歯医者と妖怪


もう、朝の10時だ。
もうすぐ診療が回ってくる。
スマイルの胸中は、「ナンデボクバッカリ・・・」という思いで一杯だった。




つんと鼻を刺す、病院ならではの匂い=消毒液の匂い・・・。
僕も苦しかったけど、僕を抑えてる人物の方が何倍も苦しそうだった。
―アッシュだ。
鼻を片手で押さえて、もう一つの手で、僕を捕まえてる。





何故かって?僕が暴れるからだよ。
どうして?だってここは、「歯医者」なんだもん。
すごい痛いんだって、昔、誰かから聞いたんだ。
もちろん、僕は今日が初めてだった。
「そんなに怖いっスか?大丈夫、ぜんぜん痛くないっスよ。」
これで何度目だろう、アッシュにこう言われてなだめられるのは。
でも、説得力に欠けるんだよね。
なんせ、アッシュはバランスいい料理しか食べてないから、一度もなった事ないんだ。
僕・・・?僕はね、おやつを食べていたんだ。
そしたら、急にズキッと。
しょうがないでしょ!おやつを食べながら、テレビを見るのが僕の日課なんだから!
ユーリにどうなのか聞いたら・・・、無言でどっかいっちゃったし。
ああ、ほら、そうこうしている間に、診療の時が来ちゃった。





アッシュに引っ張られて、受付に行く。
いや、引きずられている・・・の方が合ってるかも。
受付にいたのは、ミルクだった。
ちなみにその時の僕はというと、アッシュの手からの逃れようと必死だった。
「それじゃ、スマイルを頼むっスよ。なんせ、ギターもまともに弾けないみたいっスから。」
まあ、その通り痛くて弾けないんだけど、でも納得させられるような内容じゃないと思うんだよね。
「やだよぉ〜・・・・!」
引きずられて、診療台(?)の上に座らせられる。
「ほらほら。治さないと、Deuil降ろされるよ。早いほうが痛くないんだから。」
「うう〜〜・・・。」





Deuilを降ろされるのは絶対ヤダ。
しょうがない、ここまで来たんだ。いっそ治してもらっちゃえ。
でも、僕には今できた新たな不安があった。
ミルクって・・・、ヘーきなのかって事。
そして今更ながらに後悔したのは歯を削る機械が、激しい音と共に口の中に入って来た時だった。
目をギュ〜とつぶる。







ガリガリガリ・・・・・・・
嫌な音が口の中で唸り、神経を走る。
「大丈夫だよ。絶対、痛くないから。」
・・・余談だが、この時だけミルクが最強の悪魔に見えた。
その後どうなったのかはそれぞれでお考えを・・。



ЖЖЖЖコメントЖЖЖЖ
もう、スマイル君は開き直っちゃってるし・・・。
ちょっと、苦労しました。ミルクの発言に(笑)。


このお話は、スマイルの視点です。
なんか、妙なお話に・・・(汗)。


ここまで読んでくださってありがとうございますvv

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