仮面ライダーアーク
第2話:真実
一矢「だから俺は何にも覚えてねぇんだよっ!!戦闘員を4体目まで潰したってとこまでしか覚えていないんだ。なんか壊れたどでかい音で気がついたら、目の前に穴があいてたんだ。そっから出てみたらあの化け物が倒れていてあの野郎、一発殴ってやろうと思ってあいつを睨んだら体にひびが入ってたからみんな逃げろって言ったんだて言ってんだろうが。」
麻野刑事「それにしてははっきりと爆発するぞと言っていたよな?君は本当はあれが爆発することを最初から知っていたんじゃあないのかね?」
一矢「違うってさっきから言ってるだろうが!!第一これって事情聴取じゃないのかよこれじゃあ取り調べじゃないか、違法だぞ、違法。」
ここは警察署だ。全く、さっきから延々とこんな事が続いている。この麻野刑事は俺の事を疑っている。まぁ仕方ないよな当事者だし、でも変身出来る事は隠しとうさなきゃいけないな、今後の為にも。第一こんなのに秘密を知られたら言いように使われちまうのは目に見えているこの腐れ大根!!さっさと俺を釈放しろっての。
警官A「麻野刑事、インターポールから電話がありましてその少年を開放するようにと指示が出ました。それと身元引取り人がきています。」
麻野刑事「何!?そんな事承服できるか!!こいつが犯人に違いなんだ!!釈放なんか出来ないっ。」
一矢「だ〜〜〜っ。諦めの悪いおっさんだな〜〜〜。いい加減俺を釈放しろっ!!あんたがどう思ってようが俺は無実なんだ!!これ以上ここに軟禁するなら冤罪にされるって裁判所に訴えるぞ!!」
男の声「おい、一矢、お前もいい加減にしないかっ、お前の潔白は俺が警視総監に電話をして証明したぞ!!」
一矢「親父・・・」
麻野刑事「あ〜〜〜〜〜っ?貴様か、勝手なことをしてくれたのはっ!!己、貴様もしょっ引いてやる。」
警官B「麻野刑事、この方はインターポールの捜査官です。勝手なことすれば署長の責任になります」
麻野刑事「えっ?」
七海「あっ、固まった。おもしろーい。ねぇ、美夏ちゃん、霞ちゃん。面白いよこれ。」
美夏「そうですねぇ〜〜〜〜私は頭にみかんを置いたらもっと面白くなると思うんですけど〜〜〜。」
霞「よしなさいよ〜〜あたしこの石頭に説教されてくはないわよ」
恭介「まあいい、こんな所にいてもしょうがないな、それじゃあ帰るか、一矢帰る仕度しろ。」
一矢「おう。いい所に帰ってきてくれたぜ、親父、感謝するぜ。あっと、親父あての手紙が着てたぜすげぇ汚い字で書いた手紙。」
恭介「ほう、解読できるかどうかが楽しみだなぁ、はっはっはっ。家に帰ったらお土産の分別をしようじゃあないか久々に家の料理が食べたいからなぁ。」
この変なことを言い出したりするのが俺の親父だ。昔は一応刑事だったらしいが、俺が七海くらいの時にいきなりインターポールとやらに鞍がえしたそうだ。でもその当時はまだ母さんが生きていたから家のことはほとんどしなくても良かったけどちょうどその年に俺は母さんにあれを移殖されたんだったな。あの時からか俺の運命が変っちまったのは・・・・あの時はまだこんな事が起きることなんか知らなかったから、ありのままでいられたけど・・・・ふぅ、こんな事考えている時じゃあないな。親父は俺の体のことを知っている・・・相談してみるか、もしかしたらやつらの事を少しばかり教えてくれるかも知れないな。
恭介「一矢、なにブツブツ言ってるんだ?さっさと車に乗れ。バイクは四郎の奴が家に持って行ってくれるそうだ。」
一矢「いや、バイクは自分で乗ってくよ・・・七海、メット。親父、後で聞きたいことがあるけどいいか?」
恭介「明日にしろ、明日お前に俺からも話すことがあるしな・・・今日のところは家に帰ってみんなで飯を食う。これを白けさせたくはないんでな・・・」
一矢「解かった・・・七海、今日の晩飯は俺が用意するから飯が出来るまで横になってろ。」
七海「えっ、いいの?」
数や「ああ、今日はいろいろ会って疲れただろ、今日のところは俺がやるけど、・・・もし、俺に何かあった時はおまえがやるんだぞ?」
一同「えっ、それってどういう意味だ?」
みんなが聞き返したと同時に俺はエンジンをかけた。エンジンの振動が心地いい。俺はアクセルを全開にして、愛車を走らせた。もう後戻りは出来ないこいつの為にもやらなくちゃいけない。前に進むしかない。
・
・
・
・
・
2時間後
ふぅ、こんなもんでいいか、このまま煮ていれば大丈夫だろ。信也に七海を起こさせるか、・・・親父に頼んだ方がよさそうだあいつに任せたらまた泣かすだろうしな。
一矢「親父―、七海起こしてくれ〜今手が離せないんだ。聞こえてるか〜?親父〜、親父?」
俺は鍋を持ちながら親父が待っている茶の間へ向う。ふすまの間から中を窺って見る・・・!?いつもやる気の無そうな顔をしている親父の顔がまるで違う!?親父が真面目な顔をして手紙を読んでいる?何だ・・・?一体どうしたって言うんだ?ン?お袋の仏壇の方に移動した・・・・・母さんの仏壇の前で何かをブツブツと話している?何だろう・・・啜り泣きをしているような音が聞こえる?親父が泣いているのか?信じられない・・・じいちゃんが死んだ時も泣いたりしなかったのに・・・親父一体どうしたってんだろう・・・まあいい、今の俺にあるのはDSとどう戦うかだけだ・・・今はみんなと一緒に飯を食ってからだ・・・よし、さっさとみんなを呼んで飯にするか・・・。
一矢「おーい、親父〜いい加減に七海を起こしにいってくれよ」
恭介「うおっ、か、一矢、いいいい、いたのか・・・いつの間に、ま、いいか、七海を起こすのだな?任しておけい!!はっはっはっはっ。」
参ったね、・・・いつもの親父のまんまじゃねぇか、さてと今日の晩飯は俺特製のカレーだ!!七海にはちゃんと甘口を用意しておいたが・・・大丈夫だろうか?人が死んでしまうところを見てしまっているだけに今日のカレーは野菜しか使ってないんだが・・・
信也「おっ?今日の当番は兄貴か〜、く〜助かるぜ〜〜七海の飯なんか食えたもんじゃないからな〜。甘口カレーとか、ホットケーキとか味噌汁も甘いからやなんだよな〜」
一矢「中学三年にもなって、いまだに目玉焼きを焦がしてしまうやつが文句をいえるのかな?一丁前に大きな口を叩くならいい加減まともな物を作ったらどうだ?」
信也「ぐっ、何でそのこと盛り返す、今はもうちゃんと焦がさずに作れるようになったし、それに俺は美野里の手料理食うからいいんだよ。」
一矢「人間いつ死ぬか全く判らないもんだ・・・、美野里ちゃんもいつ死んでしまうか判らん。今日起きた出来事だってみんな生きてるだけでも不思議なくらいだ。・・・俺自身も生きて帰ってこれたのが本当に奇跡としか言いようが無いくらいだからな。」
信也「何ぞっとする事言うんだよ、おっかねぇじゃないか。それにしても美野里も言ってたな恐ろしかったってそんなに怖いもんなのか?」
一矢「なんなら、お前も目の前で人間の首が離れるのを見てみるか?あれほど怖いものはないだろ。実際みんなあの後雪乃とか警察署のトイレで食べたもの戻してしまったらしいからな」
信也「おい、飯食う前にそんな話するなよ。食う気が無くなっちまうじゃねぇか、ったく何考えてるんだよ!!兄貴も親父もみんな変だぜ?もうちょっと肩の力抜いたらどうだ?」
肩の力か・・・抜けていたらそりゃあ、気が楽だろうな・・・学校どうしようか・・・辞めるべきか・・・それを言ったら俺この家を出て行かなきゃいけないだろうな、相手が相手だけにな・・・明日で母さんが死んで6年か?あれ?7年目だったっけ?どっちだったけ・・・昼間あんな事があったから訳解かんなくなっちまったい。
恭介「おい、七海は御飯が食べれないそうだ。かわいそうに、あんなに怯えているなんてなぁほんとに今日は災難な1日だったようだな。」
信也「いつもの事だ、いっも俺等が怖い話をしたらこうだからな・・・根っからのおく、ひゃぶ・・・プハァ、何すんだよ、このくそ兄貴!!」
一矢「お前は黙ってろ・・・それと二度と七海の前でそういう話とかをするな・・・・その時は命の保証はしないぞ・・・ところで親父DSって知ってるか?」
恭介「(ピク)な、何のことだ?DSなんて組織は知らないぞ・・・」
動揺した・・・やはり知っている、絶対に聞き出さなくては。
一矢「知ってるんだな?親父、それに俺は組織とは聞いてないぜ?一体どんな連中なのかしっかり知りたいんだ、連中の事だ俺たちの事なんかすぐに調べ上げるだろうよ・・・何も知らずに死んでしまうのはご免だぜ。」
恭介「今は答えられん、今は・・・今は飯をゆっくりと食べたいのだよ一矢・・・みんなでな・・・お前が何を言いたいのかそして何をしようとしているのかは何となく判る、だがもう少し、もう少し待ってくれ・・・全ての準備が整うまでは・・・今すぐというのは無理だ、あまりにも速すぎる我々の体制が整うまでは・・・待ってくれ。」
一矢「判ったよ親父・・・本当に少しだけ待つよ・・・けどいずれは話さなきゃいけないだろう?12年前の出来事を・・・」
恭介「何故その事を・・・まっ、まさか、あれが、あれが起動したというのか!?まっまさかそんな事が・・・」
やはり親父は何かを知っているようだ・・・ちょっとカマをかけたが、明らかに動揺している・・・こんな親父を、こんなにうろたえている親父を見るのは、初めてだ・・・これ以上追い討ちをかけても無駄だな、いや、・・・むしろ親父がかわいそうだな・・・今日のところはこれぐらいにしておこう。・・・・・・明日はおふくろの墓参りか・・・もう寝よう
一矢「親父、信・・・俺はもう寝るけど・・・信、お前明日学校どうするんだ?」
信也「学校?ケッ、行ってられるか、あんな所・・・それに明日は行く日じゃないだろうが」
恭介「そう言うな、金を出してるのは誰だと思っとる!!取り敢えず、明日七海の学校には連絡を入れておかなきゃな。」
一矢「俺が入れておくよ・・・親父、・・・いや、何でもない。・・・それじゃ、俺はもう寝る。七海の様子を見てからだけど・・・」
二人とも「おお、判った。おやすみ。」
俺は二人におやすみと言うと、自分の使った食器をながしにおいて2階へ向った。・・・ん?トイレに誰かいるのか?電気がついているようだが・・・泣き声と吐いてるのか?七海・・・・よほどショックだったんだな・・・しかたがない今日のところは添い寝をしてやるか・・・
一矢「七海、いるのか?後で部屋に来るならおいで・・・その前に口の周りを拭いてこいよ・・・」
俺はそう言うとそのまま自分の部屋に向う・・・そう言えばあの梅野とか言う奴が俺にこれを渡したんだっけ・・・一体これは何なのだろう・・・それにあの改造人間とやらもだ・・・どうやら奴等は体の機能が停止したら自動的に存在を抹消できるような構造が使われているのだと思うんだが・・・ひょっとしてあいつ等って使い捨ての道具と同じよな使い方をされているんじゃないか?そう考えると何となくつじつまがあってくると思うんだが・・・(コンコン)ん・・・誰だ?
(ガチャ)なんだ七海か・・・ん?なんだか様子がおかしいな・・・
一矢「七海、頭出せ、・・・・おわっ、熱でてるじゃねぇか・・・ちょっと待ってろ・・・」
俺はそう言うと階段をドタドタと駆け下りて茶の間に向った・・・良かったまだ二人とも居る・・・
恭介「ん?どうしたんだ一矢?いきなり階段を駆け降りたりして・・・何か言い忘れた事でもあったのか?・・・」
一矢「親父、信、七海熱出してるんだ・・・結構高いんだでも咳きしてないから風邪じゃないと思うんだけど薬屋に言って解熱剤もらってきてくれ!!それと水枕はどこにあったけ?」
恭介「それは大変だ・・・だが何で俺が帰ってくるとこういうことになるかな〜〜とほほほほほ。信、お前が薬屋に行って来てくれ・・・俺は水枕を用意しよう・・・」
みんな慌ただしく動き回っていたが、七海の熱は次の日にはさがりケロリとした顔をみんなに見せていた。
翌日
七海「心配かけてごめんね〜。もう大丈夫だよっ!ニヘヘヘへ、おに〜ちゃんと一緒だったから安心できちゃったし」
信也「お子ちゃまだな〜まだまだお子ちゃま・・・あ〜〜っ恥ずかし」
一矢「マザコンだったお前が何を言うか・・・小学校4年生のときまでねしょんべんたれてたのによぉ?」
信也「グッ、ガキの頃の事を盛り返すんじゃねぇ!!いい加減そこのところ判れってんだ。第一誰がマザコンだ!!俺はマザコンじゃねぇって何回も言ってるだろうが」
一矢「どうだか・・・・確か小学生になってもお袋の胸元にべったりしていなかったかな?俺はそんな事も記憶しているんだが・・・これでもマザコンじゃないと言うんだな?」
信也「あたりまえだ!!こんなブラコン娘とシスコン兄貴には言われたくないわ!!第一いまだに兄貴はこいつと一緒に寝てるじゃないか・・・そいつはもう小学校4年生だぞ?いまだに一緒に寝てるのなんてどうかしているぜ・・・・おわっ、何拳握ってるんだよ・・・お、おい殴る気か?おいいいのかよこんないい弟を殴ったりして・・・(ドコォ)ヘゲッ」
恭介「いい加減にしないか!!車の運転に集中できんではないか!!第一いつまでそんなくだらない事で兄弟喧嘩なんかするんだ?父さんは理解に苦しむよ全く・・・」
一矢「そう言うなよ、親父。でも本当に七海の熱が下がってよかった・・・今日の晩飯は何処かに食いにいくか?親父・・・・親父?」
恭介「ん?何だ?飯がどうしたって?・・・・父さんとしてはみんなで家で仲良く食べるのが理想だが?それではダメかな、一矢よ・・・」
一矢「じゃあ今日は宮田屋の出前でいいか?久し振りにあそこの寿司が食べたいんだけど・・・それがダメなら、清流庵の蕎麦でもいいんだけど・・・」
恭介「みんなはどうだ?それでいいのか?・・・・俺は一矢の言ったものでもいいし他のでもいいぞ?」
七海「あたしはどっちでもいいけど・・・宮田屋さんのお寿司も食べたいなぁ・・・清流庵のお蕎麦も捨てがたいし・・・・でもやっぱお寿司がいいなぁ」
信也「俺はどっちでもいいよ・・・それに滅多にそういうものも食えねぇし・・・てゆうか食べさしてくれねぇし、まぁどっちでもいいんだけどね腹に入れば。おっもう着いた。か〜〜相変らずだだぴろくて辛気クセ〜所だよな墓地って」
一矢「そう言うな、いずれはお前も入る場所だぞ・・・もっともお前の場合あの世でママ〜とか言ってるんだろうけどよ・・・親父、俺は水汲んで来るから先に行っててくれ」
信也「けっ、相変らずいやみしか言わねぇなあのくそ兄貴はよ。あ〜ムカツク・・・七海うろうろするんじゃねえ」
・
・
・
・
・
・
ふぅ、これだけ汲めばいいか・・・今日の夜中に親父と話をしよう、DSの事それとこれからどうするかも・・・七海の事は忘れよう、もう今までの生活が出来ないのだから・・・本当に母さんは俺の体にこんな物を埋め込んだのだろうか?それの真実も聞き出さなくてはいけないな・・・俺、これからどういう風に生きるべきなのだろうか・・・もうまともな人間としての生活が出来ないのだろうか?いや、他にもまだ道があるはずだ・・・もう少し希望をもとう。今はDSの連中とどう戦うかだ。
けれどそれを決めるにも親父の話を聞かなきゃ始まらないな・・・おっもうみんな墓の周りの雑草を綺麗に片付けたみたいだな・・・もうしばらくはみんなに、親父以外のみんなに俺の力を知られないようにしなければいけないな・・・こんな力を知られたら俺も化け物扱いされるだろうから。
一矢「よいしょっと待たせたな・・・ちょいと考え事をしていたら遅くなっちまったぜ、信、そっちの方たのむ親父は反対の方を俺はゴミ片付けてくるから」
恭介「おお、任せておけ、一矢・・・あんまり考え込むなよ?お前の人生はおまえ自身で決めるんだからな・・・」
一矢「ああ、判っているよ親父。そんなことは・・・後で相談したいことがあるんだがいいか?」
恭介「いいだろう・・・後で、だな?・・・・いくらでものってやるぞ?息子よ・・・」
七海「変なの・・・あ〜ぁ、お腹が空いちゃったな〜〜なんか食べたい。」
信也(昨日から兄貴と父さんの様子がおかしいな・・・一体どうしたってゆうんだ?兄貴は警察から戻ってきてからも変だったけどDSって一体なんだろう?後で隠れて聞いてみるか一体何が起こっているのかを確かめてみるか・・・隠し事するなんて許せねぇし)
俺は片付けをして母さんの墓前で今までの報告をしてゴミを捨てに行った。
みんなはもう車の方に行っていて誰も居なかったが俺はもう一度墓前の前で手をあわして思った、母さんは俺の体にあんなことをするような人じゃないっと思っていた・・・が現実は全然違ったでも母さんのお陰で俺は生きているのだと今は思い込むように心がけると誰も居ない墓地で俺はポツリと呟いた。
その夜、夜更けに一矢と恭介は寝静まった家から抜け出すと、二人で小声で話をしながらとある場所にゆっくりと歩いていった。そこは昔母親であることみが勤めていた病院の跡地であった。ここは未だに買い取り手がいなかった訳ではなかったのだが、建物はそのままにされている、街の人は怖いもの見たさにここに肝試しをよくしに来る場所でもあるのである。
恭介「ここの建物も久し振りに見るな・・・昔はここに通い詰めていたしお前もよくここに来ていたなぁ」
一矢「ああ、そうだった。確か、俺はここに何度も来た事があったけ、その度に母さんに泣くんじゃないって言われたんだったな・・・まぁ今となっちゃあなつかしい思い出だな」
恭介「こんな所につ立っている場合じゃないな・・・・中に入ろう、そして・・・そして全てを、十二年前のこととDSのことの全てを・・・・ただしあの日何があったかを俺に話せよ・・・一矢。昨日、奴等と何をやったのかを」
一矢「ああ、わかっているよ、親父。それが条件なんだろ?それなら俺はそれに従うしかないだろ?」
恭介「そうだな・・・さぁ、開いたぞ。中に入りながら話そうか・・・まずどこから聞きたいんだ?それによっては時間がかなりかかってしまうが・・・」
一矢「そうだな・・・大槻源三郎という、男のことから聞こうか・・・そいつは一体何者何だ?親父や母さんと一体どういう繋がりがあるんだ?」
恭介「彼は私の大学の後輩だ。母さんとも面識があるのは、彼を私たちの結婚式に招待したからだ。・・・まぁ、最もその後も家に来ていたからな。そして・・・そして十二年前、あいつは行動を起こしたのだ、奴は考古学の専門家でな、あいつはその腕を買われてDSに入ったそうだそして彼がチベットで発掘したものそれが・・・」
一矢「それが俺の体の中に封じられた『アークディスペンジャー』か?」
恭介「そうだ。そしてそれを持って家に転がり込んできたんだ。俺はあいつの話を最初は全く信じなかった、だがことみはそれが真実だということにすぐ気が付いていたようだがな・・・ことみがそれを貰い受けてあいつにこう告げたんだ・・・『貴方のしたことは決して許されることではありません・・・でも逃げている間に罪を償っておいてくださいね。』と、そして今から9年前、七海が生まれて4ヶ月が過ぎたときだ、お前が車に引かれた時な、お前がここに運び込まれたときのことだった。あいつは、ことみは、あの時お前が入院する時に俺にこんな事もらしたんだ。『貴方、一矢の未来の為に大月さんから預かった物を持ってきてください。今あの子を救うにはそれしかないんですお願い、このこの未来の為に。近い将来この子は、このままだとこの子はいずれ死んでしまう』とその後で意外な事実を知ったよ」
一矢「母さんに未来を垣間見る力があった事を知ったと?」
恭介「お、お前何故その事を?・・・まぁ、そういうことだ。一体いつその事を知ったんだ?」
一矢「俺がはじめて変身した時だ・・・アークが俺に教えてくれたんでね。まぁ、梅野さんには悪いけどな・・・助けるまもなく殺されたからな。さて、母さんが俺にあれを移殖したって言う理由もわかったことだし・・・!?親父、何か余計なのがこっちを窺っているみたいだけど?」
恭介「そうだな・・・お邪魔なものが付いて来てしまったようだな?一矢よ・・・」
一矢「そうみたいだな・・・親父、どうする?ついでに数匹おまけが付いて来たみたいだが・・・」
恭介「おまけの方はお前に任せよう・・・今の俺では敵いそうにない・・・年、だからな」
一矢「OK!!おまけの方は別の場所に引き付けておくからその好きにあのマザコンを片付けておいてくれ・・・戦闘員は俺が潰す・・・」
恭介「大丈夫か?奴等人間の一人や二人楽にバラバラに出来るぞ・・・」
一矢「親父、俺にもうそんな心配は要らないだろ?それに俺は鉄パイプ三本くらいなら楽に引き千切る事ができるし、いざとなれば変身すればいいからな・・・やつらは目に入らないな」
親父はそう言うと悲しそうに俺を見た後頷いた。そして、親父が中に入っていき、俺はそのまま中庭の方に飛び降りた・・・すぐ親父のほうに信也がこっそりと付いていったみたいだが・・・俺の後ろには戦闘員が付いて来た・・・まぁ、殺す気でいるから連中に殺気が感じられているんだろう・・・しかし、何故連中が俺たちの後を追って来たのが不思議なんだが・・・ま、二匹潰して残った奴に聞けばわかるだろう。人間と違ってこいつ等は後始末がいらないからな。さっさと片付けるか
戦闘員A「グギギギギッ」戦闘員B「ギエェェェェッ」
一矢「さてDSの戦闘員さん用?何故、俺達の後を尾行てきたんだ?素直に答えれよ?今の俺は気が荒いんでね・・・さっさと言わねぇと・・・」
俺はそう言うと戦闘員の首を思いっきり絞め始めた。
戦闘員C「グギギギギッ、言う、言うから待て・・・貴様等を尾行ていたのは新型の怪人が完成した為、その実験台に利用しようとしただけだ。深い理由はな・・・・ぐふっ」
一矢「おい、くそっ。ん?こいつはDSの戦闘員が使っていたナイフ?連中はてめぇの味方もあっさりと殺すのか・・・」
謎の声「ふふふふふ、要らんことを言うから早死にするのだ!!・・・そして貴様も要らん事を知ろうとするからここで死ぬ事になる!!」
一矢「新型の怪人とやらのお出ましか?」
俺は今日からこいつ等とやりあう事を決めたんだ。今ここで引く訳には行かない。俺は相手の出方を見てから変身することにした。
第3話に続く