電話で抱きしめてのこと

メグ・ライアン主演。う〜んと、この映画を一言で表すなら「かなりボケてきて、もうすぐ死にそうな父の世話を、姉と妹に全て押し付けられ、ストレスがどんどん溜まっていく次女の話」ってとこかな。
登場人物は妻に捨てられて、さらにボケてきて、ついでに死にそうな父、そしてその娘こと雑誌社の社長の長女、イベント企画会社社長の次女、イマイチ売れてない女優(ドラマ出演中)の三女がメイン。そこに周りの色々な人間がからんでくる。
この父のボケっぷりっていうのがすごくて、次女にちょくちょく電話を掛けてはしょうもない質問や要望をする。長女の方は次女を利用したいだけ利用するだけ、三女の方はしょうも無い事で次女に相談してくる(これらも電話で言ってくる)。唯一支えてくれるはずの夫は、仕事か何か知らんけど遠くの町に出かけている。誰も頼れる人がいないどころか、さらに色々押し付けられる彼女がいつプッツンするかが見所の一つ。
もう一つの見どころは、完璧に意外な人が、最終的に一番の理解者になってくれて、適切なアドバイスをくれるというところだろう。
タイトルは「電話で抱きしめて」だが、決して恋愛モノではないことを言っておこう。少しもないどころかカケラも無い。この映画の主題は、27時間TV「家族って何?」(すいません、分かる人だけ分かってください)という感じ。
やはりあれだけうざったい父でも、愛しているから見捨てずに世話をしつづける。表向きでは嫌っていても、やっぱり血の繋がった父親だから心の底では愛している。
こういうような家族の素晴らしさを説いた作品でもある。
また、これは狙ってのことなのだろうか・・・自分でもいっつも無視されてると言っていた三女。長女、次女の名前は覚えているのにも関わらず、彼女の名前は覚えていない。ホントに影薄いなぁ。

ハートフル ★★★★★
末っ子の存在感 ★☆☆☆☆

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