うぃるが塾の中学生用に作成した(色んなトコからパクってきたとも言う…)現代文を解く上でのルールをまとめたプリント。

一応、言葉など中学生でもわかるようにはしたつもりではありますが、もとネタは大学受験対応なので、

普通の中学生からするとやや、ハイレベルかも知れないです。

というか、ぶっちゃけ中学生の問題なんて傍線とか空欄の直前、直後見たら殆ど答えそのままでのってるし…。

とりあえず、基本は高校生対応ということで…。

 

〈現代文の問題を解く上での基本的ルール〉

1.「次の問題の文章を読んで後の問いに答えなさい」→とかいてある上は全ての問題の答え、またはその答えの理由は文章中から探さなければならない。

 よって、文章中に書いてない内容は絶対にバツである。

2.文章を読むときはただなんとなく字を追うのではなく、作者のイイタイコトが何であるのかを考えながら読む。

3.作者は自分のイイタイコトを読んでいる人にわかってもらう為に具体的な例を使う。

普通、論説文では作者が最もイイタイコトは文章の最初の段落か最後の段落に書いてある事が多い。具体的な例も結局は作者のイイタイコトの繰り返しである。

4.傍線、空所は必ず、その前後をチェックする。そのさい、指示語、接続語があれば必ずチェックする。

5.問題文はキチンと読んで、その問題がどういう答えを求めているのかを深く考える。問題文の中に答えのヒントが隠されている場合もある。

 

〈対策1.空欄補充問題〉

☆接続詞

(つまり、すなわち、要するに…)その前後の文の意味が等しい関係にある。

(したがって、だから、それゆえ)…その前後の文の意味が原因と結果(=順接)の関係にある。

 (そして、また、並びに、および)…前の文に後の文の内容を付け加えたり(=添加)する。

 (しかし、けれども、ところが、が、でも)…後の文の内容が前の文からは予想されにくい内容(=逆接)であるときに使われる。

 (あるいは、または、一方)…後の文の内容を前の文の内容と比べたり、どちらかを選ぶ状況のときに使われる。

 (例えば)…後の文が前の文の具体的な例を示している場合に使われる。

 (なぜなら)…後の文が前の文の理由を示している場合に使われる。

(さて、ところで、では、ときに…話題が変わる事を示している。

*ところでには他にも@意外さを表す場合A驚きの気持ちをこめる場合にも使われる。

 

☆語句補充問題を解く時に見るべきポイント

1.空欄の前に修飾語がある(例。赤い〜、明るい〜、人の〜、等)

2.空欄の前に「…場合」などの条件がある。

3.空欄の前後に接続詞や指示語がある。

4.空欄が主語の一部なら述語をチェック。

5.空欄が述語の一部なら主語をチェック

〈対策2.傍線部説明問題〉

1.傍線部を含む文の指示語(これ、それ、この等)が何を指しているかをチェックする。

2.傍線部の前の修飾語と主語をチェックする。

3.傍線を含む段落をまずチェックして、手がかりがなければ前後の段落を調べる。

4.文末が「のである。」となっていたら、その文は前の内容を言い換えたものであるので、前の文をチェックする。

5.傍線部を説明している部分を探しだし、その内容と傍線部の内容とを比べて決める。

6.各選択肢の内容が正しいかどうかを考える時には、各選択肢の後半に特に注意して、本文にかかれていないのではないか、本文と微妙に違っていないかを調べる。

 

〈対策3.抜き出し問題〉

1.まず、傍線部、空欄の近くから手がかりを探し出す。その時、今まで書いてきたテクニックを使う事。

2.抜き出すものがどこにあるのかを探す範囲を狭く出来ないかを考える。

3.抜き出すときには、句読点などに注意。

〈対策4.内容一致問題〉

1.選択肢の内容と本文の内容を比べて、選択肢の中の間違いを探し出す。

2.選択肢の文末(例、〜べきである。〜しなければならない)が本文に書いてある内容と違わないかどうかを考える。

3.選択肢の主語、条件などをチェックし、本文の内容と選択肢の内容が違わないかを考える。

〈対策5.指示語の問題〉

1.九割以上の確率で指示内容は前に書いてある。

2.指示語そのものだけでなく、前後の内容に注目する。

3.指示内容を指示語のところにいれてみて意味が成り立つかどうかを考える。

以上が論説文を解く時に必要とされるポイントである。

〈小説を解くときのポイント〉

 もちろん、小説の問題を解く時も論説文を解く時に使ったポイントが必要であるが、ここでは小説独特の心情把握問題を解く時に必要なポイントを挙げる。

〈小説を解くときの基本〉

1.小説を解くときも論説文の時と同じように本文に書いてある事を理由に問題に答える。

つまり、本文に書いてない事を勝手に自分で作って(想像して)解答してはならない。

2.登場人物の心情(気持ち)を客観的(自分勝手に考えず、本文に書いてある事から)に理解する。

3.紛らわしい選択肢がある場合は、選択肢どうしを比べてより良い方を選ぶ。

〈心情把握問題を解くときのポイント〉

1.主人公は誰か。

2.主人公のプロフィールの確認。身分、現状、性格などわかる範囲で調べておく。

3.その他の登場人物と主人公との関係。

4.描かれている場面と情景。

5.起こっている出来事。

6.情景描写が登場人物(主に主人公)の心情である。

7.情景描写のイメージをつかむ。明るいのか、暗いのか、湿っぽいのか、など。

8.登場人物の心情を作者が解説している部分がないかをチェックする。

 

 以上、長々と現代文を読む時のポイントを書いてきたが、やっぱり現代文を解くためには基本的な国語力(言葉の意味や、使われ方をどれだけ知っているか)が重要である。

そのような国語力は一日、二日の勉強で身につくものではなく、普段からの読書などの経験によって身につくものであるのでぜひとも日々暇があれば読書をする習慣をつけて欲しい。

そして、問題を解く時には、当たり前ながら、文章を読む事をめんどうがらないことである。

現代文は他の数学や、英語などの教科と違い、漢字などを除けば知っていなければ即終わりなどという問題は少ない。

 本文に全ての「答え」が書いてあるのだから、そう言う意味では、これほど楽な教科はないだろう。

わからないからといって途中で諦めることなく、最後まで頑張ってもがき続け、作者がその文章を通じて読者に何を訴えかけているのかを読み取ってもらいたい。