ツクダホビーの往年の名作タンクコンバットシリーズから「九七式中戦車」をプレイしてみました。
1イニング(30秒)が各5秒の6フェイズに分割されて双方が交互に移動し、射撃の結果は同時に適用されます。
<状況>
舞台はノモンハンの草原としています。
偵察行動中の日ソ戦車小隊が遭遇したという想定です。マップの茶色は平地、グリーンは草原を表すものとします。

<双方の戦力>
| 日本軍 89式中戦車・乙 × 4両 | ソ連軍 BT5軽戦車 ×3両 |
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<勝利条件>
第10イニングまでに残存数が多いほうが勝利。
第1イニング
双方が敵に向かって移動します。快速のBTを日本側が迎え撃つ形勢になってきました。

第2イニング
日本軍が射撃します。突出しているBT3号車に攻撃を集中するものとします。
まず1イニング中に停止した1号車がBT3号車に砲撃します(外れ)。
2号車も同一目標に向けて向けて発砲し命中弾を与えますが、防盾に当たってはねかえされてしまいます。
しかし日本軍は装てん速度が早いため1イニングに最大3回発砲できます。
1号車が撃った弾はBT3号車の砲塔を捕らえ貫通、撃破することに成功します。
続けてBT2号車の車体上部にも命中弾を与えますが、これははじかれてしまいます。
2号車・3号車・4号車も距離をつめつつBT2号車に発砲しましたが弾は大きく外れることとなりました。
ソ連軍の目標は日本軍の1号車、距離8へクス=400mです。右端のBT3号車(撃破される前)とBT1号車が停止して発砲しますが外れ。
しかし、真ん中のBT2号車が停車して落ち着いて砲撃します。砲弾は八九式1号車の車体上部を捉え貫通。撃破に成功します。

第3イニング
双方が距離8へクス=約400mでの打ち合いになりました。
日本軍の砲が弾の発射速度は高いのですが、命中してもことごとく跳ね返されてしまいます。
対して、ソ連軍はBT1号車→八九式2号車、BT2号車→八九式3号車の砲塔をそれぞれ捕らえ、撃破します。
とどめはBT1号車が八九式4号車の砲塔に命中させ撃破することに成功します。
この時点で日本軍は全滅。わずか3イニング(1分半)の短い決着となりました。

総 括
まずは戦車の性能差がありすぎました。
BT5は軽戦車とはいえ、移動速度・装甲・攻撃力ともに八九式を大きく上回っています。
守勢に立たされた日本側は、唯一の利点である発射速度を利用して1両づつの各個撃破を狙いますが、ことごとく跳ね返されてしまいます。
何しろ57ミリ砲の貫通力が2しかないため、BT5の弱点である砲塔(装甲1)に当たらなければ撃破することは不可能です。
日本側にもう1個小隊があり、左側から挟撃する形をとることが出来れば勝ち目があるかもしれませんが、苦戦することには変わらないと思われます。