内閣総理大臣織田信長
ヤングアニマルで連載してたからベルセルクの単行本の中の広告で名前くらいは見たことがある人もいるだろう。
織田上総介信長が羽柴秀吉ら家臣と共に現代にタイムスリップしていて、しかも政治家をしているという無茶な話である。
第一話からして総理に任命されるところから始まり、所信表明を行うのだが、内容が
「鳴かぬなら殺してしまえ不如帰」
という実に戦国武将らしいもので、もう惚れるね。俺なら絶対に支持するよ。
他にも「$(ドル)って何じゃい?」とかステキなことを言ってたりするし。もう神の国発言なんか目じゃないね。
と、まあ破天荒な総理だが、さすがは戦国の覇者と言うべきか総理としての職務をそこそこ全うしているのが見逃せない。
首脳会談では各国の指導者をペテンにかけ核兵器の根絶を全世界に向けて発信させるし、
サミットではスピーチの代わりに「IMAGINE」を演歌調に熱唱し世界平和を訴えたり、
国内では教育改革や財政改革なども成果を上げている。
少々、手段や動機に問題がある場合が多いが、結果を出しているのがいいところだ。
口先だけでろくな結果を出していない某らいおんはーとさんも見習って欲しいものだ。
他にも羽柴秀吉や森蘭丸ら家臣がいい味を出している。
彼らは大臣や長官を務めているのだが比較的常識人なので暴走する信長にブレーキをかける役だ。(たいていは失敗に終わるが)
なぜか徳川家康やお市の方などもタイムスリップしていて、これもまたいい感じだ。
政治不信な今、是非とも読んでおきたい傑作と認定しよう。