか……。 いろいろ不思議な少女だが、和実はとりあえず食事の支度に取りかかった。 この時まで。 この時までだった。 後戻りが可能だった中間地点を、誰しも気付かぬ間にボートは流れる。 そしてそれは向かうのだ。 『corruption』 地獄とも極楽ともつかぬ、世の果て。 たとえ神は赦さなくとも、 ただ己が快楽を得んと。 闇の中に、蝋燭の灯が赤々と灯る。 何も書かれていないホワイトチョコレートのプレート。 それを守るようにいちごが囲み、その姿はまさに典型的なバースディケーキだった。 「ふあ〜v」 フリフリなパジャマに身を包み風呂からあがってきた玲也は、その様子にため息をもらす。 「チョコのプレートんとこに何て書いてもらおうか迷ったんだけどね、まー何にもなくても いいかなーって」 確かに『和実くん&玲也ちゃん同棲開始記念』なんて書いてもらえないわけで。 「で、さぁ」 和実は、笑った。 ―――…………!!!!!!! 瞬間。 玲也は、凍った。 和実は笑っている。 さも優しそうな笑顔で。 しかし少女は見た。 その奥にある、吐き気のするような狂った嗤い。 ―――助けて…くだサイ…… 「今、何考えてんのかなぁ?」 「い……や………っっ」 蛍光灯が消されてあるため、和実の口だけしか見えない。 なのに、感じるのだ。 あの狂気に犯されたあの瞳を。 そしてそれが今、自分をその視線で貫いているということを。 ―――助けて…………っっっ 「誰のこと、考えてんのかなぁ?」 玲也は恐怖で目を見開いたまま、瞬きさえできない。 「レイヤは……、レイヤは―――っ」 ―――助けて下サイ……、ロ……っっっ 「やっぱ言わないで」 言うが早いか、言葉を塞ぐ和実の唇。 なんて酷いキス。 冷たい独占欲が溢れ出してくるような。 この人はただ、欲している。 玲也の存在を、欲している。 流れ込む声を敢えて文字にするなら。 『裏切らないで』 聞こえてくるようだ。 和実の声が。 こんな儚さ、感じたことがない。 恐ろしいくらいに純粋な欲求。 次第に玲也の心は落ち着いてきていた。 こんなにも自分を必要とする人がいるなんて。 だけど。 ――レイヤが好きなのは、ロキさまです………。 「目の前に居るのぼくなのに、こっちちゃんと見てよ」 貪欲なキスを終えて、和実はじっと玲也の目を見つめた。 優しい瞳。 何もかもを包み込んで、そして、無にでもしてしまいそうな。 グッと歯を噛みしめる。 玲也は何も言わない。 「イライラしてくる。ぼくのことだけ見られない目なんて、要らないよね」 だんだんと声が荒げられた、と思った刹那。 グサ 「そう、目なんて、要らないよね」 グサ ケーキを切るために用意されていたはずのナイフは、思わぬ仕事を任された。 「………」 少女の目から溢れ出るのは、血の涙。 いや、目と呼んでいいものか。 刃に貫かれた眼球は既に役をなさない。 「イタイ?」 深紅のナイフを投げ捨て、和実は尋ねた。 顔にはまだ微妙に笑みが残されている。 しかし、玲也は口を開かない。 「イタイ?」 彼はまた同じことを尋ねた。 すっと笑いが消える。 何も被らぬ素顔が現れた瞬間。 やはり玲也は口を開こうとしなかった。 和実は床にぺたんと座っている少女の湿った黒髪を束にして左手でグイと引っ張り上げる。 「イタイ?ってきいてるだろ!?!?」 紅い涙がまた溢れた。 けれどきっとこれは玲也の気持ちではなく、単なる物理的な必然。 荒い和実の言葉とともに、彼の表情は怒りに満ちる。 しかし玲也は頑として何一つ言おうとしない。 「答えろよっっっっ!!!!」 今度は空いた右手で頬に平手打ちをかます。 だんだんとかすれはじめる声。 それでも玲也は口を閉じたまま。 もう一度殴る。 しかしそれは変わらない。 「なんで……、なんで……………っっっ」 とうとう力無く髪をふりはなし、自分もぺたんと床に落ちる。 目の前にずっとあった事実をまた見つめて。 蝋燭の火に照らされる玲也の顔。 「なんで笑ってんだよレイヤちゃんは………っ!」 目はもう無かった。 紅い液体が流れるばかりだ。 しかし、唇は。 優しく、それはそれは優しく、弧を描いていた。 ただの少女なんかじゃない。 ただの女神なんかじゃない。 それはフレイヤであり、玲也であり。 嗚呼、何度想ったことだろう。 何度この存在を欲したことだろう。 別に和実は玲也の瞳が妬ましかったのではない。 別に和実は玲也の自由を奪いたかったのではない。 ただ、ただ、ただ。 真っ赤になったパジャマに、和実は倒れ込んだ。 「なんで……、なんで笑えるんだよ………」 そこで初めて、玲也は口を開いた。 優しく和実の髪を撫でながら、小さな子どもをなだめるように。 「レイヤは、ここに居るですよ」 「…………」 「レイヤは、ここに居ます」 「………………」 ふいに、和実がうなずいたような気がした。 玲也は小さな声で言う。 「レイヤはあなたを愛せません。だけど、レイヤはあなたを憎めません」 「………」 和実が気を失っているだろうことは、既に分かっていた。 けれどもし、せめて彼を夢の中で癒すことができるなら。 目の前の人が優しく笑ったとき、玲也は至福の気持ちを得る。 鎖を外された後機嫌が良くなったのは、決して自由をとった喜びなどではない。 その時、ふっと吹き出した和実の顔。 この目ではもうきっとそれを見ることはできないが、それでもまあ良いとした。 もう、見るべきモノは全て見たはずだったから。 真に想う人の横顔も、クロッカスの花の色も、和実の優しい笑みも。 自分は和実を愛してはいない。 これから先も、自分の愛する人は多分変わらず今のままなのだろう。 けれど、これも一つの愛のカタチ。 想う人と結ばれるだけがそれではない。 だから。 玲也は髪を撫でつづけた。 ガチャッッ 「レイヤっっっ!!!居るんだろっっっ!?!?」 安息の時間も長くは続かなかったようだ。 和実はまだ目覚めることなく夢の淵を彷徨っているであろうが、玲也は目の痛みのため そう簡単に意識をとばせない。 あともう少し痛みが激しければ、その場で気絶できたろうに。 しかし玲也は今、はっきりと人の声を聞いている。 「ロキ……さま………」 和実の躯を床に預け、玲也は視覚以外の感覚全てに頼って立ち上がった。 よたよたとした足取りで玄関へ向かう。 そうしている間にもロキは玲也のいる場所を突き止めてこちらに歩いてくるのを感じて取れた。 「レイヤ、さ、帰ろ。みんな心配してるよ」 幸い、部屋の状況は暗くて何も見えない。 玲也は静かに言った。 「玄関の方へ行って下サイ。そっちでお話するです」 せっかく落ち着いた和実を起こしてしまうのはまずいと考えた、少女の提案だ。 ロキは何も言わずにそれへ従う。 疑う理由はほとんどなかったし、それ以前に玲也は疑う対象に入っていない。 玲也は壁と記憶を頼りに玄関へ一歩一歩進んでいった。 玄関も灯りは点いておらず、手探りでようやくロキがスイッチを見つけた頃には玲也もそこに 辿り着いていた。 パチ その空間が光を得、一人の少女がそれに晒された時。 「……………っっっっ!!!」 ロキは声にならない叫びをあげた。 両目元は固まってきている血でどす黒い色をしていて、白く艶やかだった肌は蒼白、かつては 素晴らしく可愛かったであろうそのパジャマは今、文字通り紅く染まっている。 「な……、どーゆーことなんだよっ。ヘイムダルがやったのっっ!?!?なんてこと……っっっ!」 ドンっという足音に、玲也はロキがさっきの部屋へ戻ろうとしているのを感じた。 ばっと両手を広げる。 「和実さんを、つかまえないで下さい」 「なんで……」 その態度に、以外にもロキはすっとひいた。 ずっと恐れていたこと。 今明らかに、玲也はヘイムダル……和実を庇っている。 前はそんなことあり得ないと鷹をくくっていたけれど。 「ヘイム――和実が……、好きなの?」 ロキがグッとくるような切ない顔をしているだろうことが、手に取るようにわかった。 玲也は静かに首を振る。 「レイヤが好きなのは、ロキさまです。だけどレイヤは、和実さんを捨てられません」 「そんな目になってまで……」 柔らかいロキの指先が頬に触れた。 それだけで玲也はこの上なく嬉しい。 少し顔が綻んだのを感じる。 「レイヤは、和実さんといるです。レイヤはきっと、和実さんを愛せません。ロキさまが好き だから……」 唇の震えが堪えきれぬ切なさを伝えて。 「じゃあなんでぼくと一緒に居られないのっ??好きじゃない人と一緒に居たって…」 「違うデス」 玲也はきっぱり言い切った。 「あんなに寂しい人、見たことなかったです。好きじゃない人と一緒に居るのはその人も 傷つけることだって、わかってるです、けど…」 ロキは黙って言葉を待つ。 遮ることなどできない。 あくまでロキは、玲也を大事に想っているのだから。 「和実さんにとってはツライことかもしれない、でもレイヤ、自分勝手でイヤな子です。 きっとレイヤ、和実さんのそばに居ることでどこか満足してる。。」 玲也は一度息をつき、ロキのいるだろう方向に顔を上げた。 「レイヤは、ロキさまが大好きです。これからも、ずっと」 これだけは忘れないでとでも言うように。 身勝手な気持ちを、今玲也は押さえることができなかった。 余裕がない。 言葉を飾るほどの、余裕がない。 ロキはそれを痛いほど理解していた。 「狡いよ…」 「ハイ……」 「酷いよ……」 「ハイ……」 「………」 「……」 「大好きだよ…………愛してる……………」 「ハイ……」 一歩間違えば、ロキは玲也を抱きしめているところだった。 けれどそれはできない。 好きでも、愛していても、それはできない。 玲也が求めぬことを、ロキはできない。 天罰が下ったのだろうか。 求めるということをしなかった――表現できなかった――、天罰が下ったのだろうか。 そういえば、最後まで言えなかった。 ぼくの望み。 『一緒に居て欲しい』 乱暴に抱き寄せて狂ったようなキスをして。 ………できない。 自分でも思う。 なんて哀れな奴なんだろう、と。 そして、言葉は告げずドアを押し開いた。 ガチャン 彼女らがこの後どうなるかなんてわからない。 でも、仕方がない。 もう、終わったんだ。 空を見上げたら、星が綺麗だった。 闇野くんを連れてきたら、もっといい方に転んでいたのかな。 そんな無意味なことを考えてみる。 そしてふと気が付いた。 見野さんには、何て言おう。 →m。←
†いながき かおり†
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