私の好きなゲームの格言(?)に『いかにメジャーなソフトでも、プレーヤーの心に残る一本でなければ意味がない。』というものがある。私が初めてハマったこのシリーズは、中学校の教科書に登場する程メジャーであり、更にこの定義にあてはまるものであった。だからこそ、この『マリオにおけるキノコ問題』をこのコーナーのトップに選んだのである・・・・・。
さて、ゲーム中において『キノコ』はパワーアップアイテム又は、1UPアイテムとして存在している。だが、私はここに少しばかりの疑問を覚える。その疑問とは、この『スーパーキノコ』と『1UPキノコ』とは、はたして分けて考えるべきものであろうか、という事だ。そこで、まずはこの事について検証してみよう。
『スーパーキノコ』は獲得することで、『チビマリオ』から『スーパーマリオ』になることができる。『1UPキノコ』は『マリオ』自体の残機(人?)が一つ増える。通常『チビマリオ』の状態では敵と接触、攻撃を受ける等すると『死ぬ』わけだが、『スーパーマリオ』の場合『チビマリオ』に戻るだけで、一定時間無敵というオマケまで付いて、プレイは続行される。このような現象を私はシューティングゲームで時折見かける。敵の攻撃を受け、自機が破壊されると残機が一機減り、多少の性能ダウンを経てその場で無敵状態となって復活する。このようなシステムを有するゲームの存在から、『スーパーキノコ』は『1UPキノコ』とほぼ同じ能力を持っているとも考えられる。
では、違いは何か?それは、『即死』への対応であると私は考える。たとえ、『スーパーマリオ』といえども穴に落ちる等すれば、即座に死んでしまう。この場合『1UPキノコ』であれば、復活する事ができのだが、『スーパーキノコ』ではそうはいかない。しかし、『1UPキノコ』による復活は『スーパーキノコ』による『復活』とは違い、プレイは中断され、ある程度(時にはかなり不利なポイントまで)戻されてリスタートとなる。当然、無敵状態などではない。
以上のことを考えると、多くの場合『スーパーキノコ』は『1UPキノコ』よりも高い能力を有する『真の1UPキノコ』と定義することもできるのではないだろうか。しかも出現率は明らかに『スーパーキノコ』の方が高い。つまり、このキノコは最も基本となるアイテムであると同時に『1UPキノコ』すら凌駕する究極のアイテムと呼ぶことができるのではないだろうか。
次に『キノコ』の実体に迫ってみようと思う。いったい何故キノコなのか?あのキノコはどのような成分でできているのか?
まず、通常のキノコに含まれる成分を考えてみようと思う。キノコは一般的にビタミンBやナイアシンが多いということである。ちなみに、ビタミンBが不足すると『脚気、しびれ、筋肉痛、心臓肥大、食欲減退、神経症状、口内・唇のただれ』などの症状が現われる事があるようだ。また、キノコ類はカロリーが少なく理想的な健康食であるようだ。どうだろうか?これだけで、キノコでなければパワーアップできない気がしてきはしないだろうか。
キノコのすばらしさを再認識したところで考えたいのは、このキノコには血清効果(バイオでいう、ブルーハーブ)があるという点だ。この存在を裏付けるのがまさに、『毒キノコ』である。多くの『チビマリオ』達が初めて見る毒キノコを摂取し死んでいった事だろう。だが、事前に『スーパーキノコ』を得ている場合、敵から攻撃を受けたのと同様に『スーパーマリオ』から『チビマリオ』になるだけですんでしまう。則ち、『キノコ』は一回きりの血清または毒素分解酵素のようなものを持っているものと考えることができるのである。
多少、話はそれるのだが、マリオの敵キャラも同様の毒素を持っているのではないかと推測できる。そうでなければ、せっかくのキノコ血清も無駄に終わり、結局は即死、というかたちになってしまうのではなかろうか。敵を上から踏んでも毒をうけないことから、マリオの靴は相当厚いという事も推測される。(何ものをも寄せつけない抗菌加工だったりするかもしれないが・・・)まぁ、防護服を着る事ができないのも、毎回出動が緊急すぎるからであろう。
最後に、あのキノコの巨大さについて検証してみる。どう考えてもあのキノコは異常である。想像してみよう。目の前のブロックを下から突き上げると(この時点で手に激痛が走り、ピーチを救うどころではないようなきもするのだが・・・)そのブロックから自分と同体積いや、それ以上のキノコが出現し、地面を音もなく滑っていくのである。
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ハッキリ言って恐すぎである。更に自分よりも大きなキノコにかぶりつく自分を想像する。
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ヤバい。調理されたものならいざしらず、何処から出現したかもわからないようなキノコ(しかも派手派手)を調味料も使わずに食うのである。このことから、マリオとルイージは無類のキノコ好き、というよりもキノコ中毒である、といえるかもしれない。だから毒キノコにコロッとひっかかるのだろう。(ナイアシンの別名がニコチン酸だったことが、頭をよぎる・・・)とにかく、異常なまでにデカいキノコを完食し(相当な時間がかかるはずだが・・・)胃袋の充填度も200%をゆうに超えたあたりで自分の体積も約2倍に膨らんでいることに2人は気付くだろう。ここで『スーパーマリオ』なるものは実は単なる『デブマリオ』と定義してはいけない。何故ならば、そのような食い過ぎ太り過ぎの状態であれだけのスピードを維持できるだろうか、できはしないだろう。とすると、あの巨大キノコを一瞬で分解、吸収しているとしか考えられない。これは恐らくあのキノコ中毒の一歩手前である、無類のキノコ好きにのみ与えられた能力であろう。その一瞬のうちに先程の血清のような物質も吸収しているに違いない。
ここまで考えた時、私には恐るべき考えが閃いた。毒キノコや敵の持つ毒素とはもしや、『名探偵コナン』に登場する、『アポトキシン』そのものではないだろうか!?恐らく、通常では即死する程の毒素をキノコの成分が分解し、結果ミニマム効果が発動。一命は取り留められるものの身体が縮んでしまうのではなかろうか。つまり、コナンと灰原は、薬を摂取する前に何らかの形でこの成分を得ていたと思われる。あの2人が元の身体に戻るカギはここにあったのではないだろうか・・・。
後半は話がそれてしまったり、キノコ自走の謎などまだまだ解明すべき事はあるがこの辺で一旦終わる事にしよう。
キノコの謎パート2があればまたその時に。