中盤を的確につなぐ

バックパスを使い始めて フィールドを広く見るようになってから、
途切れずにパスを回すコツが分かってきた。


お詫び

バックパスを覚えて、 フィールド全体を使って縦横無尽にパス回しするようになってから、 これまでの記事にかなり 誤解や間違い があったことが分かった。

例えば「中盤でパスをまわすときは、極端な話、 レーダーの青い駒(日本代表の場合)を見ているだけで、 パスがポンポンつながる」などといった記述があったが、 これはまったくもって大きな誤解であった。

この他にも「なるほど、そういうことだったのか」と、 気づいたことが沢山ある。

これまでの記事を参考にしてくれた何人かの読者には、 「記事通りにやっているのに、全然パスがつながらないぞ!」 などと、無駄骨を折らせてしまったかも知れない。 まず最初に、この点を謝罪したい。

この記事はVS3に未熟な筆者が、 あれこれ考えながら少しずつ上達していく様子のドキュメントである。 参考記事程度に捉えていただければ幸いである。


パスの受け手を探す

繰り返しになるが、 「レーダーの青い駒だけ見ていれば、 ショートパスがポンポンつながる」 といった記述は、大きな誤解である。 「パスコース上に敵選手がいたり」、 「ボールの受け手となる味方選手に敵マーカがついている」 場合は、当然カットされるのだ。

おなじみの図で確認しよう(相変わらず背番号は適当である)。

攻撃方向⇒
 +−−−−−−+−−−
 |   A● ●F ●
++     D|● H
|@   C  |●I ●
++  ●  E| ●J
 |   B  ●G  ●
 +−−−−−−+−−−
今、ボランチE(伸二ですかやっぱ)がボールを持っているとすると、 敵●にパスコースを切られているMFGやFWJ、 敵●のマークがキツいMFIには、パスは99%通らない。

「とにかく攻撃、前へ前へ」といった意識だけが強すぎると、 敵●がいるにも関わらず、 闇雲にFWJやMFIにショートパスを出してしまいがちだ。 「またカットされた。たまに通してくれてもいいじゃないか」 などと甘えたところで、こういったパスはまず通らない。 「それならイチかバチかで前線のFWHへロングパス」 なんてのも、FWHがよほどフリーでない限り、絶対に通らない。

ボランチEがこの状況で安全にパスを出せるのは、 敵●にマークされていないDFラインのBC、 そして隣のボランチのDなのだ。

的確に(カットされずに)パスをまわすためには、 ボールを持った選手の周り360度を見渡して、 敵●のマークが一番薄い味方選手を、 瞬時に見つけなければならない。

できるだけ敵にマークされていない味方選手を選んでボールを回していれば、 格段にカットされにくくなるのだ (はっきり言って当たり前)。


敵マーカをはがす

「マークの薄い選手なら確実にパスが通る」とは言っても、 どの味方選手も基本的に、敵●にキツくマークされていることが多い。 こういった場合に 敵マーカをはがす といった作業が必要になる。

先ほどの図で結局ボランチEは、 隣のボランチD(稲本ですか)へボールを渡したとしよう。 しかし残念ながら、 前方のどの味方選手にも、敵●のマークがついている。

こういった場合、 ボールを持った選手Dがちょっとドリブルすることで、 この敵マーカを釣り出すことができるのだ。

攻撃方向⇒
−−−−−+−−−
     F
    ●|
 ↑   |
 D   |
こういった状況なら選手Dが上へドリブルすることで、 MFFをマークしていた敵●が、 選手Dをチェックしに寄ってくる。 ここですかさずMFFにパスを出す。 敵はチェックの行動に入っているので、 上手にパスカットができない。 敵●がコースに入らない限り、ほぼパスが成功する。
攻撃方向⇒
−−−−−+−−−
    F|
   ● |
     |
  D→ |
これくらいの位置関係なら、選手Dが前に出て敵マーカ●をおびき寄せ、 寄ってきたらすかさず斜め前方のMFFへパスを出せばよい。

レーダーを見ていると分かるのだが (ちなみに筆者はレーダー8割、実画面2割くらいで見ている)、 ボールを持った選手にはすぐに敵マーカ●が寄ってくる。 結構なプレッシャーだが、 実は敵がボールに寄れば寄るほど、 ボールの周りにフリーの味方選手、 (パスの選択肢)が増えるのだ。

また、中盤より前目の「ちょっとドリブル」で、 FWについた敵DF●を、外せることがある。

攻撃方向⇒
 −−−−−−−−+
         |
      +−−+
      |  |
 ↑    |  |
 I  J●|  ●
      |  |
MFIが上へちょっと走って、 ゴール方向へショートパスを出す。 うまくいくと敵DF●を置き去りにして、 裏へ飛び出したFWJへ決定的なラストパスが通る。

敵DF●がMFIをチェックするわけではないが、 これも「ちょっとドリブル」で敵●のマークを外す例である。

ここまでの内容をまとめよう。

  1. レーダー上で、ボールを持った選手の周り360度を、 即座に確認できるように判断力を高める (筆者は数日で目が慣れた)。

  2. 敵にマークされていない選手や、 マークのうすい選手を使って、ボールをつなぐ。 こういった味方選手が数人いれば、 ワンタッチパスがポンポンつながる。

  3. NEW> パスの選択肢(フリーの選手)がなくなったら、 空いている方向にちょっとドリブルして、 どこかの敵マーカをおびき寄せたり、 味方選手のマーカをずらすよう試みる。

  4. NEW> 敵マーカにチェックされる前に、 新しくフリーになった味方選手にパスする。

かいつまんで表現すると、 「フリーな味方がいるうちは『パス・パス・パス』、 「ちょっとドリブル」で敵●をずらして、 フリーになった選手へ『パス』、 「ちょっとドリブル」して『パス』、……」 といった具合である。

「フリーな選手へのワンタッチパス」と、 「ドリブルで周りのマーカーをずらしてからのパス」 を組み合わせることで、パス回しの精度が格段に上がる。 ショートパスだけで敵ゴール前まで迫れるようになる。


選手を間延びさせる

「近代サッカーは20mくらいの狭い範囲に 20人のフィールドプレイヤーが云々……」 といったお決まりの文句を忠実に守って、 このゲームでもセンターサークル付近のごく狭い範囲に、 敵味方がわらわらと密集することがある。

こういった状況ではパスはほとんど通らないので、 一度GKに戻すなどして、 敵味方を間延びさせてスペースを作ると良いかも知れない (パス回しにこだわるのなら)。


そしてまた反省

お気づきのように筆者はこれまで、 ショートパスを漫然とつないでいた。 そのために精度がイマイチであった。

こうやって書き出してみると、 どれもこれもサッカーでは常識である。

今回の記事の内容が分かってきたおかげで、 パスカットされることがずいぶん減って、 ボールのキープ率が上がった(COM戦限定:苦笑)。

「素早く的確で創造的なパス回しで攻め続ける」 といった段階を目標に、時間の許す限り精進したいと思っている。


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