こちらは2001年8月7日に、
夏休み特集第2弾として掲載されたものです。
暑中見舞い申し上げます。
21世紀も、もう7ヶ月が過ぎ、
「まだ20世紀とあんまり変わらんなぁ」と思う今日この頃、
西日本では暑いそうですが、いかがお過ごしでしょうか。
『ニンテンGO!』
今週も例によって夏休み特集第2弾。
『ドンキーコングのすべて』と題してお送ります。
『ドンキーコング』は初代である『ドンキーコング』と、
『スーパードンキーコング』の2種類があります。
1、『ドンキーコング』シリーズ
では、まず『ドンキーコング』の内容の説明から。
どデカいゴリラにさらわれた『レディー(でしたっけ?)』
彼女を助けるために『ヒゲオヤジ(後のマリオ)』が救出に向かう
というストーリーで、要は映画の『キングコング』のパロディーです。
ヒゲオヤジに関しては『ロクヨンのマリオのすべて』に収録済み。
(後々、このパロディーって点で大変な事になっちゃいますが・・・。
話によると、最初は『ポパイ』を出そうかと思っていたが、
版権などのために出せず、『ポパイ』が『ヒゲオヤジ』に、
『オリーブ』が『レディー』って感じに変えたみたいです。
ゲームの進み方はいたってシンプル。
一番上にいる『ドンキーコング』のとなりにいる『レディー』の
もとまで行ければステージクリア。その後4ステージクリアすると、
レベルが上がり同じステージを何度もループするといった感じで、
誰でも気軽に楽しめました。
『ドンキーコングJr.』は、その後捕らわれた『ドンキーコング』を
『Jr.』が救出するものです。コチラはさすがに続編ですので、
いろいろな点でグレードアップしています。
また、この『ドンキーコング』は故横井氏と宮本氏の作り上げた
名作中の名作と言われています。
コンシュマー機最初の『ドンキーコング』は
『ゲーム&ウォッチ(以下:G&W)』で発売されました。
このドンキーコングのG&WはほかのG&Wとは異なり、
今ではどのゲーム機でも採用されている『十字キー』が初めて登場しました。
ちなみに、この『十字キー』は故横井氏の考え出したものです。
(横井氏の話はまた別の機会に・・・)
その後、’83年7月15日にファミコンと同時発売として、
『ドンキーコング』と『ドンキーコングJr.』が発売されました。
(実は、先ほど話した『ポパイ』も同発ソフトの一つなんですが・・・)
その翌年、ファミコンは絶好のスタートを切る事が出来ました。
が、ここで問題が発生していました!
アメリカの映画制作会社から『キングコング』の商標権が侵害されたとして、
訴えられていたんですね。(マジな話です)
まぁ、結果は勝訴で終わったんですけどね。めでたし、めでたし〜(?)
その後も、国内・外問わずにファミコンは売れに売れ、
’99年7月のデータでは、国内:1912万台、海外:4256万台出荷されました。
さすが、といった数字ですね。
ちなみに、もともと『N.O.A(ニンテンドウ・オブ・アメリカ)』は、
アメリカ版『ドンキーコング』のパチモンを片っ端から訴えるのがメインだったらしい。
当時のオフィスは貸しビルの小さな部屋でひっそりとやっていた様です。
その後、アメリカではこの『ドンキーコング』のヒットにより大きく地位を上げました。
そして、『ドンキーコング』はゲームボーイ(GB)にも移植されました。
(『Jr.』も移植されました)
2、『スーパードンキーコング』シリーズ
初代が発売されてから10数年後、ロクヨンが出る1年前にあたる
’94年に『スーパードンキーコング』が発売されました。
このソフトの特徴はやはりレタリングに『3DCG』を利用した点です。
初めて見た人は、みんなこの画質には驚かされた事でしょう。
また、このソフトの開発にイギリスの『レア社』が携わっている事も
忘れてはなりません。何せ、最近発売された『マリオカートアドバンス』の
『ドンキー』のイラストは『レア社』の絵を使っているんです。
(エンディングを見ると、そう書いてます)
『スーパードンキーコング』の1作目は、奪われたバナナを取り戻すために、
『ドンキー』と『ディディー』でボス『キングクルール』を倒しに行くという、
まるで『モモ(ピーチ姫)』が『バナナ』になったような感じです。
『ドンキーコング2』は、『ドンキー』がさらわれてしまいます。
『ドンキー』を助けるために、相棒の『ディディー』とガールフレンドの『ディクシー』で、
これまた助けに行くストーリーです。
『ドンキーコング3』も同じく、今度は『ディディー』がさらわれます。
(初代の頃からさらわれるのが好きなのか?)
『ディディー』を助けるために、『ディディー』と友人の子供(らしい?)『ディンキー』で、
これまた(×2)助けに行くというストーリーです。
(ホント、さらわれるのが好きなファミリーなんだなぁ、と思います。
にしても、ドンキーといい、ピーチ姫といいさらわれるの好きだよなぁ)
この『スーパードンキーコング』シリーズは、
SFCで3本、GB(GBC)で4本(うちSFC版移植が1本)
そして、ロクヨンで『ドンキーコング64』が発売されました。
『ドンキーコング64』は、マリオ64のようにフルポリゴンで、
ハイレゾ(メモリー拡張)パック専用という結構異色のソフトとなりました。
特に印象に残るのは、やはりオープニングの『ドンキー・ラップ』でしょう。
わかり易い英語で構成されてるので、リスニングの勉強にも最適です。
(まぁ、どの位効果があるかは分かりませんが・・・)
それに、『ドンキー64』には『アーケード版のドンキーコング』が
完全移植されています。(これが一番オススメな点)
1本のソフトに2本入っているような気分になります。
3、その他
『ドンキーコングJr.』は『スーパーマリオカート(SFC)』に、
『ドンキー』は『マリオカート64&アドバンス』に出ていますし、
『マリオRPG』には『ドソキーユング』(打ち間違いではありません)として出ています。
(不思議な遍歴をもったゴリラですなぁ)
『ディディー』自体は『ディディーコングレーシング(N64)』があります。
(こちらのレビューはまたあとで)続編が『アドバンス』で出る予定です。
また、『ドンキーコング』というゲーム自体は、『スーパーマリオRPG(SFC)』や
『ゼルダの伝説・不思議の木の実−時空の書(GBC)』などにも、
パロディーとして登場しています。もし、触れていない方はコチラもどうぞ。
『ドンキー』は『スマブラ』にも出てます(使えるかどうかは別として)
ちなみに、分かっているとは思いますが、一応載せておきます。
『スマブラ』のハンマーを振る時の音楽は『ドンキーコング』で『ヒゲオヤジ』が
ハンマーを振る時の音楽です。(分かっているとは思いますけどね)
ゲームキューブでは『ドンキーコングレーシング』が開発中と、
まだまだ続編が出そうなこのシリーズ。
特に『スーパー』のほうは『ボーナスステージ』を見つけるのがかなり苦労するので、
残りの夏休みを『1、2、3』パーフェクトクリアに費やすのもいいのでは?
ちなみに、『1、2、3』はすべて『Loppy』で書き換えられるので、
試してみるのもいいのでは?
というわけで、今週はここまで。
次回もお楽しみに・・・。