「ねえねえっ!はやくお風呂、行こっ♪」
早々と用意を終えたぼたんと雪菜ちゃんが腕にお風呂セット色々抱えて
部屋の出入口でぱたばたと騒いでます。
「待って、今用意するから。」
「蛍子さん、早く早くv」

女の子三人、着いたお部屋一通りくつろいだら早速なんだかんだと大騒ぎ。
当たり前と言えば当たり前ですがお部屋は女の子3人部屋と男の子5人部屋に別れてますよ。
「あ・そーだ、幽助達もさそっとく?」
部屋を出かけたぼたんがくるりと振り向き蛍子ちゃんに問いかけます。
「えっ?良いわよぉ。適当に入るんじゃない?」
「それもそうさね。」
「早く行きましょうv私、温泉って初めてなんです。」
「行こう行こう!」
パタパタパタ・・・・・。
荒らしのように過ぎ去っていきました。
いや、女の子は元気だわ。くつろいだって言ってもホント、ほんの数分だったんですよ。
ちょっと休んだと思ったら荷物ぶっちらかしてきゃーこらわーこら・・・・。
若さかねぇ・・・・。一方そのころの男子ですが・・・・。



女子部屋から少し離れたところにあるお部屋にはー・・・・・・
あんら。誰もいません。でも荷物はあるから一度は部屋に入ったはず。
・・・・ってことは?もうお風呂行っちゃったの?うわぁ。こっちも元気あるわ。
んにゃ?あら。ここの温泉のパンフレットが落ちてます。
読んでみますね。


睦月温泉〜和みの湯〜
    大自然の優しさが・・・暖かさがあなたを包む睦月温泉
   壮大な自然に囲まれた露天風呂
   大浴場には薬草風呂・檜風呂等バラエティ豊かにご用意しております

   
    ※家族風呂・混浴風呂は要予約となっております」 


ん〜あとは効能とか、その他の施設設備の説明らしいですね。
成る程、よさそうだわ、この温泉。
ところで・・・・気になるのは最後のとこ。
・・・・・・・・予約しちゃったのでしょうか?


あ・女の子側に戻りますと・・・
早くも、大浴場のお風呂に浸かってます。
大浴場は本当にバラエティ豊かで。
薬草風呂や檜風呂はもちろん、ジャグジーやらお花がうじゃうじゃ浮かんだのまで色々あります。
「きゃーっvみんな、ちょっとこっち来て!すごいよ、これーっ!!」
「ぼたんさん、次、こっち入ってみない?」
「あっ、待って、蛍子ちゃん!」
きゃっこらきゃっこら、女の子達の笑いは絶えません。
いいですねぇ、楽しそうv
週末とは言え、今日はまだ金曜日。しかも昼間なので他のお客さんもいなくて貸し切り状態になっちゃってるんですから騒いじゃうのも当然なんですけどね。
ひとつの湯船に3分といません。そんなんじゃ効能、あまりないような気もするんですけど・・・
ま・楽しけりゃいいってやつですか♪

そう言えば男の子側は・・・・?


・・・・ぽちゃーんと一滴、湯船に落ちました。
女湯と同じように色々なお風呂が用意されてるのに・・・・こちらは大分静かです。
大浴場に入ってるのはコエンマ様と幽助。
なんだか変なショットね・・・。
他の3人はどこ行っちゃったんでしょう。見あたりません。
つまり、ふたりっきり。となると話題はやっぱり・・・・・・。
「幽助」
おもくるし〜い念を込めた声でコエンマ様が先に話しかけました。
「・・・・ん・・?」
幽助もそれを察しているようで。少し苦笑い気味に答えます。
「協力って・・・言ったよな。」
「あ・ああ。」
「このボケ!」
「なっ・・・なんでだよっ!」
「ちーっとも協力しとらんではないか!さっきの電車だってなんじゃありゃ!
ぼたんのとなりにちゃ〜っかり座りおって!」
「それは俺のせいじゃねーよ!あいつが勝手に座らせたんだろ。」
「なぜじゃぁ〜!!」
がばっ!!湯船の縁に顔をうずめちゃいました。
と・追い討ちをかけるように
「もしかしてぼたん、俺のこと好きなのか?」
な〜んていきなり真面目な顔になって幽助が呟いたもんだから・・・
ぐはっ!!
あ・コエンマ様口から変なのでてる。・・・・・・・・・・・・・・・・魂?
「うーん・・・。考えてみたらあり得ない事じゃねえよな〜v」
にやにや。幽助お得意のネコヅラになっちゃってv
「!そう言えばあの時・・・!」
「あの時っ!?ゆっ幽助〜!?お前、裏切る気か〜!?そんなことしたら減給だぞ!減給!!」
!ダメよ、コエンマ様!そんなところで上司の力悪用しちゃ!・・・って言うか幽助はもう解雇しちゃってるじゃん。
「(減給?)って、嘘に決まってんだろ。」
「・・・・・ホントか?」
コエンマ様・・・涙目にならないで;;
「あん時、一応形としてはぼたんのとなりにいたけど別にぼたんとしか喋らなかったわけじゃねえし、
あいつから別にそう言う感じは見られなかったぜ。」
「ホントか?。」
「しつけえな・・・;」



ガラガラっ!!

あ・蔵馬と桑ちゃんが入ってきました。
あんたら二人どこ行ってたのよ。
「幽助・・・飛影見なかったか?」
「いや・・・?そういえばアイツ、いねーな。どこいったんだ?コエンマ、見たか?」
「知らん。」
どうやらお二人は迷子の飛影ちゃん探しに行っていたようです。
まったく世話がやけるわ。
「あのヤローどこいきやがった。!まさか覗きにっ!?
ゆっ・・・・雪菜さんがあぶないっ!!!男・桑原今あなたを助けにっ!!・・・・・・・」
ばきょ
幽助の鉄拳、桑ちゃんの後頭部に炸裂。
「オメーじゃねえんだから。んなことあるわけねーだろ。」
「雪菜さぁ〜ん・・・。」
ずぶぶぶぶ・・・・・・・
あ・桑ちゃん湯船に沈んでる。
さっきから大変ね、桑ちゃん。旅行中、体もつかしら。
蔵馬も湯船に入ってきました。
あら、コエンマ様そんなに離れようとしないで。
蔵馬だっていきなり襲いかかって来るようなことはないんだから。・・・・・多分。
「それにしてもここからの眺めは最高だな。幽助、よくこんな良い温泉急に見つかりましたね。」
眺め?あ・そういえば大きなガラス張りの窓が目の前にあります。
雄大な自然が一望出来るようになっていて・・・・確かに最高の眺めです。
「ん?まぁな。ここの温泉に予約いれた俺に感謝しなさいv」
そっか。幽助が予約入れたそうです。
と・
「きゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!」
!!!!!???????
なっ何事!!??
女湯から悲鳴がっ!!??
しかも3人分
続いて聞こえたのは・・・・・
「まっ・・・待て!!違う!!ここはもう風呂場なのか!!??
俺はただ外を散歩ッ・・・・・・ぐはっ。」



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
飛影ちゃーん・・・。散歩・・・してたのね。
間違ってそのまま知らずに女湯の露天風呂の方入っちゃったのね。
最後、ぐはって言ったよね。・・・・・・・生きてます?

それからしばらく男湯になーんとも言えない殺気が一方の方向に立ちこめていたのは言うまでもないですねv





あとがき
なんとか温泉入るとこまでこぎつけましたvよかったよかった。
ところで男の子って温泉入る時って騒ぐの?意外と静かなの?
その辺よく分からなくて苦労しました・・・・・・。
幽助とコエンマ様の計画(あるのか?)はそろそろ本格化するはず・・・
と・思います;;蔵馬と飛影もどう動くのか・・・・・??
っていうか飛影、再起可能なんでしょうかねぇ。


 
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