まえがき


私はかっこいい氷室先生が大好きです
心の底から氷室零一はかっこいい人だと思っております

にもかかわらず それと逆のかっこ悪〜いトンチキなヒムロッチも大好きなんです

というわけで この創作にいる彼はかっこよくありません
ていうかこれは一応ギャグなので 広い心で愛でていただけると嬉しいです
ではどうぞ





体育祭


今日は体育祭
天気予報では降水確率50%と言われていたにもかかわらず
決行か延期かを決める午前6時の空はというと
曇ってはいるものの 時折雲間から光が差し込んできて
まずまずの体育祭日和だと言えた

体育祭等の行事は 延期などせず当日にやってしまうに限る
生徒の士気が下がると同時に 教師側のやる気にも影響を及ぼすからだ
延期の際の計画も出されているし それぞれ心構えもしてはいるが
この日に向けて準備をしてきているわけだから
先延ばしになれば肩透かしをくらったような気持ちになってしまう


自室のマンションのベランダに出て空を見上げた氷室零一は
同僚の体育教師の喜ぶ顔を頭に思い描き 唇に笑みを浮かべた
今頃あの男は 喜び勇んで校庭に走り出ていることだろう……と

かすかであるにせよ 笑顔らしきものが出るということは
氷室の機嫌もかなりよいということだ

しかしそれはあくまでも『予定通り』だからであるに過ぎない

彼にとって体育祭そのものは嬉しくも楽しくもない行事であり
教育上必要だとは思っているものの それと個人的感情とはまったくの無関係である

氷室は 正直にいって体育は得意ではない
いや きっぱり『苦手』という言葉を口に出してもいいかもしれない
彼にとって体育祭など 憂鬱なだけだった



時は遡り 教師になってすぐのある日のこと
HRを終えた氷室は職員室に戻り 机上にある冊子に目を止めた
それは 明日行われる職員会議に関する資料であり
目次の中ほどに『体育祭について』という項目を確認することができた

それを見て とっさに彼が思ったことは
「これでもう走らなくてよいのだ」
ということだった

もう既に自分は教師なのだから 生徒達を指導監督するだけでよいのだと そっと胸を撫で下ろす氷室
係分担によっては多少 駆け回るはめになるかもしれないが
競技に出て競うことに比べればだいぶましである

彼は資料に書いてある日程と分担に目を通した後
なんとかこの体育祭を乗り切ることができそうだと
心の中で勝利のガッツポーズを出しつつ次のページをめくった
するとそこにはこんなタイトルが書かれてあった

職員レースについて

眉根を寄せて説明文を読めば カードに書かれた物を順々に着ていってゴールするという非常にバカげた競技だった

「なんだこれは……」

おそらくこういうものは最終的にまともな格好になる確率が0%だ
そして こういう競技を新人である自分が棄権することができる確率もゼロ

そう考えて 彼は一気に憂鬱な気分になってしまった
憂鬱を通り越して 怒りさえ湧いてくる

しかもこの競技は今年新たにプログラムに加えられたものだと書いてあり
どこの誰がこんな余計なことをしたのだと
先ほど心の中で振り上げた拳を 憤怒の為にぶるぶると震わせる氷室なのだった



「あの時は酷い目に遭ったな……」

氷室が後で聞いたところによると 職員仮装レースを提案したのは
今頃準備の為に校庭を飛び回っているであろう同僚だった
氷室よりも一年早く学園に入った彼は 体育祭の打ち上げの席上で 諸先輩方の前でも臆することなく弁舌をふるっていたという
そして酒の勢いも手伝ってか その場にいた理事長を含め全職員の賛同を得てしまったのだ

結局 あの年からこの「職員仮装レース」は毎年続き 名物コーナー化している
生徒達も喜び 出場する先生も楽しみ いいことづくめのこの競技だが
氷室を含め 数人の職員にはどうしても馴染めず
そういった者たちには 2年目から出場を辞退する権利が与えられることになった

そしてもちろん 氷室教諭は今年も全力で辞退を申し出ていた
過去に一度だけやむなく参加した時の記憶は 今も憎らしいほど鮮やかだった


その忌まわしい過去の記憶に 氷室は顔を歪める
その時 ふいに彼の脳裏に ある女生徒の顔が浮かんだ
3年連続氷室が受け持っているその生徒は
担任が仮装レースに出場しないことを聞いて 心底がっかりした顔でこう言った

「今年こそはって、ずーっと、ずーーーっと楽しみにしてたのに……」

生徒たちのほとんどは 普段偉そうに指導する担任の間抜けな姿を見て
それまで抑圧されていた分 大いに笑ってやろうという魂胆がみえみえなのだが
彼女だけは少し いや かなり違うようだったと思い返す

しょんぼりして帰る後姿をひきとめ
「なぜそんなに担任の出場を期待するのか?」
と聞いてみたくなったのだが すんでのところで思いとどまる
自分のほうこそ 彼女の答えに何を期待しているのかと 己の思考を恥じたからだ


彼女は生徒だ
個人的な興味を抱いてよい相手ではない


しかし そう思う時点ですっかり彼女へと心が動いている氷室零一
それを隠すのは彼の鋼鉄の意志をもってしても至難の技だった
その証拠に この時点で 彼の右腕は75度の角度で上方に上げられており
そのままの体勢で動かない彼を他の生徒がじろじろと眺めて通り過ぎていくのを
当の本人はまったく気づいていなかったのだから


完璧を目指しているものの 意外とオッペケペーな氷室教諭
とにかく 今年もいつも通りの体育祭だ
無事に終わるようにと願うその空のすみっこが
黒い雲に侵され始めていることを 彼はまだ知る由も無かった





競技を3つほど終えた時点で 空はすっかり暗い色の雲に覆われていた
誰もが空模様を気にし始めたその時 ぽつりぽつりと水滴が降ってきて
校庭が瞬く間にまだらに濡れていった

これはもう このまま中止かと思われたが 時折止むこともあるため
午前中は何とか予定のプログラムは終了した

しかし 依然として空が明るくなる気配はない
昼食休憩時間中 小雨ながらずっと振り続けていたこともあり
学校側が下した結論は 団体競技だけを行って その他のプログラムをカットするというものだった


午後の部開始早々 会場に終了時間の繰上げが告げられた
その時には誰もが静かにその決定を受け止めていたのだが
職員仮装レースが中止になるという説明がされた途端
超特大のブーイングが沸き起こり 収拾がつかなくなってしまった

これほど期待されているならばと すぐにそれが撤回されると
かわりに特大の歓声が辺りを包み そのまま午後の競技が始まった



氷室は現在 大変困った立場に立たされていた
放送担当である彼のいるテントに ひとりの教諭がやってきて
「具合が悪いから職員レースを代わってくれ」と言ってきたのだ
どうやら雨で体調を崩したらしい

普段の彼なら他の先生をあたって欲しいと断るところだが
今は 彼の背中に痛いほど視線が突き刺さっている
それは 氷室のレース参加を心から希望する女生徒のものだった

放送部の彼女は 午後のこの時間からの担当で
さきほど にこにこと挨拶をして氷室の隣に座ったばかりである
案の定 背中を向けた後ろから喜びにうわずった声があげられた

「先生!出ますよね!? ね?」

氷室は前と後ろの期待に満ちた眼差しに挟まれて
断るためのセリフが出てこずにしばし硬直していた

「ねv」

後ろの眼差しはいつのまにか真横にまわってきて
しゃがんだまま 氷室を見上げてくる
それが そのまなざしが 強烈にかわいらしかった

氷室は 負けた

「……わかりました」

手を叩いて喜ぶ彼女と ほっとした顔を見せる仕事仲間
これでいいのかもしれないと この時の彼はうっかり思っていた



「いや、よくないだろう!」

走る順番が迫るにつれて 氷室は脂汗が額に滲むのを感じていた
やはり今回もろくでもない格好ばかり取り揃えてあるようだ
それを嬉々として身に着けていく教師たちに 反発すら覚えていた

「なぜ教師がこんなことをしなければならないのだ!」
「いいじゃないか、生徒は喜んでるぞ」

隣に待機する 氷室にとって現状に身を置くに至った諸悪の根源が
けらけらと笑いながら返事を返してきた

「そもそもお前が……」
「おっと、続きはゴールしてからな」

気が付くと前には誰も並んでいず 同僚は既にスタートの準備をしていた

「いちについて、よーい……」

パーン!


ピストルの音が鳴り響いた
もうこうなると嫌でも走るしかない
生徒達の歓声が渦巻く その中に氷室の名を呼ぶ声も混じっている


最初のカードに書いてあったのは「ステテコ」だった
ダンボールの中をかき回して なんとか白いステテコを探し出し着用する
かなり大きめにできているそれは ジャージの上からも楽にはくことができた
他の教員は目当てのものを探すのにかなり苦労をしているようで
例の このレースの発案者も服を散らかしながら「無い!無い!」と叫んでいた

それを後ろに聞きながら トップを駆け抜ける氷室
彼が走る側を 観客の声援が追いかけてくる

次にひいたカードは「白いランニング」
これもすぐに見つかり 早速着ようと頭からかぶった
……小さくて着れない……
数秒後 はたと気が付き ジャージを脱ぎ捨て Tシャツの上からそれをかぶった

3つめ 「腹巻」
こうなると何かの作為が働いているのではないかと氷室は疑いたくなった
この格好は日本の親父の典型的な格好ではないだろうか
しかし 一番にカードを取ったのは自分だ
今している格好は偶然の産物なのだと レース中にも関わらず
ひとりその場で氷室は感心した


その時 ひと際大きな声が氷室の耳を叩いた

「氷室せんせー! 後ろ来てますよ!」

この声は放送部の彼女だ
今まで実況中継をしていたのを止めてまで 氷室の応援をしている

氷室は慌てて後ろを振り返った 確かに後続が迫ってきている
首を戻すついでに 放送席のほうをちらりと見やると
彼女がマイクを外して 懸命に氷室を見つめて「早く!」と叫んでいた


4つめのカードを見たとき これは一体何だ? と一瞬わけがわからなかった

「チョビヒゲ」

またも数秒考えて これが服でも被り物でもないことにやっと気が付いた
前に出た時はこんな類のものはなかったのにと舌打ちしながら
箱の中を覗き込んだ

目当てのものが小さいため なかなか見つからない
そうこうしているうちに 2番手がやってきてカードを手にしている

(まずい!)

こいつには負けたくない
この体育教師にはなんとしても

氷室は さきほどこの男がしていたように ダンボールの中身を外にぶちまけた
途端

「サンキューv」

なんとそいつがぶちまけた山の中からひとつ取っていくではないか

「くそっ」

氷室は悔しさのあまり彼らしからぬ悪態をひとつついたが
すぐに目当てのものをみつけたため 鼻の下にそれを付けながら最終ポイントへと駆け出した


5つめ ライバルとほぼ同時に現場に着いた彼は 同時にカードを手に取り
同時にカードに書いてある文字を見た
氷室のカードにはこう書いてあった

「かつら(ハゲ・1本毛)」

(やはりこうきたか!)

もう驚くこともなく 驚いている暇も無い
これはもう完璧だ エクセレントだ!
私は今 完璧に日本の親父になったのだ!

ちょうど目立つように置いてあるハゲヅラを掴み取り
ゴールに向かって走りながら1本毛であることを確認した後
氷室はがばっとそのハゲヅラを被った
観客の笑い声が聞こえる
しかし そんなことはもういいのだ


氷室零一は 立派な親父ルックでゴールの白いテープを切った


なんて気持ちがいいんだ……
1位をとった余韻に親父ルック氷室はうっとりと浸っていた

「なかなかやるじゃないか」

隣を見ると 金髪に赤いルージュの男が氷室を見て笑顔を見せていた
服装はジャケットに半ズボンだ
氷室は素直に感想を述べた

「おかしな格好だな」
「お前は……なんというかカンペキ、だな。やろうとしてもなかなかこうはいかないぞ」
「だろう?」

同僚の賞賛の言葉に 得意げに返事を返すハゲヅラ(1本毛)氷室


「先生方が退場しまーす」

元気な声がマイクを通して聞こえてきた
二人は立ち上がってそれぞれ勝ち取った順位の列に並ぶ
こうなるときわもの集団にまぎれて己の格好が目立たなくなるので
氷室は安心しきって皆と一緒にトラックをまわっていた

だが ちょうど本部席の前にさしかかった時だった
それまで普通に拍手を促すアナウンスをしていると思われた放送部の彼女が 何を思ったか氷室について語り始めたのだ

「今年久しぶりの参加をされた氷室先生、さすがです! 氷室学級に1位以外ありえないと常日頃おっしゃっている通り、1位を獲得されました! 有言実行! まさにエクセレントです!」

(やめなさい! 皆が注目するだろう!)

手振りで止めるよう指示をするが 彼女はそれを逆の意味にとったのか
にっこり笑顔で手を振り返して来て 更にアナウンスを続けた

「そしてご覧下さい! この姿はまさに『加トちゃ』です! 加トちゃ以外の何者でもありません! 氷室先生、加トちゃんペ! ってやっていただけませんか?」

(やるわけないだろう! ってなんだその『ペ』というのはっ)

「さすがにそれはやっていただけないようです。でも素晴らしいです! 完璧です!
噂通り、今回も完全な姿を披露してくださいました!」

(噂……?)

「氷室先生素敵です! 『エ〜クセレント』です! 氷室学級のエースはやっぱり氷室先生です!!」

(それは私の真似か!?)

列はちょうど放送席の前を通り過ぎようとしている
氷室先生(加トちゃ)がきっ! と放送席を見据えると
彼女は喜びに満ち溢れた顔で手をぶんぶんと振ってきた

なので思わず
氷室(加トちゃ)も手を振り返してしまった……
怒れない……彼女には怒れない……



「で、噂とはなんだ?」

氷室は 解散を告げた後もからかってくる生徒の輪からようやく抜け出し
そんな彼を追いかけてきた例の女生徒に質問した

最初首を傾げていた彼女は 説明されてなんのことかわかったらしく
にぱーっと笑顔になった後 こう言った

「先生があのレースに出ると奇跡がおきるんですって!」
「奇跡?」
「今回も奇跡がおきましたよね。私すっごく感動しました」
「……なんのことだ?」


仮装レースが始まった1年目 嫌々ながら出場した彼が
最後にまとっていた衣装は『金髪の花嫁』だった

白いロングスカート(ペチコート付き) 白いブラウス(いわゆるちょうちん袖)
白いハイヒール 金髪カツラ(ティアラ付き)

そこまでなら普通に観客の笑いを誘うだけで終了することができただろう
しかし 彼は急ぐあまりに(一応出場する限りは全力を尽くす氷室なのだ)
履いていたハイヒールが片方すっぽ抜けてしまったのである

取りに戻ろうかと一旦は後ろを振り返った彼だったが
後ろから追いかけてくる現在ビリの職員の姿を認めて
こんなことしてる場合じゃない! とばかりに スカートをがばっと持ち上げて
そのままゴールへと駆け抜けていったのだ


すごい勢いでゴールした氷室(眼鏡をかけた金髪花嫁)
後に残るは ポツーンと置き去りにされた白いハイヒール
ガラスの靴ではないものの その様が見ている観客にとある昔の童話を思い出させたのも無理からぬことである

笑いの中にどよめきが混じり 場内は騒然とした
皆が口々に氷室の名を呼び とある童話の主人公の名前も同じくらい叫ばれた

落ち着いたところで自分が注目されていることに気づいた氷室(眼鏡をかけたシンデレラ)は こんな恥さらしな競技になど二度と出るものか! と決意を固めまくったのであった



「あれのどこが奇跡なんだ?」
「やだな、先生。確率で考えてください。カードは一箇所に何十枚もあるんですよ。上から下まで揃った格好をすることだって難しいのに、前回は靴が脱げて『シンデレラ』。今回は何もしなくても『加トちゃ』でしょ? 私、先生の加トちゃ姿を見ていて感動に打ち震えました!」

両の拳を握り締めて 熱く見つめてくるその生徒に
氷室は「そこで感動する君の脳みその構造を今すぐ私に見せてくれ」と言いたくなったが 同時に ある疑問が頭に浮かび とっさに出たのはその質問だった

「では、君が楽しみにしていたのは、あのレースで私が奇跡をおこすかどうか、だったのだな?」

結局のところ この生徒も他の者と同じ ただ面白がっていただけなのだと思うと
どうしても落胆の気持ちを感じてしまう
きっと彼女は自分に対して特別な感情など持ち合わせていないのだと


いや それでいいではないか
私は教師で 彼女は生徒なのだから……


「えっと、それもありますけど、やっぱり好きな先生が出てくれないと実況するのにも張り合いがないから……」
(今、何と言った?)

氷室のネクタイに視線を置いている彼女

「……私のことか?」

密かな期待を込めて 氷室は聞いた
胸にコツンと当たった小さな衝撃は「好きな先生」という言葉の周りをぐるぐる回っている

「え、あ、ち、違いますよ! 先生のことが好きって言ってるんじゃなくて、好きな先生が氷室先生だからで、それだけ! それだけです!」
「わかっている」

彼女があまりにむきになって言い募るので
逆に氷室は落ち着きを取り戻すことができた
わざわざ説明しなくてもいいものを そんなに真っ赤になって……

「今度君の言う『カトチャ』について教えてくれ」
「はいっ!」



1年後 氷室の部屋で『ちょっとだけよ〜んv』の上映会が行われることを知れば
氷室も安易に彼女にこのようなことを頼まなかったかもしれない
しかし 彼女が氷室の部屋に来るきっかけとなるのがこのビデオなのである

つまるところ 嫌々ながらもこの競技に出たから彼に幸せが訪れるのであり
(今回の場合はある意味 進んで ともいえるが)
人生とはかくもわからないものなのである

そんな未来を知ってか知らずか
友人と連れ立って帰る彼女を見る氷室の口元は
穏やかな笑みの形をとっていたのだった



来年もきっと 彼は体育祭で奇跡を起こすだろう





〜おしまい〜





あとがき


皆さん 加トちゃ って知ってますか?
知らないかたは周囲に聞いてみてください
多分誰かひとりくらい知っている人がいると思います
それにしても今の女子高生は加トちゃを知ってるんでしょうか?


いやあそれにしてもまったくいったい何でこんなことになったやら
今まで氷室に関してはシリアス路線の創作を書いてアップして
にこにこにっこりご満悦だった私なのに
なぜいきなり加トちゃにしちゃったんだろう……

これを書いたきっかけになったのは
とある方のお描きになったジャージを着たヒムロッチなんですが
その足元が寸足らずで 非常に間抜けで愛しい彼なんですね
(氷室先生は背が高いので体に合うジャージがないという設定で)
そんな間抜けな彼を見つめていたら なんとなくこれを書いちゃったんですよねぇ

ちなみにこの話の中で彼がはいているステテコの足元は寸足らずですよ
彼がもともとはいているジャージも寸足らず
ステテコはそれよりもっと寸足らずです
ビバ寸足らずー寸足らずー
(しかも寸足らずの足元から脛毛がはみ出ていたらバッチリ)

だから 体育祭に突入した時点で 既に彼は寸足らずジャージを身に付けた
非常にお間抜けな彼なわけです
特に描写してませんがそうなんです

ゲームでの氷室先生はスーツのままですが
普通の学校だったら体育祭の時は先生もスポーティな格好をすると思うんですよね
それとも私立ってこういう学校 けっこうあるんでしょうか
公立しか行ったことのない私はとんとわかりません

どうも私の好みと はばたき学園の設定が合わず
氷室創作では微妙に変更を加えてしまう私です
あれ? と思っても見逃してやってください……


ここまで読んでくれてありがとうございます
創作がかなりおかしなことになってるので
このあとがきが割と真面目になってしまいました
ええ 私はいつも真剣に生きておるんですよ
こんなことを考えてる時だって他のと比べて分け隔てなく真剣です
そんな私の無駄な真剣ぶりを今後もどうぞ観察してやってください




アンジェ以外も万歳