午後9時56分
黒猫「なっなに?」  
突然警報音が聞こえてきたので私は一瞬とまどったがすぐに状況は察知できた。なぜなら一度に
大量の機体がラバソの機体を攻撃しているからだ。そう、これはまちがいなく『戦争』だ。
私はとりあえず自分の機体が大破する前に機体に乗りこんだ。そしてばりゅに言われたとおり
マニュアルを読みはじめた。
黒猫「操縦は簡単とかいっていたけどどこに書いてあるのだろう…。」  
私がマニュアルを読んでいる間に敵国の機体が攻撃してきたが私の機体はALLNT
(ランク最高値)だ。ちょっとやそっとの攻撃はびくともしない。しかし、それでも私より強い機体が
攻撃してきたら間違いなく大破するだろう。なんとしても大破する前に操縦方法を覚えなくては
ならない。しかし、なかなか操縦方法が載っていない。ラバソの国民の機体もそろそろ数が減り
はじめてきた。そしてついに強そうな機体が私を狙ってきた。もう、マニュアルなど読む時間はない。自分直感だけが頼りだった。敵はEBの最強兵器『爆導索』を私に使ってきた。当たれば間違いなく大破だろう。私は直感を信じてジョイスティックみたいな物を動かした。爆導索がもう目の前に
迫っていた。私はおもいっきり念じた。たぶんこんなに念じたことはいままで無かっただろう。
(お願い動いて!)普通の小説とかマンガならここで機体が動くものだが今回はそうは
いかなかったようだ。
黒猫「……動かない。」  
ばりゅからこの世界で死ぬことはないと聞かされたが痛みは感じるものと聞いた私は恐怖で震え
はじめてしまった。私は血がサーッとひくのをかんじた。そしてそのまま気を失った。そのとき私には聞こえなかったがだれか叫んだ。
謎の男「これ以上大破させるかっ」  
その誰かは自分の機体で私の機体をもってその敵から離れた。
謎の男「……全くばりゅのやつ。ちゃんと説明していなかったのか?」  
敵の機体は標的を私からその誰かに変えたのか私に攻撃するのをやめて『誰か』に
攻撃をしてきた。もちろんそのとき私は何も知らず気を失っていた。その誰かが『ふぇる』だと知るのはもうすこしあとの話だが…。
午後10時17分  
一方この世界に来てまだ何も知らないpoyocoは黒猫と同じく無限回廊のよう な廊下を歩き孤独感や恐怖心と戦っていた。まるでさっきまでpoyoco否定するかのような表情だった。
poyoco「本当にここはどこなの…?」  
このときpoyoco誰でもいいからとにかく会いたかった。ダーリンや友達と会いたかった。この際あの意地悪な上司でもいい。そんなことを考えはじめたその時天井を突き破ってEBの機体がpoyocoの前に現れた。
poyoco「!!!!!!!!!!!!!!!!!!」  
そして機体から一人の男性が降りてきた。それは……そう、ばりゅだ。しかし、poyocoはまだ何も
知らない。つまりこの男性がばりゅだと知らないのだ。poyocoはばりゅに尋ねた。
poyoco「あの…あなたは?」
ばりゅ「えっと、あの、まあ、そっちから名のってくれませんか?あっ本名じゃなくてEBのハンドルネームで」poyocoはちょっと戸惑いながらもハンドルネームを言った。するとばりゅは 黒猫の時同様
笑いだした。その笑いはしだいに喜びにかわった。
ばりゅ「よしっ。また一人オフメンバーができた。」
poyoco「えっ?オフメンバー?それにあなたの名前は?」  
ばりゅはそういえばそうだったという表情をしてpoyocoの質問に答えた。
ばりゅ「名前じゃなくてハンドルネームだがばりゅだ。」
poyoco「ええええええええええええええええええっ!?」  
そしてばりゅはpoyocoに黒猫と同じくこの世界のことを話した。
poyoco「今言ったこと全部本当?」
ばりゅ「もちろん。あと機体の操縦の仕方だけどこのフロッピーをここの隠しドライブにいれて…………。」
poyoco「どうしたの?」  
そのときばりゅはかなり重大なことに気がついた。この隠しFDドライブのことを黒猫に教えて
いないのだ。ちなみにこのことだけはマニュアルにも書いていない。そしてさらに重大なことに
気がついた。ふと見てみたラバソの方角で大きな爆発音が聞こえる。どうやらラバソが他の国に
襲われているようだ。
ばりゅ「急いでラバソに戻らなきゃ。」
poyoco「なんだかよくわからないけど私も行くよ。」  
こうして二人は機体に乗ってLOVER SOULにむかった。すでにラバソが危機に瀕していることはわからなかったが。
午後10時45分  
ラバソではふぇるがなんとか他の機体が立ち直るまでと必死になって敵を倒しまくっていた。
しかし、最後はENがきれて攻撃できなくなってしまった。
ふぇる「くそっ。このままじゃ潰れてしまう。おいっ誰だか知らないけど起きろっ」  
(ふぇるはまだその機体に乗っている女性が私こと黒猫だと知らない。)
私はその声で目が覚めた。そして最初にこう思った。 (大破しなかったの?)そしてだんだん
思考回路が戻って今そんなこと考えている暇じゃないと思い出した。
黒猫「あれっえっあなたは?」  
私が聞くとふぇるは怒鳴った。
ふぇる「今はそれどころじゃねぇよ。とにかくばりゅからフロッピーを渡されたろ?それをジョイスティックみたいなやつの下のほうにある蓋みたいなやつを外してフロッピーをいれろ。あとはそのジョイスティックみたいなやつで操縦しろっ。」  
私はだいぶ戸惑ったがフロッピーを入れて機体を操縦した。今度はちゃんと動いた。
黒猫「おおっ」  
私はこんなときなのに感動してしまった。その時ある機体が私に気づいて攻撃をしてきた。ふぇるが叫んだ。
ふぇる「おいっうし・・・…」  
ふぇるが言い終わる前に私の機体は攻撃されて大破は免れたが大きく損傷してしまった。
黒猫「あっ…」
ふぇる「あっ…じゃねぇよ」  
ふぇるが私に怒鳴り散らそうとしたその時
ばりゅ「まあまあそんなに怒らなくても」
どこかで聞いた声だ。この声はばりゅだ。声のする方を私は見たもう一人誰かがいるようだ。
もうひとりの誰かは叫んだ
poyoco「闇より選ばれし者、女帝降臨☆」  
声の主はpoyocoだ。しかし、私とふぇるははまだ知らない。当然poyocoも私たちのことを知らないだろうけど。poyocoは爆導索を次々と出てくる敵に使いどんどん敵の数が減っていって最終的には戦略の時間切れでラバソは一命をとりとめた。
午後11時00分
戦争が終わりみんなであらためて自己紹介をした。そのあとばりゅと私はふぇるに文句
言われまくった。チャットではあんまりしゃべらないふぇるがこんなにしゃべるとは……。時間を
見てみるともう11時だ。そろそろ寝ないといけないなぜなら明日は学校がある。
黒猫「あっそろそろ戻らないといけないから戻るね」  
私は軽くみんなにそういった。そしたらふぇるが言った。
ふぇる「黒猫っオレの本当のHNはふぇるじゃなくてJINだぞ。」
黒猫「じゃあJINって呼べばいいの?」
私がそう言うと
ふぇる「いやっふぇるでいい。っていうか呼びやすい方で」  
それを聞いてばりゅが冷静につっこんだ。
黒猫「どっちだよ」  
私はしばらく笑っていた。そしてまたこんどあう約束をして私は私の家の私の部屋に戻った。その日はよく眠れた。興奮して眠れないと思っていたが結構疲れてすぐ眠れたのだ。
そして翌朝…… 午前7時00分  
昨日の興奮がまだ残っていて朝は機嫌がよかった。私はなにげなくテレビをつけた。朝やっている
ニュースはだいたいどこも同じような内容だ。しばらくぼーっとしてテレビをみていると臨時のニュースが入ってきたらしい。
『ただいま入ったニュースですが昨夜日本各地で建物崩壊事件があったようです。消防の調べで
死者とけが人は出なかった模様で警察なにかのテロ組織がやったという見方で捜査を開始しました。つづいてスポーツ ―――――――――――――――――――――』  
その時出された現場の写真を見て私はぞっとした。なんと写真の奥のほうに小さくEBの機体らしきものが写っていたのだ。


戦いが終わり休息にはいった黒猫・・・・しかし朝の臨時ニュースを見てびっくり!なんと現実世界に
EBの機体が!さぁ〜ってどうなるかな〜?
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