イージー読書感想文



「ねえ、夏美、読書感想文終わった?」
「まだ〜。読書感想文てさあ、絶対後になんないと終わんないよね〜」
「言える言える」
「順子終わったんでしょ?写させてよ」
「うんいいわよ。はい」






コルァ〜〜!(ズドドドドド)

「ゲブブブブブブ!」
「グボボボボボボボボボ!!」

このくされ共!宿題を写すとは何事だ!

「だ、だって、難しいんだもん、感想文ってさ」
「そうそう。苦労するのよ」


とにかくお前らはまだ学校の奴隷なんだから、与えられた課題はしっかりやるべきだ。

「え〜」
「でも〜」


しかし、読書感想文が難しいのは良く分かるぞ諸君。私も学生時分の時は苦労したものだ。
そこで今日は、私が特別に読書感想文の書き方をレクチャーしてやろう。

「っていうか大体、あんたまだ学生じゃない」
「それに、これって旧サイトにあったテクストよね?」





(ズドドドドド)

「ゲブブブブブブ!」
「グボボボボボボボボボ!!」

という事で、学生さんの悩みのタネ、読書感想文です。
普通の宿題は答えを写すという手段があるんですが、読書感想文は写すとまるわかりですからね。
特に文章を書く事、本を読む事が苦手な人はこれほど苦しい課題はないと思います。
しかし、これを見ればまともな読書感想文がスラスラ書けます。これで貴方も夏が満喫できる!
ナンパ!オヤジ狩り!買売春!
全て思いのままです。つーことでいってみよ〜!


<本文>
さて、まずは本選びです。
簡単に書こうとするならば、どんな本でもいいんですが、「まとも」がかかってくると厄介なもんです。
私は高校1年の時にとても簡単に書こうと、感想文を「罪と罰」にして、
<ソーニャによって自首したラスコリーニコフ。こういう女を日本の警察も雇えば検挙率もあがる
などといった論を用いた感想文を提出し、呼び出しをくらいました。驚く事に実話です。
なのでまともに書こうとすると、やはりそれなりの本が必要です。そこでコチラから読む本の条件があります。
それは「新書であること」
それだけです。「え?」と思いますが、新書ならOKです。簡単に、まともに書くことが可能デス。
しかもこの選んだ本、全然読まなくても書けます。
序文とまとめ、そして凡例(本の凡例とは、例えば「料理の歴史」という内容の本なら「チョコレートの歴史」とか「肉じゃがの歴史」とか。つまり知識を項目ごとに分けて書いている部分ですね。)を2/3ほど読めばOKです。

さて、中学、高校生の読書感想文は、普通原稿用紙5枚以内と思います。
よって今回は5枚目に上手く収めるような、簡単な書き方を教授します。

まず1枚目。いきなり最初から感想から入る人が多いと思います。
もちろんその方法も良いと思いますが、何より、簡単に書く且つ見栄えを良くするのならあらすじを書きましょう。
あらすじといっても、本のあらすじではなく、この本を選ぶにあたってのあらすじです。
例えば、料理の本を選んだなら、「私は将来一人暮しをするので〜〜〜〜この本を選びました」という、あらすじというよりはこの本を選んだ動機ですね。
これで原稿用紙1枚書きましょう。書くことが無いのなら嘘を交えてでも書きましょう。どうせ分かるはず無いんだし。
本にもよりますが、現在の日本を憂う事を書くのもアリだと思います。
特に先生方は大抵サヨクだと言う事も要チェキです。それっぽい事を書けば得点が高まるかもれません。

さあ、問題発言もそこそこに2枚目です。
2枚目の半分くらいを使って本の大体の内容を書きます。
大まかに話のスジを書けば良いです。あまり詳しく書きすぎると、後の詳しく書く感想で「同じ事を書いてるな〜」と思われるので注意が必要です。

そして、2枚目の後半は、凡例の感想です。
凡例の部分は2/3しか読まなくても良い。と書きましたが、ほとんど読まなくていいかもしれません。
理由は書き方に沿って説明すると分かりやすいので、書き方を説明します。
書き方は簡単。
本の凡例を取り上げてそれについての感想を書きます。
凡例の部分は好きに選んでくれたら結構です。書きやすいように。
で、ほとんど読まなくて良いとの事ですが、なぜかというと、書く部分しか読まなくていいからです。
凡例は筆者の言いたい事などは書いてありません。筆者の知識などが書いてあるだけです。なので感想を書く以外の凡例部分は、読まなくて良いのです。
凡例は相当な感想をかけます。何せ、その凡例の説明と、その感想。という2つの書く要素がありますからね。
これで3枚目の後半まで行きましょう。これで、あとはまとめに対する感想と、締めです。

残った項は、まとめの感想と締めです。
筆者のまとめに対する感想と自分のまとめは流れる様に書きましょう。あくまで「筆者のまとめのおかげで、自分の感想が書けた」という意識を持って書きましょう。
実際、筆者のまとめというものは学べるものがたくさんあります。本当に。
流れる様に。とは、
「筆者は〜〜と言い、それを受けて、僕は〜〜〜と思った。結局〜〜〜が大事だ」というような感じですね。
当然敬体か常体(「ですます」口調か「だである」口調)は統一、原稿用紙も正しく使って下さい。
これさえ、頭に留めておけば、職員室に呼び出され、<お前はロシア文学をなめてるのか>などといった素敵な罵言を吐かれずに済みます
一度、試してくださいな。結構負担が減りますから。








モドル