A day in the life
2001、12月6日
思いついた事がある。
宗教を作ろうと思ったのだ。
中年の夢をかなえる教団、「水道からビール教」を。
まず、教団の施設の水道からは、ビールを出す。
寝ていても、食事が出るようにする。
上司がいない。
部下もいない。
接待抜きでゴルフ、麻雀。
喫煙所がたくさんある。
こんな教団があったら、みんな来るんじゃないのかなあ。
いくら金がかかるか知らんが。
2001、12月5日
逆転裁判をクリア。
うーむ、よかった。
これは、買おうと思う。買わないと失礼な気がするし、
もう1回やりたい。
うちの実家の近くの砂浜に、クジラがうちあげられたことがある。
クジラは、生きていたが、瀕死の状態だった。
TV局のヘリや野次馬などで、ものすごい騒ぎになった。
うちの父親は町役場で働いているのだが、
その時は、様々な電話への対応に苦労したと言う。
「クジラを早く助けて下さい。」だとか、「がんばってください。」とか、多くの電話がかかってくる中、
「肉屋」からの電話が多かったという。
同時に対応するのは大変だったと思う。
2001、12月4日
後少しで逆転裁判が終わりそうな気配。
早く見たいような、惜しいような、複雑な気持ち。
小学生のケンカを目撃。
片方が半泣き、片方はギャンギャン怒ってる。
半泣きの方がいきなりキレる。
帽子を地面にたたきつけ、
「じょうだんじゃないよ!!」
その子には気の毒だが、ダチョウの上島にそっくりだった。
2001、12月3日
私の地元に伝わる、こんな話がある。
あるところに、ばあさんがいた。
ばあさんが、いつものようにお地蔵さんを拝みに行くと、お地蔵さんから声が聞こえてきた。
「この村は明日、津波に飲まれる。早く逃げなさい。高い場所に逃げなさい。」
「たた、大変だー!」
ばあさんは、村中にこの事を伝えた。
「そんなバカな話があるか。」と相手にしないものもいれば、
「それは大変だ!」と、逃げ支度をはじめたものもいた。
ばあさんは、お地蔵さんを担ぎ、ばあさんの言う事を信じる人達と、高い場所に逃げた。
翌日、村はお地蔵さんの言った通り、水没した。
水が引いた後、ばあさんはお地蔵さんを家にもって帰り、生涯感謝して暮らしたと言う。
このお地蔵さんは今、私の実家の敷地内にある。
どういうことか。私の家は、このばあさんの子孫の家なのだ。
だから、私が「お地蔵さんの声が聞こえた!」とか言い始めたら、信じてほしい。
私にもお地蔵さんの声を聞くことの出きる血が流れているのだから。
しかし、この話自体をなかなか信じてもらえない私は、本当にばあさんの子孫なのだろうか。
疑問が残る。
2001、12月2日
今日は日曜だったが、部室に行った。
コンビニで買った弁当を食べるのを、家に帰るまで我慢できなくて、部室で食べようと思ったからだ。
部室に向かう途中の階段を上ろうとすると、友人のK君が寝そべっていた。
脇には空きビンが落ちている。酒のビンかと思ったが、C1000タケダだった。
K君「な、なんでこんなとこきたの?」
私「弁当食べに。あんたこそ、なにしてんのよ?」
K君「昨日、釣りバカ見ながら飲みすぎて、二日酔いがきついから、散歩しながら治してる。」
私「寝てるじゃん。…部室いかない?」
K君「うん。」
我々は部室に向かった。
中庭を通り過ぎようとしたところで、
「ワンワンワンワンワンワン!!!」
私「うお!?」
K君「な、な、な…」
犬だ、2匹、いや3匹いる。
中庭に陣取り、こちらに向かって威嚇している。
K君「なわばり…?」
私「どうしよう、近づけないよ…」
K君「なんてことだ。こ、ここ学校やぞ!!」
我々は先ほどの階段にもどった。
階段で、私が弁当を食べていると、K君が言った。
K君「あのなあ、うちの下宿にNさんっておるやん。あの人少しおかしいかもしれん。」
私「ああ。すこし変わってるかなあとかは思ったけど。」
Nさんというのは、脱サラをして、うちの大学に入った人だ。ま、珍しい事ではない。
歳は、よくわからないが、30代後半といったところだろうか。
K君「いや、独り言を言うんですよ。便所で。俺の部屋、共同トイレにちかいから、聞こえるんですよ。」
私「へー。どんなの?」
K君「ええとなあ、『べんじょむしっ、べんじょむしっ』とか。」
私「意味がわからん。」
K君「あと、そうそう、『あー。がんばりまっしょいがんばりまっしょい』って言ってた。」
私「ガハハハハハ!」
K君「おもろいやろ。」
私「おもしろがっていいもんじゃねえけどなあ。」
K君「まあ、なあ。でも笑ってしまうではないですか。」
私「うむ。」
飯を食い終わった後、用務員のおじさんが中庭に入っていくのが見えた。
犬は吼えなかった。
2001、12月1日
ついに、逆転裁判を借りた。
おもしれえ。というか、気持ちいい!
2話までを一気にやった。これからは、じっくりやろうと思う。
話の内容、ほとんど覚えてねえしなあ…また最初からじっくりやるのもいいかも。
逆転裁判に夢中になっていたら、釣りバカ日誌を見逃した。
TVをつけたら、ハマちゃんが鯉太郎を探していた。
おそらくこの後、ハマちゃんは転勤をさせられ、スッポンの養殖をやるのだろう。
ま、いいか。前見たし。
2001、11月30日
私は小学生のころ、反体制な子供だった。反体制…うーむ、ロックだ。
しかし、暴れたり万引きしたりしたわけではない。
私は、「無抵抗主義」で体制と戦ったのだ。
気に食わない教師の出す宿題はほとんどさぼった。
当然怒られたり、殴られたりするわけだが、その時は平謝りをする。
「6年生の自覚が足りなかったです。」だのなんだの言っていれば、説教は終わる。殴られるのは痛いけど。
そして翌日、またさぼるのだ。嫌なガキだと思う。
しかし、私よりも早く、反体制な子供だった人がいた。
その人は「登園拒否」をしていたらしいのだ。
なんでそんな事したの?と聞くと、
「ええとね〜。そうそう、ポンキッキ見たかったんだ。」
うーむ、ロックだ。完全に負けたぜ…。
2001、11月29日
友達が「逆転裁判」を買った。
私もやらしてもらった。一話目しか出来なかったけど、おもろかった。
早くクリアして、ぜひ私に貸していただきたい。
今日の宗教学の授業は、とてもおもしろかった。
先生がものすごく楽しそうに授業をするからだ。
今日の授業のテーマは、「ナチズム」
あまり、大人が喜んでいい内容ではないと思うが。
先生は、「誤解の無いように言っておきますが、私はナチズムには賛成しない。という立場を取っています。」
と言っているけど、あきらかにいつもより授業の内容が濃い。
そして、いつもより楽しそうだ。
先生「…と、このようにナチスは宗教的要素を要所要所に取りいれているわけです。(笑顔)」
ほんと、楽しそうだ。
そう言えば、前にもこんなときがあった。
たしか、その時の授業のテーマは、「世界の葬儀」だった。
ミイラや鳥葬の写真のプリントを、楽しそうに配ってたなあ。
いい先生だ。(?)
2001、11月28日
ふと、あるマンガのことを思い出した。
「格闘職人アウディ」(たしかこんなタイトルだったと思う)
これは昔、ジャンプで2回だけ読みきりで載ったマンガだ。
だから、知らない人も多いと思う。
私はこれを読んだ時、連載で読みたい!と思ったのだが、それはかなわなかった。
面白いと思ったのだが…
どんなマンガかというと、主人公はコック。
ものすごい職人の技を持ったコックだ。
そして、いろんな敵(二人しかでてないけど)と戦う。
1回目では、手から電車(山手線)をだす駅員と戦い、
2回目では、手からうなぎやクジラをだす板前と戦った。
連載したら、絶対単行本買ったのに…
もう1つ、ジャンプで連載してほしかったのにダメだった読みきりのマンガがある。
「ブギーブック」(多分、こんなタイトルだった)
これは、一回しかジャンプに載らなかったので知らない人も多いと思う。
たしか、「惑星をつぐもの」の作者がかいたやつだと思う。
「格闘職人アウディ」「ブギーブック」
これが載ってるジャンプを持っている人、友達になってください。
2001、11月27日
近くのバス停のあたりに、落書きがたくさん書かれている壁がある。
そこはお寺の壁で、落書きなんかしたらいかんのだけれども、修学旅行生が書いてゆくのであろう。
「○○高校!」とか、「○○参上!」など、自分たちの痕跡を残すという目的の落書きが多い。
そのなかで、異様な空気を放つ落書きに出くわした。
他のどの落書きよりも大きな字で、
ラブひな
意味がわかんない。ものすごくラブひなが好きなのか?
2001、11月26日
ついに、スマブラの隠しキャラが全てでた。
これでまた対戦が楽しくなる。
しかし、最近はスマブラしかやってないなあ。
うーむ。逆転裁判は、いつになったら買えるのだろうか…
雪が降った。
おそらく積もる事は無いと思うが、雪が降った。
道理で寒いはずだ。私は手をこすり合わせる。
道の蛍光燈に照らされながら、雪はゆっくりとアスファルトへ吸い込まれていった。
私は思った。
「ついに、来やがったなこのヤロウ!上等だコラ!」
私は雪が大嫌いなのだ。冷てえんだよバカ。
奴らのせいで、外に出る気力が80%ダウンする。
冬は食い物(鍋)がうまいから好きだったが、それは雪の無い地域での話。
雪が降るのなら、いくらうまいもんがあっても冬は嫌いだ。
あー。でも夏も嫌いだなあ。春か秋がいいです。
2001、11月25日
昨日は、アリスさんとこのイベントにいかせてもらいました。
私のチームの成績はあまり良くなかったけど、楽しかったからよし。
ブービーでしたが。まあ、よし。
私の住んでいる町に、中華料理の店がふたつある。
そのうちのひとつの店に、私はよく行っていた。(もう1つの店は、遠いのだ。)
部活のみんなと、部会帰りによるのが、習慣だった。
しかし、ある事件が起きた。
我々がいつものように飯を食っていると、店のおばちゃんと客の高校生の会話が聞こえてきた。
聞き耳を立てたわけではない。ものすごくうるさいのだ。
おばちゃんは、今まで我々に見せた事の無い笑顔で高校生と話していた。
話の内容は、エロ話だった。私達はうんざりした。
なかでもT君は、「商売をなめてる!もうこの店には来ない!」と、ご立腹だった。
それで、しばらくその店には行っていなかったのだが、その店オリジナルの「もつ鍋定食」が食べたくなり、
再び行く事になった。
T君はいやがったが、
「もういちど、店にチャンスをあげようよ。これでむかつく事があったら、もう行かなきゃいいんだし。」
と、なだめ、一緒に行かせることにした。
身を切るような寒さの中、我々はその店に向かった。
店の中は、身を切るような寒さだった。
「暖房いれろよ!」そう言い出しそうなT君を目で抑え、席につくと、
キンキンに冷えた水が運ばれてきた。
「あったかいお茶だせよ!」今度は私が言ってしまいそうになった。
メニューに、もつ鍋定食は無かった。客は我々だけだった。
店の全体からやる気の無さが伝わってきた。みのもんたが、店を救いに来そうな感じ。
「つぶれる直前の店の匂いがする。」と、K君は言った。私もそう思う。
またしばらく、その店には行かない事にする。
グッバイフォーエバー。
2001、11月24日
「セガコンVOL.2」の中に、「噂のドリームキャスト」という歌が入っていた。
これは、あの湯川専務の歌だ。
私はこの曲を最後まで聴くことが出来なかった。
歌詞が悲しすぎるので…。
歌詞の一部を紹介すると、こんな感じ。
売って見せるぞ1000万台
自信作だよ
キラーソフトもどんどん出て来る
ちょっと触ってみておくれ!
こんな楽しい
ハードはないよ
俺が噂の
湯川専務だ
…あのころは、DCがトップを取るって本気で思ってたなあ。
ソフトの質も、他に負けてないし。なんで、あんな事になったんだろ。
こんな事を考え出してしまうので、この曲は最後まで聴けないのです。
2001、11月23日
ついに、ヤツは現れた。
一人用のアドベンチャーモード、1面「キノコ王国」
マリオを踏みながら、ルイージが登場!
よく、戻ってきた、ルイージよ。
あー。なんか一区切りついた感じだ。
なんだかんだで、もう一人隠しキャラも出た事だし、
残すところあと一人かな?
2001、11月22日
ルイージは見つからなかった。
もう3人隠しキャラが出たが、やつの姿は無い。
おそらく隠しキャラの数は9人だと思われるので、まだ希望はある。
残り(おそらく)3人。ルイージは現れるのか?
心配でもあり、楽しみでもある。
ルイージ抜きで、対戦会は行われた。
面子は5人。
ゼルダ、隠しキャラの鳥を使う私。成長性B(スゴイ)持続力E(超ニガテ)のあじへい。
リンクでスマブラ初挑戦。リンクが誰なのかしらない、T君
隠しキャラ2人を一瞬でマスター、自分のものに。前作スマブラの常勝将軍、M君。
古きゲームをこよなく愛す、アイスクライマー使い、Y君。
酒瓶片手にチャージショット。酔拳サムス、K君。
戦いは、夕方6時頃に始められ、先ほど終了した。(現時刻、11月22日午後10時45分)
結果、M君が一番勝ったと思われる。私の成績はあまり良くなかった。
楽しかった。時間を忘れた。
スマブラで共に遊べる友人をもって、私は本当に幸せ者だと思う。
だと思うが、
あのクソ憎らしいチャージショットやバカボム兵等を食らって、笑っていられるほど私は人間が出来ていない。
ルイージ、カムバック…
2001、11月21日
スマブラが、家に届いた。
まずは、隠しキャラを全部出すぜー!
今のところ、3人でた。
何のキャラが出たのかは、それを楽しみにしてる人のために秘密。
調べりゃ、すぐにわかると思うし。
しかし、ヤツが出てこない。
ルイージだ。
先日、ルイージが隠しキャラで出ると言う噂を聞いたのだ。
いる、ヤツはいる。絶対にいる!
必ず、明日の対戦会までには、見つけてみせる。
まってろ、ルイージ。今行くぞ!
2001、11月20日
今日は久々にビール(発泡酒)を買おうと思い、コ○ストア(町の中の唯一のコンビニ)に行った。
さて、白麒麟でも買うかな、と棚を見るが、無い。
店頭から消えてしまっているのだ。しかし、このような事は初めてではない。
私は、「消し屋」なのだ。
私が気に入ったビール(発泡酒)は、何故か必ず店頭から姿を消す。
始めはマグナムドライ、次はブロイ、そして今度の白麒麟だ。
けっこうCM流れてるのに。人気無いのかな…。
くそ、こうなったらいろんな所に勝負してやる!
「生搾り」次はキサマの番だ!
消してやる〜
2001、11月19日
今日は、F先生の授業を受けた。
F先生は、心臓の発作でしばらく休んでいたのだが、最近復帰したのだ。
F先生の心臓は今、半分だけ動いている。残り半分は細胞が死んでしまっているらしいのだ。
そのことを、F先生は、まるで人事のように笑いながら話す。
F先生「私の、心臓につながる血管がですね、つまっておるわけですわ。それで私はお医者さんに聞いたんですわ。」
F先生「心臓の血管がつまっておるということはですね、脳の血管も危ないんと違いますか?」
医者「危ないですね。調べてみたところ、脳の血管の70%は、つまっちゃってます。」
F先生「ありゃー。どうにかならんもんですかね?」
医者「これ以上、血管がつまらないように薬をのむしかありませんね。詰まった血管を治すのは、無理です。」
F先生「そこで私は2ヶ月間、命がけで考えました。どうしたら、治せるかを。ほんで、自分なりの治療をやってみたんですわ。そして、この前の検査の時!」
医者「あれ?脳の血管治ってますよ。不思議なこともあるもんですねえ…」
F先生「現代医学で、同じ事ができますか?」
医者「いや、不可能ですねえ。」
F先生「なんと、治っちゃった。ただ、この治療法は、副作用があるかもしれんから、まだ教えるわけにはいきません。10年たって、私が80くらいになってたら、お教えしますよ。」
どうやって治したんだ〜!気になる〜!
そう思っていたら、先生がヒントをくれた。
F先生「おおまかに、どういうことをやったかだけは、教えます。宇宙と言うのは、調和で成り立っているのです。その、宇宙を、自らの体で再現しただけなんですわ。」
先生、さっぱりわかりません。
ただ、この人は百まで生きるな、と思った。
2001、11月18日
夢を見た。
道に500円玉が落ちている。
それを拾うと、少し先にまた500円玉が落ちている。
それを拾うと、また新たな500円玉が…
「罠か?」(何のだ)と思う私。しかし、お金は欲しい。
どんどん拾ってゆく私。
すると、500円玉の山が前方に現れた。
「うわー。やったー。」
拾おうとすると、小学生の集団が現れ、先に拾い始める。
「あーあー。ま、いいや。5千円は拾っただろうし。遊戯王でも買いなさい、少年達。」
と、思っていると、目が覚めた。
目が覚めても、しばらくお金の使い道を考えていた。5千円か。煙草と、酒と、あとなに買おう。
煙草に火をつけたとき、そのお金が無いということに気がついた。
そして同時になさけなくなった。
夢に出てくるお金が、500円玉って…
札束ぐらい出して欲しい。夢なんだから。
2001、11月17日
今日は友達の家にゲームを借りにいった。
私「なんかかして〜」
友「んー。タイピングオブザデッドはどう?」
私「お。いいねえ。タイピングうまくなりたいし、かしてよ。」
友「でもね〜難しいよ。俺2面クリアできないもん。もうちょっとなんだけどね〜」
私「あー。そうなんだ。俺がクリアするから。かして。」
友「あー。俺がやりたくなってきちゃった。ごめん貸せない。」
私「…。他になんかないの?」
友「あーっと。ネオポケ貸そうか?」
私「いらん。」
結局、バイオハザードコードベロニカを借りて帰った。
今日は、特に何もない日だった。
2001、11月16日
今日は就職ガイダンス。小論文対策を教えてくれる日だ。
参加者、4人。教室ガラガラ。いつものことだ。
いつものように就職課の先生がプリントをもってきた。
なになに、ほほう。読みやすい文の書き方が載っているぞ。これは便利かもしれないなあ。
などと思っていると、参加者の一人の女性が先生に意見し始めた。
たしか、このプリントの内容がおかしいとかいう内容だった。
最初は、「熱心な人だなあ」と思いながら見ていたのだが、
その講釈が20分ほど続いたところで、他の参加者達の間に、「帰りて〜。」という空気が流れ始めた。
このガイダンスは通常の授業とは異なり、やる事をやったら、帰れるのだ。
謎の意見好きな参加者のせいで、帰れる時間がどんどん遅くなってゆく。
しかし、自分の意見を先生に伝えるのは大事な事だ。
そう思い、自分を抑えていたのだが、
だんだん、私もいらつき始めた。安いパンが売りきれてしまうではないか。
私の前に座っていた参加者の男性は、腕時計をみながら舌打ちをする、という行動にでた。
私もそれにみならい、貧乏ゆすりをしながら、舌打ちをしてみた。
しかし、何の効果もない。無念。
就職課の先生は、表情を変えずに彼女の意見を聞いていた。
さすがだなあ。先生も早く帰りたいだろうに…
「チッ!」
あ、舌打ちしたよ、先生。
謎の女性「つまりですね、こことここの表現のしかたが…」
先生「はいはい、ちょっと待ってね。それじゃ、他の人は帰っていいから。おつかれさーん。」
うおう、先生かっこいいぜ。
2001、11月15日
今日は部会の日なので部室に行くと、下級生が一人もいなかった。
みんな、忙しいらしい。まじかよ。うわーい(泣)
ゴゴゴゴゴ…
いかん、このままでは世界が!
ハァァァァァアアアア!トウ!
ふう。
こんばんは、あじへいです。
今日、友人に面白いものをみせてもらった。
ウィザードリーのゲームブックなのだが、中古で手に入れたらしく、前の持ち主の書きこみが残っていた。
鉛筆で色々書きこんである。ええと、なになに…
性別、男、名前、ますだ、
性格…悪だぜ〜
そうか、悪か。がんばれ。
2001、11月14日
私の友人に、ゲームをやりながら、CDをかける人がいる。
僕も、TVの音を消してドラクエのLV上げながら、お気に入りのCDを聞く、という事はよくやる。
しかし、その人はその上を行く。
某シミュレーションRPGの、話を進めながら、ベラボーマンのサントラを聞くのだ。
なんというか、それを見た時、「なんでですか?」と思った。
そのゲームは、キャラが喋るタイプのゲームだし、ちゃんと音楽もついてる。
話の盛り上がりの部分には、それに合った音楽が流れるはずだ〜。音を消すな〜
ベラボーマンが喋ってる〜。あ、誰か死んだ〜
なんというか、どっちも楽しめないじゃん、と思ったのだ。その人の勝手なんだけどさ…
なんか、赤飯に、カレーをかけているのを目撃した時の気分になった。見た事ないが。
こう思うの、おれだけかな?
2001、11月13日
スマブラの公式ページで調べたところ、
今度出るスマブラDXに、ルイージが参加していない理由がわかった。
「スマブラ参加招待状を送ったけど、マンションに出張中で不在だったので。」だそうだ。
これには何か陰謀を感じる。
そう、今回のスマブラには、マリオ組からの参加者が増えているのだ。
クッパ、ピーチである。
おそらく、こんな会話がなされたものだと推測できる。
クッパ「な、マリオ、今度のスマブラ、俺もだせよ。」
ピーチ「あたしもでた〜い。」
マリオ「…うーん。マリオ組からの参加者枠、あと一人しか無理なんだけど。」
クッパ「じゃ、おれで決まりだな。」
ピーチ「あんたなんか古臭いじゃん。あたしでしょ。どうせあんた火吐くだけでしょ?」
クッパ「…じゃあおまえになにができるんだ?ア?さらうぞコラ!」
マリオ「二人ともやめろよ…」
ピーチ「あ、ルイージをはずせばいいじゃん。」
マリオ「!!!!」
クッパ「お、それいいな。決まりだ。」
マリオ「ルイージ、スマブラくらいしか、出番がないんだよ、勘弁してやってくれよ…」
クッパ「いいじゃねえかよ!マニアックなファンいるんだろ?」
ピーチ「そうよ。それにどうせスマブラ出ても、あんたとキャラかぶるじゃん。」
マリオ「うう〜ん…。そう、だなあ。でも、なんて言って諦めさせるんだよ。」
ピーチ「あんたが今度でる予定の、マンションのゲーム。ルイージに主人公やらせればいいじゃん。」
マリオ「その隙にスマブラやっちゃおうっての?うーん。でもなあ…」
クッパ「マンションのゲーム、オバケ出るんだろ?ルイージはびびりだから、ちょうどいいじゃねえか!」
ピーチ「あら、よかったじゃない。アハハハハハ!」
マリオ「ま、いいか。アハハハ、ハハハハ…」
数日後。
涙を流しながら部屋に入ってくるルイージ。
ルイージ「兄さん!やったよ!今度は主人公だよ!!」
マリオ「お…おめでとう、よかったじゃないか。」
ルイージ「え?どんなゲームかって?フフフ、実はね…」
マリオ(知ってるよ…)
ルイージ「マンションの中で行方不明の兄さんを探すってゲームなんだ!」
マリオ(行方不明になるのは、おまえなんだけどな…)
ルイージ「どうしたの?兄さん。ははーん。僕が主人公やるってのがくやしいんでしょ?」
マリオ「そんなことはないよ(まじで)。ま、がんばりな。応援するからさ。」
ルイージ「うん!ありがとう兄さん!」
マリオ(すまん…)
ルイージよ、がんばれ。
2001、11月12日
「みんな、オラに元気をわけてくれ!」
断る。地球のみなさん、元気ですか?こんばんは、あじへいです。
今日は、テストがありました。「真言密教と日本文化」の中間テストです。
授業も聞いてなかったし、テスト勉強などしていなかったので、不安でした。
問題1 次の語句を簡単に説明せよ。
大日
種智院
高野聖
三教指帰
大師信仰
問題2
「みらいに向かう、私達」と言う題で、授業の感想を書きなさい。
うちの大学ぐらいだろうな、必須科目のテストにこんなん出るの。
もうやだ、こんなマニアックな大学…
しかし、簡単に答えてしまう自分はもっと嫌だ。
2001、11月11日
カルドセプトのネット対戦を、再びはじめた。
一回勝てた。奇跡の勝利だ!デス2回と、ジャッジメント一回よけた。
今日は、観光客がうじゃうじゃいた。
「天狗踊り」とかいうものが、行われるからだ。
観光客が多いと、道を聞かれる数が増える。
今日も聞かれた。
「トイレどこか知らん?」
あんたの後ろだよ、おばちゃん。
日本語が通じる人は、楽でいいけど、外国の人は非常に困る。
外国の人「コンゴウブジ(おそらく寺の名前)〜@:%&#”?」と言いながら、地図を見せてくる人が多い。
場所がわかるときは身振り手振りで教えるが、わからない場合は日本語で答える。
私「ごめん、わからんわ。関係ないけどエックスメン見た?俺は見てないんだけどさ…」
軽い国際交流だと、私は思っている。
2001、11月10日
昨日、あるひとに「日記の内容が暗い。」と言われた。
そんなことはないと思うんだけど、そう思われてしまうのなら、仕方がない。
今日は意識的に明るい日記を書くことにする。
…書けない。気分転換に手に取ったマンガが、つげ義春では無理もない。
今日あった楽しいことを思い出して、書いてみることにする。
ヘルシングの4巻おもしろかった。
北条時宗おもしろかった。
あと、うまい棒を久々に食ったらうまかった。
以上、今日の日記は終わり!
2001、11月9日
あじへいロックフェスティバル、開催!
まずは、ウイスキーを一口飲む。
儀式終了。
ギターコントローラーを装備し、お気に入りのCDをかける。
あとはコントローラーをガチャガチャやるだけ!
イエー!
ザ・ピーズ
スナッフ
バッドレリジョン
プラスチックス
カステラ
タイマーズ
以上の面々のCDをかける。
あまり大音量でやって、隣の人にパトカーや救急車を呼ばれても困るので、
音はひかえめに大きくしておく。
ヘーイベイベついてこいぜ〜
ザ・ピーズの曲が始まった。
そこからは、無心になり、ギターをガチャガチャやる。
たくさんのの曲が流れ、
次第に思考が止まってゆく。
盛り上がれ!叫べ!
何も考えるな!走れ!
もう誰も、俺を止めることはできない!!!
ピーポーピーポー(救急車っぽい音)
音量を少し下げることにする。
ガチャ(救急車がとまったような音)
音を消し、あじロックを終了することにした。
救急車は、しばらくたったらどこかにいった。
2001、11月8日
「あじへいロックフェスティバル」は、延期することになった。
今やるのは危険と判断したからだ。
なぜか。今、私は落ちこんでいるからだ。
落ちこんだ状態で「あじロック」などをやったら、きっと私は泣いてしまう。
だから、穏やかに、心の安らぐことをしようと思う。
心を楽しくするために
「わーい。楽しいな〜。」と言ってみる。
3秒ほどたってから、軽い絶望に襲われる。
わーい。楽しいな〜。
2001、11月7日
最近、右手と右足を痛めた。
右手はひねって痛め、右足はぶつけて痛めた。
そのことを友達に言うと、
「体の右側を痛めるっていうのは、神様が怒っているってことらしいで。」と言われた。
なるほど、これは祟りなのか。ちなみに、体の左側は悪霊とかのいたずらで痛めるらしい。
神様って言われてもなあ…。近くに神社はないし、どこで怒らせてしまったのか。心当たりはない。
ひょっとして、やつあたりか?
私はやつあたりをくらいやすい性格をしているようなので、十分ありうる話だ。
祟りにしろ、やつあたりにしろ、最悪なのは変わりない。
あした、おはらいをしよう。
私の開発したおはらい「あじへいロックフェスティバル」を行うしかない。
通称あじロック。
酒と、あとギターもってこい!(ギターコントローラーの略)
2001、11月6日
今日は授業が午前中で終わったので、久しぶりに「徹子の部屋」を見た。
ゲストは、やなせたかし氏。アンパンマンの作者だ。
アンパンマンが何故生まれたか、と言う話の中に、深く感銘を受けた部分があった。
「私は、戦争で正義のために戦ったのに、負けてみたらこっちが悪者にされちゃったのね。それで、正義が立場によって変わるんだってことを知ったの。それで、悪者を倒すとかいうヒーローとか、うさんくさく思っちゃって、自分の顔を食べさせるヒーローを作ったんだ。もし、正義と言うものがあるのなら、それはミサイルをブチこんだりすることじゃなくて、例えば、飢えや寒さに困っている人を助けに行くことだと思うから。」
アメリカ軍も、ビンラディンも、アンパンマンを読んだらいいのに。そう思った。
2001、11月5日
TVで、ゲームキューブのスマッシュブラザーズのCMをよく見るようになった。
発売日が、じわりじわりと近づいてきている証拠だ。
私の心も徐々にスマッシュ色に染まってくる。
しかし、ちょっとした心配事がある。
私は前作でルイージを使っていたのだが、どうも、GC版には出てこないようなのだ。
マンション買って、調子に乗っているからなのか。
やはり、任天堂はルイージに厳しいような気がする。
しかし、ルイージは幸が薄いからこそ、ルイージなのであろう。
村上ショージがおもしろくなってはいけないように、
ルイージも幸せになってはいけないのだ。
ルイージマンション、買ってあげようかな。
正月休みにでも……
2001、11月4日
昨日、ハロウィンパーティーが、あった。PSOでの話だ。
みんなで服を変え、いつもと違うキャラ作りをして、集まる。
仮装パーティーみたいなものです。
パーティーが始まる直前まで、私のキャラは定まっていなかった。
それでもどうにか、「食品加工会社の3代目社長、動物が好き」というキャラを無理やり作って、いった。
わたしは、半分強制的に参加させられたくちなので、かなり緊張した。
会場に着くと、人が集まり始めているころだった。
キャラが違うので、知り合いに話し掛けるにも勇気が要る。
お嬢様になっていたり、三国無双になっていたり・・・
しばらくすると、友人のM君が会場に来た。
ん?全身黄色だ。どんなキャラにしてきたんだろう…
M君が口を開いた。
M君「ぴかちゅう〜!」
そ、そんなのアリですか?
2001、11月3日
雨の中、コンビニにいき、肉まんを買う。
家に帰ると、肉まんは冷めきっていた。
あらためて、自分をとりまく自然環境の特殊さに驚く。
寒すぎんだよ、バカ。
今日は、他大学の学園祭にいく日だ。
他大学の文芸部と交流をふかめることも、大事なことだ。
午前八時半頃のバスに乗って、駅で仲間と落ち合う予定だ。
朝、10時、電話の音で目がさめる。
「南無三、寝過ごした!」(『走れメロス』より抜粋)
おそらく、鳴っている電話は仲間からの連絡であろう。
案の定そうだった。すまん、セリヌンティウス。
結局私は行くことが出来なかった。
反省点の多い、一日だった。
ビールでもおごらせてもらおう…金はないが。
2001、11月2日
ファミ通に、ゲームキューブ版のPSOの記事が載っていた。
新キャラっぽいやつが、かっこよかった。
ルツみたいなキャラが作れるかもしれない。
楽しみだ。
続編を希望するソフト、TOP30に、
メタルマックスがランクインしていた。
そういえば、DCで発売するって話、いつのまにか無くなってたなあ。
かなり楽しみだったのに。
マザー3も出なかったしなあ。
メタルマックスに関しては、「続編がでる可能性は高い!資金があればすぐにでも」
と書かれている。
希望が消えたわけではなかったのか。いつまでも待ってやろうじゃないか。
マザー3の記事は、載っていなかった…。
まあ、もし「ゲームキューブで製作開始!」って書いてあっても、信用できないし、
もし出るとしても、5年は待たされそうな気がするが…。
2001、11月1日
今日は木曜。文芸部の集会の日だ。
今日は批評会。みんなに書いてもらった小説をみんなで読み、批評しあうという会だ。
我が部のおもな活動と言えるだろう。
部室に行く途中、意外な人に会った。
去年の卒業生で、部活の先輩のJさんだ。
軽く会釈をして、部室に向かった。
しかし、部室に着いた後、おおきな不安に襲われた。
「今の文芸部を見られたら…どうなるだろう」
いま、我が部はトラブルが続いている。
部室に嫌なものを張られたり、代議員が幽霊部員だったり…
そんなところを見られたら……
(以下回想シーン)
Y君が、とあることでJさんに怒られているシーン
Jさん「…ってことだ、わかったか!この野郎!」
Y君「はい、すんません…」
Jさん「ほんとにわかってんのか!?」
ボコッ!
私「ゲフゥ!」
何故か私が殴られる。
そのあと、JさんはY君を叱りながら、私に間接技をかけつづけた。(Jさんは合気道をやってて、ものすごく強いのです)
Jさんが去った後、私とK君とY君で、話し合った。
私「なんで、俺が痛い目にあうんだ…」
K君「さあ?」
Y君「近くにいたからじゃないのかな…」
私「そ、そんな…ほとんど狂犬じゃないか…」
その日、キメられた指は、一年間痛み続けた。
(以上、回想シーン)
…殺される!!!
部員が数人集まったところで、緊急会議を行った。
K君「やばい。まじで。」
Y君「怖いのう…」
M君「で、部長、どうするんすか?」
集会をさっさと終わらせて逃げたいが、
今日は批評会、中止するわけにはいかない…。
K君「どうするの…?」
M君「部長!」
私「批評会は中止、以上だ、散っ!!」
一同「ハッ!!」
一件落着…か?
2001、10月31日
今日、部室にいくと、ドアのところにテープで、バカと書かれていた。
なぜこうもトラブルが続くのか。
これも原罪なのか。
テープが製本テープ(本を作るときにつかうテープ)であることから、部内の犯行と思われる。
やはり、部長の私に問題があるのではないか。
今までの私の行動を思い返してみた。
後輩には別に何も言ってないし、怒ったこともほとんど無い。
ひょっとしたら、それがいけないのかもしれない。
これからは厳しくいかなければいけないのではないか。
しかし、私は気が弱く、しかも、ブチギレ状態でもなにも言えないという始末。
ぬう、困った。
自分の性格改造を行うことにする。
とりあえず、自分の身の回りにあるものに怒ってみた。
いろんな物に怒り、灰皿に説教した時点で、ふと我に返った。
「だれかに見られたら、救急車呼ばれるな…」
性格改造はあきらめよう。
…ま、なるようになるか。
2001、10月30日
友人のY君の部屋で遊んでいる時、
私は幽霊なんていない、と思っているのですが、
友人のK君に、「君には霊感がある。」
と言われた。「なんで?」と聞くと、
「なんか、そんな顔やもん。」と言われた。
そこから、口論が始まった。
私「んじゃ、あんたはどうなのよ。霊感あるの?」
K君「俺は無い。幽霊なんて見たこと無いもん。」
私「あんたプレデター目撃したって言ってたじゃん!」
(注 彼は友人Y君の部屋の窓から、透明になった時のプレデターを見たそうだ。)
K君「アレは宇宙人やもん、霊やないやろ。」
私「透明になったプレデターでしょ?幽霊とは思わなかったの?」
K君「だって幽霊がここ(Y君の部屋)に来るわけないやん。」
私「プレデターだって来ないよ!」
K君「まあ、そうかもしれんなあ。アッハッハッハッハ。」
私「プレデター来てたら、あんた殺されるよ。」
K君「プレデターは戦士しか殺さんけん、大丈夫。」
Y君「あれ?でも、プレデター2じゃ戦士じゃない人殺してなかったっけ?」
K君「じゃ、1のヤツが来たんやな。」
私「………」
2001、10月29日
大須賀たき火の会、という組織をご存知だろうか。
静岡県の、大須賀町と言う町に創られた、たき火を愛する組織だ。
メンバーは4人。
実を言うと、その組織を創設したのは、この私なのだ。
我々は、様々な活動を行ってきた。
たき火や、エアガン、焼き芋など、マルチな活動で、社会に貢献してきた。
しかし、私がたき火をしない今は、活動休止中である。
なぜ私はたき火をしなくなってしまったのか。
ある出来事があったからだ。
その日も私は、新しいたき火技の研究のため、山にこもっていた。
「タワーオブファイア・時の流れ」
この伝説の技を会得したかった私は、あせっていた。
山にこもって3ヶ月、技のきっかけすらつかめなかったのだ。
焚き木も底をつき、私は新たな焚き木を取るため、山奥に入っていった。
「グルルルルル!」
唸り声が聞こえた。クマだ!
ブオン!
クマの左手が私の頬をかすめた。
やばい。このままでは殺られる。
私は火をおこす事を考えた。
野生の動物なら火を怖がるからだ。
「パッションフレイム・風のように!」
私の得意技だ。私は0.5秒で焚き木を組み、火を付けた。
ビョワッ!炎は渦を作り、風を起こす。
ドゴッ!クマの右腕が、私の左肩に食いこんだ!
「なぜだ?なぜこのクマはひるまない?」
忘れていた。冬眠前のクマは獰猛、不覚であった。
もっと強い火を起こさなければ!
しかし、左肩をやられ、思うように焚き木が組めない。
だが、次の瞬間、私の体は自然に動いていた。
何をどうやったかは覚えていない。しかし、気がつくとそこには火の塔が立っていた。
「タワーオブファイア・時の流れ…おれがやったのか?」
信じられなかった。
クマの身長の倍はある、巨大な火の塔。天につきぬけるような炎であった。
クマは怯え、混乱し、火の塔に突っ込んで、焼け死んだ。
「た、助かった。」
私はそこに座り込み、煙草に火をつけた。
すると、焼け死んだクマの死体に、近づく影が見えた。
「子グマだ。とすると、今死んだのは、母グマ…なのか?」
私は後悔した。私が山にこもらなければ、こんなことにはならなかった。
尊い命を、奪うことも無かった…
私はそれ以来、自分の技を封印している。