ほんとなら二人で・・・・
「はぁ・・・。」
コエンマ様のため息にも気づかず、ぼたんは嬉しそうに声をあげました。
「あっ!来た来た!!」
その視線の先には二人の男女。
女の子の方が先に反応。
「ぼたんさん!」
男の子もやっと気付いたようで
「いたいた。」
一人は茶髪の少女・・・・お分かりですね。蛍子ちゃん。
もうひとりはあら、リーゼント降ろしてる。幽助君。
「ごめんなさい、遅れちゃって。いつものことなんだけどこのバカ助がさぁ・・。」
「なんだよ、俺のせいじゃねえっつってんだろ。」
「まあまあ。あたしも今きたとこだよ。・・・っていうかまだこの四人だけ。
みんなどうしちゃったのかねぇ。」
「あとは・・・雪菜ちゃんと桑原君、それに・・・・。」
「飛影と蔵馬だよな。」
「うん。ちゃんと連絡したから大丈夫とは思うんだけどね。飛影は・・・答え、返ってこなかったけど;;
あ、そうだ。あたし向こうでお茶買ってくるわ。」
「待ってぼたんさん、あたしも行く!」
どさっ荷物降ろして二人はぱたぱたと売店へと駈けて行きました。
さて残された浦飯幽助。ちらりと柱にもたれかかっているコエンマ様に目をやります。
「なぁ、コエンマ」
よいしょと荷物をよせながら話しかけ。
「なんだ。」
「お前さ、この旅行ほんとに俺達も着いていっていいのか?」
「は?」
「いや、ふたりっきり・・・・。」
「ん?なんだ。はっきり言わんか。」
「ぼたんとふたりっきりになりたかったんじゃねぇ?」
「!!」
あらあら、幽助君するどいですねぇ。コエンマ様顔真っ赤よ。
ま・可愛いv
「ち・・違っ!!別にワシは////。」
無駄無駄。「お顔に書いてある」ってやつです。
「まーあいつは長年つき合ってきたけど・・・・・
自分の恋愛には鈍いからな。」
こくこく。コエンマ様ふかーく頷き。
「協力してやろうか。」
幽助ネコヅラv
「////ワシは・・・・・別にっ!」
「気にすんなって。それに蔵馬や飛影も来んだろ?あいつら強敵だぜ。」
にやにや。なんだか幽助楽しそうです。
・・・・・
「いいのか?」
「まかせとけって♪」
「頼んだ!」
と、あら噂をすればなんとやら。やってきました。
蔵馬と飛影・・・・って言うよりむしろ
「蔵馬に無理矢理連行されてる飛影」
笑顔でこちらに向かってくる蔵馬に対し飛影はブツブツ。
あら〜??蔵馬君、飛影を縛ってるの、それ食虫植物じゃないの。
相変わらず激しい性格ね。
「よー!蔵馬、飛影!久しぶりだな。」
「幽助、元気そうだな。それに・・・・コエンマも。」
にっこり。笑顔の裏側に何かあるぞこの男!!!
「あ、ああ・・・。」
コエンマ様たじたじ。負けちゃダメよっ!!
「あっみんな!そろったようだね。」
良く通る声の先にはお茶を抱えたぼたんに蛍子。
そのさらに向こうには桑原君に雪菜ちゃんもいます。
「さっき売店の方であったのよ。よかったぁ。これで全員ね。」
「皆さん、お久しぶりです。」
桑原君の横でにっこりと雪菜ちゃんが微笑んでます。
「いや〜。悪りぃ。ちょっと、遅れちまったか。」
雪菜ちゃん横にはでれでれの桑原君。
これでいつものメンバー勢揃い。
「お、電車そろそろくるぞ。」
時計を見ながらコエンマ様が呟きました。
行き先はここから電車で約二時間の温泉町。
読んで字のごとし
「それぞれの思惑をのせて」
旅が始まろうとしているのでした。

あとがき
あははははー・・・・(脱力)ごめんなさい。
旅、始まってないですねぇ。展開遅くてイライラする(怒泣)
次は!次こそはもっとましな展開にしますv
それにしても私これだけのキャラをちゃんと動かせるのかなぁ・・・・。心配です;;
あと、これ幽×蛍なの!?うわっ!(私にしちゃ)珍しっ!!
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