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「四次元屋敷にて・・」
「そういやー、飛影お前ぼたんに膝枕されてたぜ」
それは蔵馬が持ち前の頭脳と例の「企業秘密の顔」
とで海藤に取られていた3人の魂を取り返し
おのおのの体に無事戻した後桑原が思い出したように
いった言葉だった。
その顔はいかにもからかっているといった表情だった。
いつもの飛影ならそれを軽くあしらっている所なのだが
今回はそうはいかなかった。
なんせ「ぼたんが自分を膝枕していた」
という事実が頭の中を駆け巡っていてそれどころではなかったのだ。
「・・・な」
それは飛影がやっとの思い出ではいた言葉だったのだが
当のぼたんは「そんな事したっけ??」というような?マークを
いっぱいつけたような顔をしていた。
それを面白そうに見ていた蔵馬が口を開いた。
「あれ?ぼたん覚えてないんですか?確かに飛影が魂を
抜かれた時膝枕してたじゃないですか。」
といってちらりと飛影を見た。
しばらく「うーん・・」と考え込んでいたぼたんだが
やっと思い出したらしくポンと手をたたいて
「そういやーそんな事したっけね。
あの時はびっくりして夢中だったからね。」
といっていつものようにあははと笑った。
面白くないのは飛影である。
蔵馬と桑原にはからかわれるはぼたんには・・。
と思ってはっとした。
何を残念がっているんだ。
あの女が覚えてなかった。それだけではないか。
「おい、女。貴様が何をしようが関係ない。
幽助を助けるんだろうが。その為に俺を呼んだんだろう。」
といつもの冷静な顔でいいはなった。
実はまだ「ぼたんが自分を膝枕した事」と「それを覚えてなかった事」
が頭を駆け巡っていたのだがそれを顔に出してしまう彼ではない。
しかし飛影をからかう事が専売特許の蔵馬とめずらしく飛影に
弱みが出来たと喜んでいる桑原がそう簡単にひきさがるはずもなく
「実は気になってるんでしょう」とか「嬉しいんなら嬉しいっていえよ。
などと飛影いじめ(もしくは遊び)を始めた。
(蔵馬にいわせればいじめや遊びではなくあくまで
素直じゃない飛影を助けているらしいが・・。)
飛影に口出しすらも与えない勢いである。
それをあきれたように見ていたぼたんが口を開いた。
「もう、あんた達はしつこいんだよ。飛影が気にしてないって
いってんだからそうなんだよ。幽助を助けにいかないとだめだろう。
こんな所で油売ってる暇なんてないんだよ。」
と至極もっともなことを(前半は的外れな事をいったのだが)
いったのでまだからかい足りない表情の2人だがしぶしぶといった
表情を崩さずに柳沢の待っているドアの方に歩いていった。
その後を飛影がやれやれといった表情で歩いていこうとすると
ぼたんが話しかけてきた。
「ごめんよ。あたしが変な事やっちまったから飛影に迷惑
かけたね。」といかにも申し訳なさそうな顔でいった。
飛影にとったらぼたんが膝枕をしたという事は全然迷惑ではなく
彼は否定しているようだがむしろ嬉しい事であるのだ。
それは彼も感じているのだが彼の性格上それを見とめるはずもなく
まさか「嬉しい」なんて事は口がさけてもいえる事ではないのでただ
「かまわん。」
といっただけだった。
それでもぼたんは飛影が怒ってない事が分かったので
ほっとした表情で
「良かった。でもさ、飛影。あんたが魂抜かれた時は
本当にびっくりしちまってさ。考える余裕なんてなかったんだよ。
ま、その後あたしもとられちゃったけどね。」
とニコニコ笑いながらいった。
そして蔵馬達のほうに歩いていく途中飛影がまだその場に
とどまっている事に気付いて
「飛影、早く!!」といって手を振った。
その言葉で飛影ははっと意識を取り戻した。
ぼたんの笑顔をまじかでしかもそれはまぎれもなく
自分だけに向けられた笑顔だったので
不覚ではあるが見惚れてぼーっとなっていたのだ。
そんな自分に苦笑してぼたん達の方に歩いて行く飛影を
抜けめなく見ていた蔵馬がその事をネタにして
飛影で遊んだ事はいうまでもない。
あわれ飛影。合唱。
アトガキ
すいません。こんな駄文で。
なんか飛影がなさけなくて蔵馬が極悪です(汗)
ぼたんも凄い鈍感だし膝枕した事を覚えてないという
酷い設定です。全然飛ぼではありませんね。
しかも膝枕の所だけで終ってしまった・・。
他の所も書きたかったんですけどそれはまた書きたいと思います。
一応この駄文は飛影→ぼたんです。
ラブラブなくてすみませぬ。切腹。

ちかさんのサイトにて999ヒットのキリリクとしていただいた小説です〜vv
本当はすごく嬉しいくせにそれを隠そうとする飛影がもうむちゃくちゃかわいくって・・・!
それで必要以上に冷たい態度になっちゃったりするんですよねぇvv
こりゃ桑原にまでからかわれても何も言えないわね。(笑)
ちかさん、素敵な小説ありがとうございました!!!
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