カウンタ増加の要因は
私自身古くからのゲーマーである。 サッカー好きだったこともあって(W杯デビューは78年かな)、 このゲームはずいぶんやりこんだ(やがて2年)。 1つのゲームにこれだけの時間をかけたのは久しぶりだ。
始めた当初はろくろくパスも回せず苦労したが、 最近やっとワンタッチパスでポンポンつないで、 中央やサイド(サイドリじゃないよ)を突破し、 スルーパスもビシバシ通るようになった。
こういった技量になって改めて分かるのだが、 このゲームの醍醐味は「パス回し」だと、つくづく思う。
そしてその「パス回し」であるが、 ちょっとしたコツをつかむことで、誰でも堪能できるようになるのだ。 この「パス回し」の面白さをできるだけ多くの人に伝えたい、 と思ったのが、このウエブを執筆した一番の動機である。
幸い筆者は『ゲームをやり込み』、 『あれこれパターンをつかみ』、『文面にまとめる』 ことは結構なれている(つもり)。 「こんなにやりこんだゲームも久しぶりだから、 記念にもなるだろうし、文面にまとめておこう」 といった目的もあった。
そんなウエブであるが、 少しでも読者諸氏の参考になっているようなら幸いである。
そんな筆者の対戦プレイの勝率であるが、 「サイドリ、サイセン、開幕」 の3種の神器を容赦なく使われると、 100%勝てない。
「ボールを持った瞬間にサイドに走り」 「サイドを駆け上がり」 「適当に前方へ蹴り出しウイングに渡し」 「サイドからセンタリング」 「ヘディング」 といったお馴染みの一連の作業は(苦笑)、 味方DFがチェックするタイミングがない (チェックしても敵スローインかカードだし)。 これじゃ勝てるハズもない。
加えてカードお構いなしの極悪スラインディンガーは、 ゴール前でDFのボールを無理やり奪い取りにくる (盗人ってやつですね)。
若い頃なら腹も立ったかも知れないが、 最近はこういったプレイも 「勝ちに走ったプレイ」と割りきって、 何事もなかったかのように流せるようになった。
勝ちに走るのは「お金がもったいない」「負けると悔しい」 などといった事情があるのだろう。 もっと経済的、精神的に余裕を持った状況なら、 リアルサッカーの紅白戦や練習試合のように、 互いのパス回しを確認し合えるのになあ、と残念に思う。
もう1点、これが重要なのだが、 パス回しプレイの醍醐味を知らないのではないか。 それとも「あんなパス回しは自分にはできない」 と諦めてしまっているのか。 普通のサッカー好きなら、一度パス回しプレイに魅了されると、 もう二度と単純作業はできなくなると思うのだが (筆者がそうだった)。
勝利至上主義でパターンに走っているプレイヤーも、 中盤でビシバシとボールをつなげる パス回しプレイヤー同士の対戦を観戦すれば、 何かを感じ取ってくれるのではなかろうか。
というわけでネットワーク対戦希望。 こればっかり言ってるけど。
というよりも、他の選択肢があるときはそちらに走ってしまうのだ。
まず、コーナーフラッグ付近までボールを持ち込む場面が少ない。 下図でサイドの選手Gが、 フリーでDFラインの裏に抜け出した場合、 サイドリ以外のパスの選択肢を列挙してみよう。
攻撃方向⇒ +−−−−−−+−−−−−−+ | A F | ++ | D H ++ |@ C I | ++ | E J ++ | B G | +−−−−−−+−−−−−−+
それでも試合の流れで、 コーナーフラッグ付近にボールを持ち込む場面もあるだろう。 ショートコーナーもそうである (筆者はコーナーも直接ぶち込むことは少ない)。
こういった場合でも、 サイセン以外のパスコースがかなり残っていることが多い (「レーダー10割」でプレイしているとよく分かる)。 下図はMFGがコーナー付近までボールを持ち込んだ状況である。
攻撃方向⇒ −−−−−−+ | H++ I | J++ E G| −−−−−−+MFGからのサイセン以外の展開例をあげると、
FWへのラストパスがオフサイドになりそうなものだが、 やたら後方に下がっている敵DFが一人いたりして (お前交代だ:笑)、ほとんどその心配はない。
このゲームはよく出来ていると思うが、 サイドリ、サイセンの異様な強さが目立ち、 その点が対戦のバランスを崩してしまった。 このようなお手軽得点パターンは、 インカム確保のためには致し方ないのであろう。
ほとんどのプレイヤーが、 勝利至上主義のお手軽得点パターンに走ってしまった。 そのため、「サッカーシミュレータ」 としてのこのゲームの出来の良さは、 ほとんど認知されていないと思う (間違いなく現段階で最高峰であろう)。 残念なことである。
しかし、だからといって、 単純にサイドリやサイセンをなくせばよい訳ではない。 ライン際のドリブルやサイドからのセンタリングは、 リアルサッカーでも頻繁に見受けられる、 有効な突破手段、得点方法である。
問題はサイドリ、サイセンをお手軽得点パターンにするために、
この部分をしっかりと実装した上級者バージョン、 もうちょっとリアルサッカーモード(笑) を準備してもらえないものだろうか。
ドリブルでサイドを駆け上がるウイングのセンタリングコースを切るDF、 コーナー付近に追い詰めているとフォローに来る敵や味方。 センタリングが上がるとレバーで動かせるCBやGK。 ジャンプする敵FWへのプレッシャー、 あさっての方向へ飛ぶヘディングシュート。
これだけ準備されているなら、 ドフリーで抜け出されてドフリーでセンタリング上げられて、 ドフリーでヘディング押し込まれても、文句言いません。
攻撃方向⇒ +−−−−−−+−−−−−−+ | A F ★ | ++ | D H☆++ |@ C I | ++ | E J ++ | B G | +−−−−−−+−−−−−−+MFGやボランチEが持ったときにフィールドを横切る方向 (レーダー上方向)に走りながら、 ゲージ9割ループシュート(レバー下) を打つと…
★あたりにボールが落ちて、 うまくすれば敵DFより早くMFFが追いつける (ゲージの具合が結構難しい)。 「俊輔バリのサイドチェンジ」とか内心喜んで使っているのだが、 相変わらずGKがマウス空っぽにして、 ☆辺りまでジョギングして出てくるので興ざめ。 所詮はバグ技。
さらに応用例。
攻撃方向⇒ +−−−−−−+−−−−−−+ | | ● | ++ | H ★ ++ |@ | ● | ++ | G ++ | | ● | +−−−−−−+−−−−−−+これくらいの状況でMFGが同じループシュート(ゲージ6割くらいかな) を打つと、FWHが見事に敵DFラインの裏に飛び出してくれる。 後は煮るなり焼くなり。
攻撃方向⇒ −−−−−−+ | +−−+ | +−+ | ● | | +−+ +J−+ | −−−−−−+しかも(というか、やはりというか)メキシコ相手によく決まる。 やっぱ君にはGKは無理だよ、なんて余計なお世話。
攻撃方向⇒ +−−−−−−+−−−−−−+ | A F | ++ | D ● ++ |@ | | ++ | ++ | | | +−−−−−−+−−−−−−+この状況で ボランチDからMFFへ直接ボールを渡す方法がわかるだろうか。 レバー右上だと手前過ぎてタッチを割るだろうし、 レバー右だと敵DF●に対処されてしまう。 8方向レバーの制約で、 その間の絶妙な方向にはパスが出せない のだ。
もうお分かりかと思うが、 正解は(D−A−F)。 SBAへ一度戻してFへグラウンダ、である。
この例からも分かるように、 8方向レバーの制約は思った以上に大きい。 的確にパスを回すには、パスコースを工夫したり、 ドリブルで動くなどして縦、横、斜め45度、 いずれかの位置関係を作り出す必要がある。
パスの出し手と受け手があらかじめ8方向の位置関係で、 敵DFがいないときに、ワンタッチでパスがポンポン回るのだ。
「とんでもない制約だ、 アナログジョイスティックにしてほしい」 と思われる向きもいるかも知れないが、 アナログジョイスティックで 一つ一つのパスコースを微妙に調整する方が、 どう考えても遥かに大変だろう(というか無理?)。
ファジーにパスの受け手を特定してくれる 8方向レバーも、結構捨てたもんじゃない。