午後8時23分
あれから私は気を失っていたみたいだった。気がつくと私は見知らぬ部屋にいた。しかし、私は
来たことがないこの場所をどこかで見たような気がした。
黒猫「ここはいったい…。」
とりあえず私はこの部屋をでて探索することにした。なにがあるのかわからないので用心深く
先へ進んだ。雰囲気は映画か何かに出てくる兵器工場だった。薄暗く物静 かなこの感じが一層
恐怖心を仰ぐ。今にも何かが出てきそうだ。同時刻EB依存症になっている女性『poyoco』は
某格闘技雑誌の編集部勤務 を終え自宅に帰ってきた。
poyoco 「あ〜っひどい雨だった。雷は鳴るし、もー最悪だ。」
poyocoは仕事でなにか頭にくるようなことがあったのか機嫌がひどく悪い。
poyocoはとりあえず憂さ晴らしにEBにログインした。
poyoco「こうなったらとことんやってやる〜。」
次々に相手を大破させていくpoyocoの機体はその時のpoyocoの怒りを表わしていたのかも
しれない。
poyoco「くらえっクソ編集長っ。職場でのEBを控えろなんて無理なこというなーっ。」
やはり怒りの原因は仕事中におきたようだ。
(原因はpoyocoのセリフそのま ま)152体ぐらいをを大破したpoyocoはラバソのチャットに
いってみた。しかし、みんなはさっきまでいたみたいだったがすでに誰もいなくなっていた。チャット
の内容で今日戦争があったことを知ったpoyocoはせっかく直りかけた機嫌をまた悪くした。
poyoco 「なんで私はこんなについていないの……。」
怒りのあまり壁を蹴ろうとしたその時、
ピロリロピロリローーーーーー
携帯が鳴りpoyocoは壁を蹴るのをぎりぎりでやめた。慌てて携帯をとろうとすると足の小指を柱にぶつけてしまった。
poyoco 「う゛っ………。」
痛さをこらえながら執念で携帯を手にとった。
poyoco 「もしもし…poyocoですが…。」
??? 「ガチャ…ツーツーツー(切れた)」
その瞬間poyocoの怒りは絶頂に達した。そのときEBで機体が覚醒した。そしてpoyoco自身も
覚醒して究極体『女帝』になるのであった。女帝となったpoyocoはEBを再びやりはじめた。
今のpoyocoは『最 強』『最恐』『最凶』の三拍子が揃っていた。
poyoco 「ぽよこ刑をくらいなさ〜い♪」
そして200体目を大破させようとした時 !!
ドゴーーーーン
poyoco 「!?」
雷じゃないぞこの音は。いったいなんなの?黒猫同様あたりが停電になった。
poyocoは懐中電灯を探そうと立ち上がったがやはりこの暗さでは懐中電灯を探すのは
困難をきわめた。それでも懐中電灯を探そうと歩き回るとまた足の小指を柱にぶつけてしまった。
poyoco「痛ッ」
ブン
poyoco「んっ」
poyocoは背筋が凍った。やはり黒猫と同じく停電の中パソコンだけがたちあが りそして……
poyoco 「キャーーーーーッ・・・・・・」
午後8時40分
こうしてpoyocoはこの世界から消えてしまった。poyocoがこうしているあいだにも私はどんどん
奥へ進んでいった。しかし、出口らしきものはいっこうに見えずそれどころか他の部屋すら
見当たらない。まるで 無限回廊のようだ。歩きつかれた私はとりあえずその場にしゃがもうとした。その時、
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
黒猫「じっ地震?」
私はバランスを崩してしりもちをついてしまった。そして壁に寄りかかろうとしたらなんと部屋が
あるではないか。
黒猫 「あっ部屋だ。」
私はバランスをとりながらゆっくりとたちあがり辺りをざっと見回した。そこは部屋というより体育館に近かった。よく見ると私のEBの機体らしきものがあるではないか。私だけじゃない。他の人、
LOVER SOULの国民の人たち機体がそこにはあった。
黒猫 「こっここはいったい…。」
そのときまた地面が大きく揺れだした。
黒猫 「わぁ。」
私はよろけたものの今度は倒れなかった。その時私はさらに信じられないものを見た。
黒猫 「きっ機体が動いている。」
なんと機体がいきなり天井をやぶって入って来てラバソの国民の機体を破壊しているではないか。その機体はほかの国の人の機体だろうかそれとも……。考えている間にも信じられないことはまだつづいた。ラバソの国民の機体を破壊した機体はすぐに帰っていったようだがその壊れた機体が
少しずつ元どおりになって数分後には完全にもとに戻ってしまった。
黒猫「いったいどうなっているんだろう。」
その時、一つの機体が戻ってきた。そして私は目を疑った。人だ。それは男の人だった。孤独
だった私はとにかくだれでもいいから人に会いたかった。私は駆け足でそのひとのほうへ行った。
男は私に気づいたようでこっちをむいた。私は駆け足から全速力で走りはじめた。
男のところにたどり着いた時には私は息を切らしていた。
黒猫 「ハァハァ…ハァあの…ハァここは…。」
謎の男 「息が切れているぞ。落ち着いてからしゃべろ。」
その口調に私はちょっと腹をたてたがそこはちょっとこらえて落ち着いてからまた話しだした。
黒猫 「あのここはいったいどこですか?」
男は答えた。
謎の男「これだけ見てわからないか?」
黒猫 「はっはい・・・・」
謎の男「ここはネット世界のEBのページさ。この世界だと自分の機体にのって実際にEBができるからすごいのなんのって……ところでおまえだれだ?HNで答えてくれ。プライバシー保護のため。」黒猫 「くっ黒猫です。」
男はそれを聞いて大きく笑いだした。私はまた腹を立て今度はちゃんと言い返した。
黒猫「なにがそんなにおかしいの!!。」
男は笑いを少しずつ押さえてこたえた。
謎の男「この方法を使えば金使わずにオフ会ができるぞ。すごいことになったぞ。あとで
せぷたちにも伝えよう。…あっオレの名前だったよな。オレの名は『ばりゅ』だ。知っているだろう?」黒猫「え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!?。」
なにをかくそう私とばりゅは同じEB仲間でチャットではなすこともおおかったからお互いよく知っているのだ。しかし、なかなかオフ会ができず一度も会ったことが無かったのだ。それをまさかこんな形であうことになるとは。私はしつもんを続け た。
黒猫 「っでこの世界から元の世界に戻るにはどうすればいいの?」
ばりゅは部屋の隅にあるノートパソコンを指差した。
ばりゅ 「あそこにあるノートパソコンに自分のEBのIDとパスワードを入力して画面に触れるだけ。あとこの世界また来たくなったらログインする時このフロッピーをいれて 画面にさわるだけ。それだけだよ。非常に簡単だろ。」
ばりゅはそういって私にフロッピーディスクを渡した。私はこれが夢でないことを祈った。EBで自分の機体を操縦できておまけに無料オフ会がこれでできるのだから。そこまでいってまた疑問がでた。黒猫
「ねぇこの機体ってどうやって操縦するの?」
ばりゅはそんなことかという顔をして答えた。
ばりゅ 「機体の中にマニュアルが入っている。それをみれば普通の人なら簡単に操縦できる。それとこの世界では怪我で死ぬことないよ。怪我をしても機体同様すぐ修復しはじめるからいたみはあるが絶対に死ぬことはない。だから安心してEBライフをおく
れる。」
私は感心してそれを聞いてまだ疑問になる点を思い出した。
黒猫「ほかにこの世界に行き来出来る人って誰がいるの?」
ばりゅ 「オレの知ってる限りではまだ『せぷ』と『ふぇる』ぐらいかな。ついでにオレはこ
の世界に始めてくる人の案内役にいつの日かなってしまったようで新しく来た人に説明しなきゃならない。んっまた誰か来たようだから行ってくる。」
そう言い残すとばりゅは機体に乗ってどこかに行ってしまった。残された私はまたひとりぼっちになってしまった。
そのときだこの建物全域に警報音が鳴ったのは・・・・・
さぁさぁついに戦闘が始まるぞ!どうする?続き読むかい?
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