第3.5話へのご案内

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永遠の隣 3


エルンストはいったんそこでぴたりと動きを止めた
そして ゆっくりとアンジェリークを愛し始めた


アンジェリークが目を開けると そこには笑んだエルンストがいる
顔が近づき アンジェリークは軽いキスを唇にされた

ちゅっ という音が優しく響く

激しく動くのであろうと身構えていたアンジェリークは
余裕を持った彼の態度に安心し 体からストンと力が抜くと
柔らかくぴたりと手足を添わせた後 全てを穏やかにゆだねていった


そのうち 明らかに快楽の兆しといえるものがその身におこった
最初 わずかだったその感覚が
次第にアンジェリークの眉を切なくひそめさせていくと
エルンストはそれを見て 逃さずに更に追い込んでいくのだった

顔を隠そうとするその手を掴んで床に押し付け
漏れ出る喘ぎを唇に閉じ込め

エルンストの動きに アンジェリークは翻弄されていく
彼女にとってそんな経験は初めてだった

やがて


脱力して完全に体重を預けてくるエルンスト
そんな彼が アンジェリークは心底愛しくてならなかった
この重みを明日はもう 感じることができない
だから 体中で覚えておこうと考えていたその時

「アンジェ……」

ふと 小さなつぶやきが聞こえた

「はい……」

はっきりと返したつもりが か細い声となったことに驚いた
そして 次にエルンストから発せられた言葉にはもっと驚いてしまったのだった

「愛してる…………」

アンジェリークは瞳を見開いた

(エルンスト……さん…………?)


エルンストは普段 このようなセリフを口にすることがなく
通常の生活ではもちろん こうしてアンジェリークを抱く時ですら
その唇はもっぱら愛撫をほどこすためにだけ開かれていた

しかしそのめったなことでは言わないセリフが
エルンストの口から発せられたからアンジェリークが驚いたわけではない
彼のこのような口調を初めて聞いたから驚いたのだ

「愛しています」としか聞いたことがなかったから
硬い口ぶりで 生真面目な声で

初めて彼に会ったときから現在に至るまで
アンジェリークは常に丁寧語で話すエルンストと共に過ごしてきた
そしてそれは誰が相手であっても変わらない 絶対的なものだった
あの戦いの最中 緊迫していたどの場面でも崩れることなどなかったのに


聞き間違いかと思い アンジェリークは首を動かして エルンストを見ようとした
するともう一度

「愛してる……!」

切なさが矢のようになって アンジェリークの胸を貫いた
泣いているのかと思うような 震えた声

いつも冷静なエルンストからぶつけられた激情
それに対する喜びが湧き上がるその底で
ひとしずく 悲しく感じる愛の言葉

また会える
だけど……なんて遠いんだろう
こんなに一緒にいたいのに
明日も あさっても その先も ずっと ずっと……

だけど それは 言ってはいけない

アンジェリークは部屋の天井に視線を定め 泣かないようにまばたきをした
そして

「うん…………」

返すことができたのは それだけだった


そのまましばらく 二人は抱き合ったままでいた
エルンストはそれ以上何も言わず
やがて 体を離すと そこからはいつも通りの彼に戻っていた



その日の午後 エルンストは笑顔を残して主星へと降りていった
アンジェリークのいない1年間を過ごすその場所へ

そして アンジェリークにとって3度目の
エルンストのいない20日間が始まった




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