『不可能を可能にする伝説の男ソリッド・スネーク』、今回は彼の強さに注目してみようと思う。だが、強さとは言ってもそれは多くの要素が絡み合って生まれるもの。一度に全部の要素を解明する事はできない。そこで今回は、『ザコ兵はSOCOM3発で死ぬのに、ソリッドはなかなか死なない』という驚異的なタフネスさに焦点を当てていこうと思う。
ソリッドのタフさ。それには『ライフゲージ』というものが、深いかかわりをもっている。これがあるかどうかで、ザコ敵とソリッドやボスキャラとを区別する事すらできる。では、ライフゲージとは一体なんなのか。一般には、そのキャラの命そのものとして、捉えられがちだが、果たしてそうなのだろうか?
結論から言うと私は『ライフゲージ』なる物を、彼の反射神経、回避力と考える。百戦錬磨の彼は、例えプレーヤーがヘマをやってもその驚異の反射神経を持って、致命傷を避けているものと考えられる。(もちろん画面には映らない範囲でだが)そうすると、ヘマをやって傷付くほどライフゲージは減ると言う訳だ。そしてライフゲージ、つまり回避力がなくなれば、致命傷を受け死んでしまう訳だ。
だが、それなら『ライフゲージ=体力』でもいいのでは、と考える人もいると思う。しかし、もしあれがただの体力で、すべての攻撃を受けているとしたらヘリの機銃攻撃はどうなるだろう?『ARMS』の1、3、10巻辺りを読めば分かるが、戦闘ヘリの機銃はそんなに甘いモノではない。まともにくらえば、体にでかい穴が空くとか腕や足がちぎれるなんて事が普通におこるだろう。となれば彼は命中するかしないかというギリギリのところでかわし、その衝撃波をうける程度に止めていると思われる。また、グレネードのようなものはどうだろう?これも瞬時に急所をガードし、致命傷を避けているのだろう。(でなければ確実に即死だ)やはり、あれはただの体力ではなく反射神経、回避能力ではないだろうか?
この説の裏付けとなるある現象が存在する。それは、ボスキャラのライフは長いのに序盤のソリッドのものはかなり短い事だ。このことを、『ライフゲージ=回避力』という観点で見ると容易に説明がつく。ボスキャラは現役のフォックス・ハウンド。つまり常に戦闘状態または訓練の中にあったと考えられる。ならば戦場の第六感のような物が研ぎすまされ、凄まじい反射神経をもっていると考えられる。あのVR訓練もソリッドの現役時代の反射神経を取り戻す事はできなかったのだろう。だからこそ、ソリッドは戦場でそれを取り戻すのである。ボス戦後は、ライフの最大値が上がるのもそのおかげだろう。その結果最後はボスと変わらないくらいのゲージの長さになっているのである。
せっかくなので、ライフがレーション(軍用携帯非常食)で回復するという謎にも迫ってみようと思う。私は始め、ソリッドは殆ど『拉致』という形で連れてこられた為、物凄くハラが減っており、正に『腹が減っては・・・』の状態なのかと思っていた。しかし、怪我をして死ぬ間際にそんな悠長な事を言っていられる訳がない。と、この説は私自信によって否定された。では、どうしてなのか?と悩む私はある興味深い説を聞く事になった。私の友人は『レーション=ナノマシン』だと定義したのだ。確かに体内のナノマシンが増えれば、当然治癒も速くなり動けるようになるだろう。しかし、これが真実だろうか?少なくとも、ナノマシンに関係が有るとは思うのだが、これがそのまま真実とは思えない。というのも、ナノマシンは通常血液内に存在しており、胃の中から吸収されるとはどうも考え難いからだ。
そこで私の出した答えは、ナノマシンが、インスリンによって活性化されるというものだ。インスリンは血糖値を下げる働きのあるホルモンで、フィードバック調節により、食後に分泌され、血糖値の上昇のし過ぎを食い止める。これが分泌されなかったりするといわゆる糖尿病となるのである。インスリンによって活性化されたナノマシンは、高速で傷を治癒しライフゲージを伸ばしてくれるのである。
以上が私の考察である。『2』が出た時には、多少当てはまらなくなるかと思うが、その時は、検証パート2をやる事にしよう。