コレリ大尉のマンドリン

2001/9/11

推奨 みんな お奨め度 ☆☆☆☆☆

今回は初の5ツ星が出ました!
いや〜、よかったですよ、コレリ大尉のマンドリン。

第2次世界大戦時のギリシャ・ケファロニア島を舞台に、物語は進んでいきます。
主人公のイタリア軍大尉コレリは、占領軍としてギリシャにやってきます。
実戦経験のないコレリたちの部隊は、戦争のさなかでも陽気そのもの。
イタリア兵に反感していた島の人たちも、その陽気さに心を開いていきます。
そして、コレリは島の美しい娘ペラギアと恋におちます。
そんななか、戦局が大きく変わります。
イタリアが連合軍に降伏し、イタリアの占領軍は本国に撤退する事になるのですが、ドイツ軍の陰謀により思わぬ展開に…。

この映画は基本は戦争映画です。なので、後半に出てくる戦闘シーンはやはり残酷です。
とくに、捕虜になったコレリたちが射殺されるシーンはそれなりに残酷なので、小さな子供に見せるのはどうかと思います。
しかし、戦争の残酷さや愛情といったものについて考えさせられる映画なので、ある程度大きくなった子に見せるにはすごく良んじゃないでしょうか。
最初は本当に子供で、恋と愛の違いも判らなかったペラギアとマンドラスが、戦争という悲しい現実のなかでそれぞれ成長していく様子もうったえてくるものがありました。
戦争という悲惨な状況の中で懸命に生きる人々の姿は感動的でもありました。

イタリア軍の兵士たちはみんな、恋と音楽に生きる典型的なイタリア男性で面白かったです。
コレリたちと親しくなるドイツ人大尉は、最初とっても堅物で、イタリア軍との対比が面白かったですが、そのうちすっかり打ち解けてしまって、それがさらに面白かった。

と、べた褒めしてきましたが、気になる点もあります。
タイトルがコレリ大尉の”マンドリン”なのに、マンドリンを弾くシーンがすごく少ないんですよね。
この映画的に、別にマンドリンがなくてもかまわなかったんじゃないかな。

最後に少しケチをつけてみましたが、おすぎが良いといっているだけあって(笑)とっても良い映画です。
ボクが今年になってみた映画の中でも、間違いなく1番良かった映画です。
今年度のアカデミー賞はこれで決まりでしょう!

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