ピピピピ・・・・
朝6時を告げる目覚ましが鳴る。
「ん・・・・」
その音に起こされ幽助はのっそりと右手を目覚ましに伸ばした。
いつもならそこで堅いスイッチに手が触れるはずだったが、
ぴと
明らかにスイッチとは違う感覚。柔らかく暖かく・・・・・。
(・・・・?)
幽助はぼぉっと目を開いた。すると目の前にいたのは
空色の髪をしたあの・・・・・
「???ぼっぼたん!?」
「あ、・・・・起きちゃったねぇ・・・・んーと、確か、
おっはーvだっけ?」
ぼたんはにこにこと笑いながら某し○ごママのように両手の平を開いて挨拶をする。
「おっはーじゃねえよ!!」
幽助は布団から飛び起きて叫んだ。
「え?じゃー・・・おっつー・・?」
「挨拶じゃねえっ!!!なんでお前が俺の部屋にいんだよっ!!!」
「うーん・・・実はねぇ、コエンマ様からの指令なんだよ」
「指令ー?」
「うん」
「何だよ。わざわざ朝っぱらからくんなよなぁ。で?今度はなんだってぇんだよ。」
「いや、違うよ。妖怪退治とかじゃなくってさ、あたしが指令を受けたのさ。」
「は?」
「うん。幽助が起きる前にこっそり忍び込んでご飯作れって。」
「しん○ママかよ・・・;;」
そういえばぼたんはかわいらしーいワンピースにフリフリピンクのエプロン。その姿は某○んごママと同じであった。
「なんかね、探偵と助手の仲を深めるためだってさ。」
「他にもっとやり方あんだろ。」
幽助が頭をかきながらあきれてつぶやく。
「うーん・・・。ま、いいじゃないさ。今日はあたしが朝ご飯作るから。ホラ、幽助はまだ寝ちゃってていいんだよ。」
と、幽助に布団を被せた。が、幽助はその布団を払いのけ、
「目ェ覚めちまったよ。もう俺も起きる。」
「あーん!それダメ!本末転倒さね!」
「いーのいーの。ほら、とっとと作とけよ。俺着替えてっから」
「もぉー」
ぶつぶついいながらもぼたんはキッチンへと戻っていった。
数分後、着替えを完了した幽助がキッチンに入ってきた。ぼたんは冷蔵庫と向かい合って色々物色している。
「ええっと・・・・残り物で作るんだよね。あっ!あったぁ」
「?何作んだ?」
「冷凍オムライスーv」ぱぱぱぱっぱぱーん♪
某国民的人気ネコ型ロボット風に冷凍オムライスをかざした。
「却下!!!!」
「やっぱり?」
ぼたんが苦笑いしながら冷凍オムライスを冷蔵庫に戻す。
「あ!そうそうこれやんなきゃいけないんだよね。」
「?」
そう言うぼたんの手には・・・・・マヨネーズ!!!!幽助はとっさにぼたんの手からマヨネーズを奪い、
「だぁーーーーーっ!!マ○チュッ○ュはいいの!!!」
「何でー?コエンマ様はこれが一番大事だって言ってたのに」
(あいつ・・・どーゆー情報伝えてんだよ;)
「マヨネーズよりなんか他のもんあるだろ。それ使って作れ。」
そう言うと幽助はTVに向かって座った。ぼたんはその後ろ姿に向かって微笑みながら言った。
「うん。まぁ期待して待っててねーv」
「はいはい」
半ばやる気なさ気に答えた。
更に数分後・・・・・ぼたんの使う包丁の音がリズム良く聞こえる。先程は興味なさそうな態度をとった幽助もやはり気になる様で、思わずTVそっちのけで音に聞き入る。
トントントントン・・・・・ばきっ・・・ぺこっ・・・・ぶおこっ・・・・・ぐちゃっ
ぐえぁぁぁぁ・・・・・・
(なっ・・・・・??)
「ぼたんさーん・・・・今のって・・・」
あえて振り向かずに恐る恐る声をかけると
「?大丈夫、大丈夫怪我してないから」
幽助の心境とはうって変わって脳天気な答えが返ってきた。
「いや、そーじゃなくて・・・・・」(何食わされんだ・・・;;;)

十数分後、幽助の目の前に並んだモノは・・・・・
肉じゃが、塩鯖、みそ汁、ご飯、・・・・・・
「おー!!これは・・・・・懐かしい香り・・・
・・・・っじゃなくて昨夜の残り物まんまじゃねえかっ!!!!あのぐちょって言ったヤツはどーなったんだ!?」
「あーあれ?気にしないどくれv」
しかし幽助は見逃さなかった。そう言って微笑むぼたんの後ろには異様な邪気を放つゴミ箱があるのを。
「生ゴミでいいのか?」
「多分ね。」
何はともあれ幽助は朝食に手を付けた。
「おいしい?おみそ汁はインスタントのにあたしがお湯いれたんだけどぉ・・・;」
「昨日とかわんねぇよ;・・・・・でも、まーこのみそ汁は悪くねぇな。」
「でしょv」
ぼたんは嬉しそうに微笑む。
なんとか完食した幽助は上着を羽織りながら玄関へ向かった。
「じゃ、行って来るから片づけすませとけよ。」
「うん。・・・でもごめんね。結局こっそりになんなかったよ;;」
ぼたんは少し落ち込み気味に幽助を見る。
「別に気にしてねぇって。」
「よかった。あっ!!!」
突然ぼたんの表情が変わる。
「何だ?」
「やだ!忘れるとこだったよ。」
「弁当でもあんのか?」
「違うよ。ほらっ」
ぼたんは自分のほっぺたを指している。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?
「え!!」
幽助思わず真っ赤になって絶句。
「コエンマ様曰くこれが○ヨチュ○チュの次に大事なんだってさ。ね?はやくv」
無邪気すぎる笑顔でぼたんは幽助を急かした。
・・・・・・・・・・・・・・
(え?え?・・・いや・・・)
「出来るかあっ!!!!/////」
幽助、耳まで真っ赤;;
「もー怒られるのあたしなのにぃ!!」
ぶーっとふくれっ面になる。
「勝手に怒られとけっ!///俺が知るかっ///」
ぼたんは残念そうにため息をつく。
「ま、とりあえずいってらっしゃい!学校サボんじゃないよー。」
「わーってるよ!」
幽助は半ば耐えきれなくなって早足で階段の方へ走り去った。
途中ちらりと振り返るとぼたんが手を振っているのがみえた。
そして幽助はほっぺたを触りながら呟くのだった。
「やっぱ・・・・やっときゃよかったかな?」




あとがき

わははは・・・;;ごめんなさーい。また何だか中途半端ですねぇ。しかも文章まとまってないし;
アイディア浮かばないのでし○ごママとWパロ(?)でやってみました。
あー恥ずかしい;何だか・・・・前回同様キャラの性格が・・・(泣)
ぼたんちゃんこんなにバカじゃないですよねー。
秋月がバカなんですvごめんさ〜い;;




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