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瞬間
by.葉月ゆらサマ

  
  




瞬間 



------------彼女を「アイシテル」と思ったのはあの瞬間----------------



------いつもどおりの日常が変わってしまったあの瞬間------







「馬鹿にしないでよ・・・・!!」



そう言ったとき、彼女の顔は怒りに満ちていた。



「わたしはあんたが思ってるほど弱くないわ!!」



「嫌いなら嫌いってはっきり言えばいいでしょ!?」



泣きそうな、辛そうな顔でそう言われた。



こんなときに不謹慎だと思ったけど、-------綺麗だと思った。



彼女が世界中で一番美しいんだとそのとき感じた。



--------------まるで、世界中が色あせたみたいだ--------------



そう思った。



僕が何も言えずに、彼女を見つめていたら、



彼女はきびすを返し、僕の前から走り去って行った。



僕は動かなかった。・・・・・・動けなかった。



ただ彼女が走り去って行くのを見ているだけだった。





ねぇ、ロキ・・・・・・。



彼女は突然呼びかけてきた。いつもとちょっと様子が違うなと思ったけど。



わたし、あんたのことが・・・・・・・・。



スキ・・・・・みたい。



  僕は彼女を好きじゃなかった。

だから、なんて答えようか迷っていた。



・・・・・・・早く、返事しなさいよ。



(「君なんて好きじゃない。」?)

そんな率直な答えはダメだ。彼女が傷つく。

なんて言おう・・・・?

できるだけ、傷つけたくない。



好きか嫌いか。二つに一つでしょ?



そんな簡単じゃないよ。

嫌いじゃないけど、好きでもないんだ。



・・・・・・・・。



どういえば彼女は傷つかないかな。



馬鹿にしないでよ・・・・・・!!



馬鹿になんてしてない。

何でそんなコトいいだすのかと思った。



わたしはあんたが思ってるほど弱くないわ!!

嫌いなら嫌いってはっきり言えばいいでしょ!?



------その瞬間。

そのときの彼女の瞳。



僕は、彼女を振った瞬間、彼女に嫌われた瞬間に、

---------恋に落ちた。





われながら馬鹿だなって思うよ。

嫌われた瞬間に好きになるなんてさ。



でも。

僕は君に『愛してる』って感情を抱いちゃったんだよね。

もう、キミ以外愛せなくなっちゃったんだ。









だから。

今度は僕が君に言おう。



「キミノコトガスキデス。」





君はどんな顔をしてくれるんだろう・・・・・・・・・・? 







 








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コレなんですよっっっ!コレっっっっっ!!!
ロキvフレイヤの基本、ココなんですよぉ!!!
見ててイライラしちゃうくらいのすれ違い。
弱くないと喚くフレイヤさま、ロキ様の目にはどう映ったのでしょう?
もしかすると、凄く強く見えたのかもしれません。
もしかすると、凄く弱く見えたのかもしれません。
強くて弱い、そんな彼女をふいに愛しく思ってしまったのかもしれません。
・・・単なる思いこみなんですけどね?(爆)
ってゆうわけで、ゆらさま、ありがとうございましたっv



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