ニンテンGO!SP01
企画段階って何なのさ?


こちらは2001年8月13日に、
夏休み特集第3弾として掲載されたものです。


 夏休みも、もう後半に入り(って自分はあと4日しか休みが無いんだけど)
この時期はUターンラッシュらしく、高速等はかなり渋滞しているらしい。
(まぁ、自分の住んでるところは帰省ラッシュの目的地のほうに入るからなぁ)
兎にも角にも、皆さん疲れが見えてるであろう
今日この頃といったところでしょうか。

 今週は、夏休み特集第3弾『ゼルダの伝説のすべて』を
お送りしようかと思いましたが、
ちょっと、1週間ではいろいろと準備が足らなかったので
今回は少し視点を変えてお届けします。

 今週の『ニンテンGO!』 
題して、『企画段階って何なのさ?』をお届けします。

 今回の企画の趣旨は『企画段階の写真』と『製品版の写真』を比較し、
『実はこんな設定やらキャラがいたんだ』という、
ある意味『過去の遺跡発掘をする』ような気分が味わえるコーナー(?)です。

 きっかけは、うちにある『ファミ通』を整理していて思いついたって感じです。
まさか、創刊号からあるとは思ってなかった。
(オークション出せば高く売れるな、ヒッヒッヒ…。まぁ売る気は無いけど)

 ちなみに、資料として『ファミ通64(創刊号)』、
『ファミ通64+(’99.7〜’01.4)』、『ファミ通64+アドバンス(’01.5〜)』
を使用しました。基本的には全部同じなんだけど。
ので、もしお持ちの方は雑誌を見ながら読むのもよいかと思われます。
(もちろん、他紙でもOKです)
また、一部自分の記憶を頼りにしているのでミスがあるかと思います…。


 それでは、まずは『NINTENDO64部門』から。

 まず、先に注意しておきますが、
製品版をプレイした後に読むといっそう面白く読む事が出来ると思います。
よって、プレイしていないソフトについては、
プレイし終わってから読む事をオススメします。
(そうじゃないと、何を言ってるんだか分からないかと・・・)

 カッコの中身は、その写真の公開された時期です。


1、スーパーマリオ64(発売半年前)

  実は、正確な企画段階の写真を見たことが無いってのが本音なんですが、
 唯一見たことのある写真ってのが『坂を滑り降りるマリオ』でして、
 その写真の上には製品版と同じく『コインの枚数』などが表示されてます。
 
  では、製品版とは何が違うのか?
 それは、文字の色がめちゃくちゃカラフルなんですね。
 その写真が手元に無いので何色かは分かりませんが。
 多分『見づらい』って理由でやめちゃったんでしょうけど…。
 


2、ウェーブレース64(発売半年前か?)

  これについては過去の『ニンテンGO!』でも取り上げましたが、
 やはり乗ってるものが、『ジェットスキー』というよりは『モーターボート』。
  
  例えるならリンクが『エポナ』じゃなくって
 『バイク』に乗ってる感じ?(それは違うか)
 それか、マリオが『カート』じゃなくって
 『F−ZEROマシン』に乗ってる感じか?(こっちのほうが分かりやすいと思う)
  つまり、『似ても似つかないもの』に乗ってたって訳です。


3、マリオカート64(これも、発売半年前か?)

  これも前に取り上げましたが、選択キャラに『カメック』が(ちゃっかり)います。
 多分、前作の『ノコノコ』枠に、
  ・一応『クッパ』の次に権力(?)がある
  ・ブロックに杖を振ると『ノコノコ』を出せる
 という理由から決めていたのでしょうが、あっさり『ワリオ』にされました。
  多分、最大の理由は『カメックから連想されるコースが思い浮かばない』
 から、じゃないかと思います。(知名度が低いってのもあると思うけど)
  (下手すれば『クッパキャッスル』とかぶるだろうし、
   現に『ノコノコ』のコースはちゃんと残ってるってことから考えて)


4、マリオゴルフ64(発売5ヶ月前)

  開発段階の写真を見て製品版と違う点。
 まぁ、ステータス等が入ってないのは仕方ないとして、
 実はあんまり変わってないんですね。(ちょっと期待外れ)
 でも、起伏などがちょっとキツイかな?それと、周りが木だけ。
 それぐらいしか違いが分からない・・・。
  
  もともと、『みんなのゴルフ』を作った『キャメロット』が制作したこともあり、
 『マリオゴルフ64』は企画段階でほとんど完璧に近かったって事ですね。


5、スマッシュブラザーズ(タイトルをかなり省略してます)(発売ホントに前)

  こちらも、企画段階ではちゃんとピカチュウなどの電撃を食らうと
 骨だけになってるし、かなり細部まで出来てますね。
 (こんなところまで決まってたんだ・・・)
  違いは、『隠しキャラの出るところ(キャラ選択画面のところです)の色が
 違う気がする(気がする・・・、ってオイオイ)
  
  でも、本当の開発以前のものの背景は『HAL研(開発元)』の近くの
 写真を使ってたみたいでしたが、この時に基本システムあ出来てたようですな。


6、ゼルダの伝説 時のオカリナ(発売1年以上前だと思う)

  このソフトはかなり延期を繰り返したから、
 いろいろあるだろうと思ってましたが、案の定ありました。
 (の割には、手元には1枚しか写真が無い…)
 
  やはり気になったのがアイコンです。(あの上のほうに出てるあれです)
 写真では『オカリナ』、『弓矢』、『バクダン』が出てましたが、
 『オカリナ』の穴の色が黒じゃないです。赤と緑の部分があります。
  もしや、開発段階ではオカリナ演奏時に『赤(つまりスタートボタン)』と
 『緑(つまりBボタン)』も使えたという事か?
 とすれば、今のものとは相当違ってたってことですな。
 
  でも、アイコンの違いはそれだけじゃない。
 何と、『剣』を振るボタンがAボタンになっていて、
 『アクションボタン』(『おす』とか出るところ)がBボタンになってるんですね。
 (ちなみに、製品版は逆です)
 
  コレくらいは多分相当数の人が気付いていた事でしょう。
 
  だが、自分はあることに気づいた!
 『弓矢』のアイコンの絵が(微妙だが)違う!(そんな細部まで見なくても・・・)
 その違いってのは『柄(って言うのかはよく分からんが、要は持つところ)』
 と、『矢』が擦れるところ(これで分かればいいけど)の色が緑色なんですね。
 (製品版では何にも色が付いてない)
 
  それじゃ、何が違うんだよ!って思うでしょ?違うんだよなぁ。
 (もうお気付きの方もいるかと思いますが)
 そうです、ここに色があったということは
 『炎・氷・光の矢』の設定が無かったことを意味するわけです。
 (だって、もしそういう設定があったらばそこに絵が重なって、
 見づらくなっちゃうでしょ?)
  現に、製品版では『炎の矢』などを装備すると
 その『擦れる部分』の絵が変わります。
 
  つまり、この段階では『光の矢』でラスボスを倒す(半分ネタバレ)って設定が
 無かったって事を示唆するんですね。かなり勝手な解釈ですが。
 (って事は、この時は別な倒し方を考えていたってことになるよな?)
 
  その段階でのラスボスの倒し方ってのは、ご想像にお任せします。
 (そう言う自分も分かりませんけどね)

 と、一枚の写真からよくここまで文を伸ばしたと、自分でも驚いてます。


7、ゼルダの伝説外伝(製品版:ムジュラの仮面)
  (NSW’99前の公開写真、発売4ヶ月前の公開写真)
   この写真は結構枚数があるので、製品版と比べやすくて助かりました。
  
   先に、これだけは言っておきます。
  発売半年以上前から『チンクル』は写真に出てます。
  (それも、写真から見て沼地のところですな)
  まさか、あんな個性的なキャラだとは思っていませんでしたが・・・。
   
   まず、NSW’99(Nintendo Space Worldの略)での
  公開写真から見ていきます。
  
   このソフトの肝といえば『お面システム』ですが、
  何と、『大人リンクのお面』ってのがあったんですね。
  当時は、大人リンクになれるだろうと推測してました
  多分これは、『鬼神のお面』に取って代わられたのだと思います。
  
   『鬼神』という字、意外と意味を間違っていませんか?
  『鬼の神様のお面』では(多分)ないですよ。
  ちなみに、自分の調査では別の意味が出てきましたが、
  これが正しい意味なのか曖昧なため、ここでは紹介を控えさせてもらいます。

   また、ゴロンに変身した状態で何故か、Bボタンにハンマーがあります。
  (っていうより、製品版にはハンマー自体無かったはず…。)
   しかし、製品版のゴロンは『ハンマー』のような技があるので、
  ボツになっちゃったんでしょう。(ハンマー姿ってのも見たかったけど)

   次に、発売4ヶ月前の写真です。
  手元にあるのは『ゴロンリンク』が雪山にいるものなのですが、
  そのアイコンの中に、『何やら茶色と黄色で構成されているもの』があるんです。
   実際の写真を見せられないのが残念ですが、何なんでしょう、これ。
  何だろう、とよく見たら、これ『太鼓』ですな。(何で太鼓が黄色いかは置いといて…)
   
   どうやらこの時点では『リンクがお面をかぶると楽器のアイコンが変わる』
  という感じだったのではないでしょうか?
   ほかの写真でも『デグナッツリンク』のときはラッパになってます。
  まぁ、別に変わっても、そうでなくても自分はどっちでもいいと思いますがね。

   で、この写真の説明を見ていて気付いたんですが、
  『パートナーとなる妖精”ベル”』ってあるんですが、”ベル”って誰ですか?
  あとで名前を変えただけ?なのだろうが、何故”ベル”?


8、パーフェクトダーク(NSW’99前の公開画面)
  
   もう一つ、『NSWの写真で気になったもの』がコレ。
  パーフェクトダークの写真が4枚あるのですが、
  その中の1枚に興味深い写真を発見しました。
   
   何と、『赤外線スコープ』らしきもので、ヘリを狙ってる画面があるんですが、
  ヘリを落とすシーンが製品版であったか無かったかは別にして、
  この写真、何か別のメーカーのゲームの写真に似てるんですよね。
  ただの自分の思い込みかもしれないけど。
  でも、このシーン、正直言って「かっこええなぁ」思いました。(ただそれだけです)


 という訳で、今週は8作品の『企画段階写真』を見てきましたが、
その写真を一緒に載せられないのが残念です。

 皆さんも、家の中に眠っている雑誌を見て、
『こんなところが変わったんだ』と、
過去の思い出に浸るような気分(?)で見ていくのもいいかと思います。

 それでは、今週はここまで。


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