ソードワールドRPGリプレイ  作・ゴン犬 第2話 パパと呼ばないで(前編)
今回のプレイを始める直前、ジンのプレイヤーがGMに1枚の用紙を手渡しました。 ジン GM、ジンの設定考えてきたんですけど。 GM どらどら、見せてみ。 ジン ジンの設定、というより関係者なんですけど… フィズ・カークライト 21才 女 162cm 48kg 職業 学者の家のお嬢様 技能 ファイター4,セージ3(…現在は。常にジンより高い冒険者レベルを保有) 特技 なんでもこなす才色兼備、あと涙目アタック。   偽善者モードの千鶴さん(笑)ジンの幼なじみにして許嫁(ベタ) 実力、立場、あらゆる面でジンの上をいく、ジンのコンプレクス的存在。 ジンのお姉さん的立場にいたので、ジンをやんちゃな弟として扱う為、 ジンがどんなにマジで怒鳴ってものれんに腕押しである。コンプレクス増大。 しかし、一度本気で怒らせたときがあって、その時ジンは一週間悪夢にうなされた。 その事がジンのトラウマに。 ちなみに着やせするタイプ。 GM …マジベタだな。 ジン 俺もそう思います。 ちなみに4年後…現在のジン君にコメント求めた所、 ジン つーかほとんど、まんま千鶴さんですな。    恥も外聞もありゃしねえ。当時の俺。    以上、タイムパラドックス的発言 と、返ってきました。まあ、4年経ってるからな。 俺もこのリプレイ読み返して、悶絶しそうになったし。 GM OK、使えたらそのうち使うよ、そのうちな… 前回の経験点により、ジンはセージ技能1レベルを拾得しました。 ゴブリンの知名度判定に失敗したのがショックだったのでしょうか?  シヴァンはファイター技能を2レベルから3レベルにのばしました。 また、セリスはシャーマン技能を伸ばすために今回は経験値をとっておくことにしました。 シャーマン1本で行くのでしょうか? そして、今回から新たに加わったプレイヤーD君、 彼には基本経験値+1500点を与えてキャラクターを作らせた結果、 シーフ2レベル、プリースト(ガネード)1レベルを拾得しました   GM   えー、今回から一人新しいプレイヤーが加わります。自己紹介をどうぞ。 プレイヤーD 俺はキル・アイス。字名だ。本名は……  シヴァン  淡々と喋るなよ、無愛想っぽいぞ。 プレイヤーD 一応クールに演じるつもりです。司祭の家に生まれたけど縛られる生活が嫌いで…   GM  (ん? どっかで聞いたような……) プレイヤーD 親への嫌がらせのつもりで盗賊の神(ガネード)を信仰しつつ盗賊ギルドへ入った。        そして本名を隠し、オランから流れてきました。   GM   なんじゃそりゃー、ジンとかぶってるようで違う(笑)   セリス  とりあえず、出会うところからやるんですよね?   GM   その前に、キルには舞台を設定を教えないとね…… ここでGMは、キルに冒険の舞台となる西部諸国、及びタイデルについての説明をしました   GM  あ、キル以外の人は171ガメル減らしておいて。あれから1週間経っているからね。 この時ようやくシヴァンセリスに借金を返しました  GM  今はタイデルの祭りの最中、その街中をキルが歩いているわけだ。  キル  逃げている、という設定も面白そうだな。  GM  やめとけ、シャレにならない奴が2人ほどいるから(笑) シヴァンジンに向かって)金の持ち出しはいけないでしょう(笑)  セリス 何を言ってる。元犯罪者が(笑)  ジン  親父の追っ手が…(笑)  GM  今はキル君の番だ、君たちはちょっと待っててね。(キルに)さあ、どうする?  キル  祭りを遠目に見つつ散歩します。  GM  じゃあ、君が祭りを見物してると、誰かに     『よう、キルキルじゃないか』と肩を叩かれるね。  キル  誰だ、と思いつつ後ろを見ます。  GM  振り向くと、そこには24〜5歳くらいの男が立っているね。  キル  その男に見覚えはありますか?  GM  あります。名前は『レイク・ダニエル』…盗賊ギルドで一緒に修行を積んだ仲だ。      いわゆる同期の桜という奴だね。 ここでGMはキルと他の3人をつなげるキャラクターとして、 前回のNPCであるレイクを利用することにしました。 まあ、彼を登場させた目的はもう1つあるのですが。それは後からのお楽しみ  キル  盗賊ギルドと魔術師ギルドに同時に在籍してるんですか?       金のかかりそうな奴ですね。  GM  いいの、NPCだから…そのレイクなんだけど、     『キル、いつタイデルに来たんだ?』  キル  つい最近だよ。  GM(レイク)『どうだ、羽振りは?』  キル  最近仕事してないからな。あんまりよくない。  GM(レイク)『一人で仕事する気か?』  キル  それは危なすぎる…仲間を見つけようと思うんだが…  GM(レイク)『だったらまあ、私に任せろ』  キル(GMに向かって)レイクは信頼できる人なんですか?  GM  十分信頼できる人だよ。  キル(レイクに)だったら任せるよ。  GM  それを聞いてレイクは下を見てニヤリ、     『何があっても知らねー』という顔をする(笑) 一同笑う  GM (他のPCに向かって)じゃあ、君たち3人。  ジン  はい。  GM  例によって酒場でたむろしてるのかい?       あ、酒場の名前は『憩いの妖精亭』ね。  ジン  祭りなので神殿に顔を出していますよ。  GM (神殿にはあまり行きたくないって言ってなかったっけ?)      だったらジンから行こう。      君がファリス神殿に行くと、後ろから     『旦那、ジンの旦那じゃあないですか』と呼ばれる。  ジン  旦那?  GM  振り向くと、君が知っている顔…元山賊の2人組、      ヒグマとその子分のコグマがいる。  ジン  ……  GM(ヒグマ)『いやー、実は以前、旦那に捕まり詰め所に連れて行かれたんですけど、          あまりにもセコい手口の犯罪だったんですぐ釈放されたんですよ』  ジン  ……  GM(ヒグマ)『で、旦那みたいな人間でもファリスの司祭になれるんだからって、          俺と子分…あ、コイツはコグマっていうんですけど』(笑)  ジン  ……  GM 『ファリスの信者になったんですよ。そしたら、戒律こそ厳しいものの、      飯も食えるし寝床もある、いいとこですねー』と(笑)  ジン (何も言わずに)バコン(笑) 一同笑う  GM(ヒグマ)『痛いじゃないですか、旦那ー』(笑)  ジン 『そう…そうですか。君たちにはファリスの教えというものを      徹底的に教え込まなければならないようですねえ』      と、妙に丁寧な口調で微笑みます(笑)  GM 『あんぎゃー』という声と共にフェイズ・アウト(笑) 一同爆笑 シヴァン コミカルや(笑)  ジン  ヒグマと俺の関係決まったじゃないですか。     『キム・チャン・チョイの韓国チーム』(笑) 一同爆笑 ヒグマ(元山賊)の再登場は今回のシナリオを作るに当たり、初めから決めていました。 こんなおいしい奴を1話限りにするにはもったいないじゃないですか(笑)  GM  で、次。人間外生物2人は?  セリス 僕は祭見物したいなあ。 シヴァン 俺も付いて行きます      綿飴とか、たこ焼きとか奢ってもらえるし(笑)  セリス またタカる気か(笑)  GM  じゃあ、セリスシヴァンは祭り見物に出かけた。      …キルは、レイクに連れられて『憩いの妖精亭』に来たんだけど…誰もいない(笑)  キル  ホントに、他の人も誰もいないんですか? 祭りに行ってて。  GM  そう。で、レイクが『親父さん、例の連中は?』と、      暇そうにしているマスターに問いかける。      そして、マスターからジン達が出かけているのを聞いて、     『参ったな、彼等には以前譲り受けた(第1話参照)資料の礼もあるし、      早く会いたいんだけどな』      と、呟く。  ジン  ちょうど入ってきます(笑) 一同爆笑  セリス 僕たちも帰って来たことにしよう。  GM  ま、いいか…なら、君たちが全員揃った。  ジン 『いい汗をかいたなあ』と言いながら、      何故か所々に返り血をつけて帰ってきます(笑) 一同爆笑  セリス 僕はシヴァンにさんざんタカられ、渋い顔をしながら帰ってくる。  GM  君たち3人が酒場に入ってきたら、      レイクともう1人、知らない顔があることに気が付くね。  ジン  やあ。 シヴァン ちいっす。  セリス 久しぶりだな。  GM(レイク)『まあ、1週間ぶりかねえ……ていうか君たち、聞かないのか?           私の後ろにいる(キル)人間のことを』(笑) 一同笑う  セリス エルフは他人に感心が無いんです。  GM  最近のエルフは違うんだよ。 シヴァン(しばし考え込んだ後)ああ、そうか!! この人(レイク)前の依頼主ですね? 一同大爆笑  セリス ジン、笑いすぎ(ちなみにジンが一番笑っている)  GM  ヒグマは知っていてもレイクは忘れたか(笑)  キル  お前、さっきレイクに挨拶してたろ。 シヴァン いや、向こうから挨拶してきたから挨拶しかえしたんだよ。  ジン  おいしいわ。 シヴァン いや、レイクの事は覚えてますよ。  GM (今まで忘れてただろ)『で、今日来た用事は2つ。      …1つは僕の友達で彼、キルというんだが(キルを見て)シーフ兼プリースト……』  キル (人差し指をたてて)プリーストというのは隠しておきましょう、面白いから(笑)  GM (こんな奴らばっかや)『僕の友達でシーフのキル。仲間を捜しているんだが、      ちょうど君たちもシーフはいないはずだったから、君たちに紹介しようと思ってね』 シヴァン いいねえ。  GM  キル君、彼等に紹介をどうぞ。  キル 『キル・アイス。この名前は字名であって本名ではない』  GM  字名なのね? あだ名じゃあなくて、あざ(笑)  キル 『というわけでよろしく』と、大して口を開かずに、紹介を終わります。  GM(レイク)『こちらが、家出小僧(ジン)・元犯罪者(シヴァン)          ・教科書エルフ(セリス)(笑)         今日から君たちは仲間ということでいいかい?』 シヴァン NPCに仲間を斡旋してもらうとは、世も末だなあ(苦笑)  ジン  シーフがいないのは事実だし、別に構わないだろ。  セリス 身元もレイクが保証してくれるみたいだしね。  GM  レイクは、『で、ここに来た理由はもう1つ』と言って4枚のチケットを取り出すよ。  セリス それは?  GM(レイク)『前回君たちからは資料を譲り受けたから、そのお礼として、          魔術師ギルド主催の福引きのチケットをあげよう』  ジン  福引き? シヴァン 聞いたことが無いな。  GM(レイク)『今年からだからね。しかも景品はすごいぞ。          うまくいけば魔法の武器や魔晶石とかが当たるんだ』  セリス うまくいかなかったら? やっぱりティッシュペーパーかな(笑)  GM  ハズレはなし(キッパリ)  ジン  おお。 シヴァン イケてるー。  GM 『キルにも再会を祝して1枚あげよう』と、チケットを1人1枚ずつ手渡す。      そして、私の用事は済んだからと、レイクは去っていくよ。    ジン  じゃあ福引きをしに行くか。 シヴァン 魔術師ギルドの場所は?  GM  ギルドじゃない、出店でやっている。  ジン  出店?(笑)  セリス ずいぶんと安っぽいな。  GM  まあまあ…んでmその出店の前に行くと、こういう風に景品リストが張り出されている     (用意してあった景品リストを見せる) 景品リスト 12    魔法の武器 10、11 銀の武器 9     魔晶石 8     魔晶石orコモン・ルーン 7     コモン・ルーン 5、6   発動体 3、4   キャンプセット(500ガメル相当) 2     魔法の武器 これが景品リスト、けっこうどころか、かなりいいものが揃ってます。 実はGMは今回のミッションで報酬を与えるつもりはありません。 その代わりとして、このようなものを用意したのです。  ジン  なるほど、ダイスを2個振るんですね  GM  そう、1人1回だからね。誰から行く?  ジン  俺から行きましょう。  キル  最初っていうのはロクな事がないんだよな。  ジン (コロコロ)11、銀の武器です。  GM  だー。いきなり銀の武器かよー。はあーあ、次の人。 シヴァン はーい(コロコロ)……あー! シヴァンの振ったダイスがコップに入ったジュースの中に入る。一同爆笑。  セリス 飲めー(笑)  キル  一気、一気、一気(笑) シヴァン(ゴクゴク)ぷはー。  GM  飲むな!!(笑)  セリス ダイスをちゃんと洗ってこいよ。 シヴァン 改めて(コロコロ)9。  GM  魔晶石だね。  ジン  何点入ってるんですか?  GM  もう一回ダイス振って。 シヴァン(コロコロ)9。  GM  じゃあ、19点の魔晶石。 普通、魔晶石に込められている精神点は2D+10です  キル (コロコロ)9。  GM  また魔晶石? 何かいいモンばっか当たるなあ…  キル (コロコロ)8点、18点の魔晶石ですね。  セリス(コロコロ)5。  GM  5は…魔法の発動体だね。  ジン  一番いらないモンが当たったな(このパーティーにはソーサラーがいない)  GM  まあ、持っておけばそのうち役に立つだろう。  キル  すぐくれるの?  GM  いや、さすがに露店には魔法の武器はおいてないよ(笑)       さらに引換券を渡して『魔術師ギルドまで行って下さい』と言われる。 これなら最初から魔術師ギルドに行かせれば良かったんだろうけど、 それに気が付いたのはリプレイを書いている時。もう手遅れです  キル  かなり太っ腹ですね。  GM  本来はかなーり高い買い物をしないと貰えない抽選券だからね。      で、魔術師ギルドに来た。     『いらっしゃいませー、景品の交換ですねー、引換券をわたしてくださーい』  全員  はーい。  GM  1人ずつだ、1人ずつ(笑)  ジン  はーい。  GM  銀の武器ですか?       一応各種取りそろえてますが、品物によっては売り切れの場合もありますので。      どういった武器が必要でしょうか?  ジン  ハルバード(笑)(←せめてグレートソードとかにしろよ) 一同笑う  GM  必要筋力は?  ジン  16。  GM (そう簡単には渡さんぞ)じゃあダイス振って。奇数だったらある。偶数だったら無し。  ジン (コロコロ)偶数です。  GM (けけけけ)だったら『それは今のところ品切れですがー』と言われるよん。  ジン  じゃあ同じ必要筋力16でいろいろ探すか(笑)  GM (しまった、その手があったか)それだったら、そのうち奇数が出ちまうな。      …仕方ない、ハルバードがあることにしておこう。 その次にキルシヴァンは魔晶石を手に入れました  GM  じゃあ、最後にセリスね。     『発動体は杖、指輪など色々揃えておりますが、どのようなものをお探しでしょうか?』  ジン  ハルバード(笑) 一同爆笑  GM  んなもんあるかー(笑)  セリス 指輪でいいです。 こうして一同は様々なアイテムを手に入れました。 その際、戦士のシヴァンは使い道のない魔晶石をセリスに手渡し、 それと交換に発動体を受け取りましました  ジン  いやー、いいもんもらっちゃったなー。 シヴァン 俺も欲しいー。  ジン  これも『私』がファリスのために、毎日を誠実に生きているためだろう。 シヴァン それはちがうー。  キル  GM、弓が欲しいんですけど。  セリス そうそう、僕も火口箱買いたい。  GM  じゃあ、みんなで道具屋(宿屋、酒場、武器屋兼用の憩いの妖精亭)に行った。 キルはショート・ボウを、セリスは火口箱を、ついでにシヴァンは装備を一部変更しました  GM  これが今回の報酬代わりだとは口が裂けても言えない(←言ってるって) シヴァン えー。  キル  まあ、いいでしょう。それ相応の物はもらった。 シヴァン 発動体で終わりですか!?  GM (シヴァンが一番わりに合わなかったからなー)  ジン  俺も相応の物をもらったからいいや。 シヴァン 手持ちの現金だけじゃ、後1週間も暮らしていけねーよ(泣)  セリス なーに、そしたらまた貸してやるさ。 シヴァン そうだ、タカれたんだ(笑)  キル  さて、買い物も済んだし、何が起こるのかなー(笑) シヴァン めっちゃ受動態や(笑)  GM  今は祭りだからね。そこらかしこでいろんな事をやっているよ。      美人コンテストとか格闘大会とか……  ジン  格闘大会出ても、勝てるレベルじゃないからなー。  GM  格闘大会は魔法の使用が不可だからね、ただでさえ君たちは3対4で戦うようなものだし。 ちなみに格闘大会は4人1組。さらに言わせてもらえばセリスは格闘系の技能を持っていません シヴァンじゃあ、腹が減ったんで、セリスを連れて格闘大会を『見に』行きます GM(またタカる気か) セリス格闘大会を見に行くだけだからな GM見物でも金を取られるけど セリスやーめた、帰ろう(笑) シヴァンケチだ(笑) こうして一同は宿屋へと帰ってきました シヴァン うー、金がないー。  GM  確か前回シヴァンは『祭りの時こそ稼ぎ時さ』って言ってたような…… シヴァン いやー、だからスリを……あ、そうだ、シーフ技能持ってないんだ、俺。  GM  スリするならヒラ目でチャレンジになるけど、今はやめておいた方がいいよ。      ファリスの血気盛んな若者が『巡回』と称して、悪を見つけたらボコボコにしているから。  ジン  はっはっはっはっはっ。  GM  君は参加してないよ。  セリス ジンが参加していたらもう……大変でしょう(笑) まったくだ。祭りが『血祭り』になるよ  ジン  私が法だー、ルナティック……  GM  J○KERか(←しまった、伏せ字になってない)  ジン  お前らには弁護士を呼ぶ権利も黙秘する権利もなーい(笑) セリス 祭りをもっと見物しよう。  キル  暇だから親友(レイク)に会いに行く。 いつの間に親友にランクアップしたんだ?  ジン  じゃあ、俺は神殿の協力でもしてますか。 シヴァン 金がないから酒場でとぐろをまいてます。  GM  他の3人が出ていく時、     『あー、うっとおしい、お前も出ていけ』と酒場の親父さん…      …名前まだ決めていなかったな。どうしよう? シヴァン ハゲッチ(笑)  ジン  オヤージュ(笑)  GM  オヤージュがシヴァン達を無理矢理追い出して…… シヴァン 決定している(笑)  GM (そろそろ頃合いか)で、君たちが揃って外をぞろぞろ歩いている時…  セリス はい。  GM (コロコロ)6、PCは4人しかいないから振り直しか。  キル  ん?  GM (コロコロ)3、(プレイヤーを座席順に見て)ジン…      …よりによってコイツか、でも、コイツが1番面白いんだろうなー。  ジン (何の事かわからずに)人の顔見ながら言わんで下さいよ。  GM  君たちが歩いていると、後ろから誰かがジンの服を引っ張る。  ジン  振り向きます。  GM  すると、そこには金髪の女の子が立っている。そして『パパー』と言ってジンに抱きつく。  ジン  はあー???  キル (妙に冷静に)貴様、子持ちだったのか? シヴァン 知らんかった(笑)  ジン (訳が分からずに)年齢はどれくらいですか?  GM  見た目15、6歳くらい。顔はかわいいね。      で、その顔が、君の良く知っている人に似ている。 ここで、順番が前後するけどこの女の子の説明をします。 この女の子の名前はエミリー。外見は15、6歳くらいだけど、実は生まれて2年前後です。 一応人間? なのですが、突然変異で幼年期の成長が異常に早い、 というムチャクチャなキャラクターです。 なぜこのようなキャラクターを作ったかというと、 PCの誰かの子供(ダイスの目で決定)という設定を作るに当たり、 シヴァンセリスならば普通の年齢でよかったのでしょうが、 ジンキルが父親になった場合、15、6歳くらいの娘というのは無理があるからです。 そして、なぜ外見を15、6歳に設定したかというと、 このキャラクターを次回のセッションからNPCとして パーティーに加える予定があったからです。 PCの4人だけでもいいのでしょうが、 やはりパーティーの数が多い方がバランス的にいいでしょうから。 え、なんでPC(この場合ジン)の娘という設定にしたかですって? だって面白そうじゃあないですか。 面白ければ多少の(多少か?)無理はゴリ押しするのが僕の特徴ですから  ジン (確認するように)15歳位ですよね?  GM  うん、で、セリス君。  セリス はい。  GM  君には彼女に働いている生命の精霊の力が、普通の人間とは違う働き方をしてるのを感じる。      『狂える生命の精霊』の力も若干感じるね。 狂える生命の精霊とは、対象の人間に取り憑き、その人間を老化させる、 あるいは若返らせる力を持った精霊です。(民明書房刊・亜礼区羅巣戸精霊大図鑑より) GMはエミリーの年齢と外見のギャップをこの精霊を利用することによって埋めようと考えました。 そして、PC達にその精霊の説明をしました。  キル  映画の天地○用……  GM (ピクッ)な、何かな、それは?  キル  クククク。  GM  で、彼女(エミリー)は右目が黒、左目が緑なんだけど。  ジン  オッドアイというやつですか?  GM  そう、で、セージ技能を持っている人はチェックしてみて。  ジン (コロコロ)俺は11です。 シヴァン(コロコロ)12です。  GM  じゃあ、そのエミリーの緑の方の目だけど、ムチャクチャ綺麗で、      もし宝石として扱うなら何百万ガメルもするんじゃないかということが分かる。  ジン  何すか、それ?  GM  ハンターハンターのクルタ族・緋の瞳みたいなものだと思いねえ。  キル  君の名前はロイエン……  ジン  で、俺は『パパー』とか言われてるんですよね?  セリス あー、じゃあ、『ちょっと待て、貴様何者だ?』と問いただす。  GM (女の子)『あたし、エミリーエミリー・カークライト』  ジン (ムチャクチャ驚いて)カ、カークライト?  GM  カークライト。  ジン  ……カ……ァ……(言葉にならない) 今回の話の頭に書いてある通り、今回のセッションが始まる直前に、 ジンのプレイヤーがジンの設定(家族構成)を作ってきていて、僕に見せてくれました。 その中に、フィズ・カークライトという幼なじみで許嫁という設定のキャラがいたので、 もしジンエミリーの父親役になることがあったら、彼女を母親にしようと速攻で企みました。 結果は……ククククク。 ちなみにそれとは別に、僕の方でも母親役を作っていたのですが、そちらの方をボツにしました。 しかしジンはさぞかし驚いたでしょう。 設定を作った(僕に見せた)数十分後に思いっきり使われてるのですから。 これだからやめられないんですよ、テーブルトークは。 あ、ちなみにフィズの詳細は最後のキャラクター・データに載っています。  GM (エミリー)『うん、年齢は2歳なのー』  ジン (狼狽して)はいー? 呆然としていよう。 シヴァン そうか、そういうモノからも逃げたのか(笑)  ジン  いや、そういうモノって言われても(笑)  GM (エミリー)『んーとねー、ママと祭りを見に来てたんだけど、はぐれちゃったの』  ジン  ちょっと待て、『ママ』って誰だ?  GM  無論、君の良く知っている女性だよ(笑)  ジン  大体、(フィズが)子持ちだって聞いたことねー!  GM (そりゃそうだ、たった今決まったもん)君が家出る前にやっちゃったんじゃないの。  ジン  いや、身に覚えはない(笑)  GM  わからんよ、酔っているときに無理矢理『やられた』とか(笑)  キル 『やられ』たのか(笑)  ジン  まて……(笑) 焦ってる焦ってる(笑)  キル  ほーう(笑) シヴァン 最低だ(笑)  ジン (ふりしぼるような声で)あの、あの女(フィズ)がいるのか?      ヤバい、それはヤバ過ぎる(笑)  キル  本当にファリスの神官か? あーんなことやこーんなことまで(笑) ジン以外爆笑  ジン  事実無根だー(笑)  セリス ジンの肩にポンと手をおいて     『やっちゃったことはしょうがないんだ。素直に現実を認めたまえ』(笑)  キル  責任をとりたまえ(笑)  ジン  と、とりあえず、狂える生命の精霊のことは聞いてないんだけど。  セリス そうか。じゃあ、     『コイツ(エミリー)にはなんか変な精霊がついてるぞー』と言います。  GM (エミリー)『うん、知ってるよー』  ジン (ひきつって)と、とりあえず、詳しい話でも聞いてみようかな(ガタガタガタガタ)(笑) シヴァン 震えちょる(笑)  GM (エミリー)『だから、ママと祭りを見に来てはぐれちゃったのー』  ジン  で、どうすれというんだ? シヴァン 会いに行こう。  ジン  え”ー。 シヴァン 仲介人してあげます(笑) それはなんか違うだろ  ジン  いや、ま、待て。それはヤバい。     『私』が、父親の家から逃げているのは知ってるだろ?      今見つかるわけにはいかんのだよ。身内の者に(ガタガタガタガタガタガタ)(笑)  セリス しかし、この子を放っておくわけにもいくまい。  ジン  いや、それはそうだが。 シヴァン 母親の元に届けるのがファリスの神官としての務めなんだー(笑)  キル  神殿に出入りしたら、いつかは(家出してきたことが)バレるくせに(笑)  GM  追い打ちとしてエミリーも『パパー、一緒にママ探しにいこー』と言う(笑)  ジン  だから何だー、その『パパ』ってのはー(笑)  GM (エミリー)『だってママが、パパはこれこれこういう人だよーって』(笑)  セリス(ニヤニヤして)まあ、ジン。             とりあえずそれはいいから母親を捜しに行こうじゃないか(笑)  ジン  や”ー、あの女にだけは会いたくねー、勘弁してくれー(笑) ちなみにジンは彼女(フィズ)が苦手という設定です。  ジン  ドラゴンとでもデーモンとでも何でも戦うから、あの女だけはやだー(笑)  セリス いやー、ジン、君の子供を産んだ人だ。そんな言い方は良くない(笑)  ジン  違うー、身に覚えはねえー(笑) シヴァン お嬢ちゃん、ママと何処ではぐれたんだい?(笑)  セリス さあ行くぞ、と言って引っ張っていきます(笑)  ジン  あ”ー(ズルズル)(笑) しかしまあ、母親(フィズ)の設定は僕とジンしか知らないのに、 よくこんなに悪ノリできるな、コイツら  セリス ジンは無視してエミリーと話をしよう『ママを探しに行こうか』(笑)  GM 『うん、いっしょにママ探そう』と、      ここで君たち、冒険者レベルに知力ボーナス足してダイス振って。  ジン (コロコロ)15です。 シヴァン(コロコロ)13。  キル (コロコロ)11。  セリス(コロコロ)11。  GM (コロコロ)(みんな目がいいなー)だったら君たちは全員、尾行されてることに気が付く。  ジン  引っ張られながら、いきなり真面目になって『おい、気付いているか?』と言います。  GM (エミリー)大声で『うん、気付いているよ。               あの人が後ろから<尾行>っていうものをしているんでしょー』(笑) 一同爆笑  ジン 『ガキー』(笑)、とりあえず振り返ってみます。  GM  フードをかぶった男がビクッとしている。そして逃げ出す(笑) シヴァン 怪しいー(笑)  ジン  追いかける(笑)  GM (コロコロ)距離は……80M。  ジン  80M……届く魔法は無いな。 そのつもりで距離を出目の10倍にしたんだよ  キル  俺達は何メートル移動できるんですか?  GM  全力移動で『敏捷度×3M』  セリス『ウィンド・ボイス』なら届くな。  ジン  意味ねー。  セリス『動くな』と言うとか?  ジン 『フリーズ』とか叫んで止まる奴はいないよな(笑)  キル  ショート・ボウで狙撃は?  ジン  いや、さすがに人混みでは撃てないだろう。  GM  その人混みだけど、エミリーが急に大声を出したので、いったい何事かと、      君達…そして逃げたフード男を見ている。  セリス じゃあ、周りの人間に『そいつを捕まえてくれー』と叫ぶ。  GM  群衆の中から1人の男が追いかけるんだけど、見失ってしまうね。  セリス 仕方がない。手伝ってくれた男に礼を言って別れよう、ところでエミリーは?  GM  君たちと一緒にいるよ。  キル (ジンに)巻いてなかったのか(←エミリーから逃げ出さなかったのかということ)  セリス そうか、ジン。落ち着いたようだな。  ジン  何か、誰か怪しい人間に追われるようなことはしたか?       ちなみに俺だったら、親父に追われるようなことは色々したぞ(笑)  GM  それだったら、セリス以外みんな可能性あるだろ(イヤなパーティーだな)  ジン  一応エミリーにも聞いてみます  GM (エミリー)『ママと一緒に祭りを見ていたら、何人かに追いかけられて、            逃げている途中にママとはぐれちゃったのー』  ジン  おい(笑) 原因はコイツだったのか…それはさすがにヤバイか。     『まあ、あの女(フィズ)が簡単にやられるタマだとは思わんが、      色々聞かねばならないこともあるからな。しょうがない、フィズを探すか』      って、フィズのことをなんにも説明してなかったな(笑)  GM (あ、そういえば)だったら説明どうぞ。 ジンのプレイヤーはみんなにフィズの設定を見せる。 しつこいようですがフィズの設定は一番最後に載っています  GM  今だから言っちゃうけど、エミリーが登場するとき振ったダイスは、      誰をエミリーの父親にするかだったんだ。そこでジンのダイス目(3)振っちゃんたんだわ。 シヴァン あぶねー(笑)  ジン  お前らはあの女の恐ろしさを知らないんだ。  キル  知らんな(笑)  ジン (すごいシリアスな顔で)……強いぞ。一度、本気で怒らせたことがある。      一週間悪夢にうなされた(笑) シヴァン そんなに強いんなら、パーティーに入れれば(笑)  GM  それはジンが必死こいて反対するだろうね。(設定によれば)ジンは彼女が苦手らしいから。  ジン  まあ、とりあえず、フィズを探すしかあるまい。  GM  じゃあ、どうするんだい? ジンキル 探す。  GM  どうやって?  ジン (エミリーに)ママとは何処ではぐれたんだい?  GM (エミリー)『わかんなーい』  ジン  ガキぁー(笑)  キル  迷子センターが設置してあるに違いない。  GM (キルのキャラクターシートを指さして)もっと便利なモノがあるだろ。  ジン  あ、シーフギルドがあったか。  GM  そ。  ジン  キル、ギルドに行ってくれない? シヴァン 頼むわ。 こうしてキルはシーフギルドに入っていきました  キル  頼もうー(笑)  GM  たまたまカウンターにいた、レイクが君を出迎える。  ジン  かくかくしかじか、こういう事だと……  GM  あ、ちょっと待って。盗賊ギルドに来ているのは?  ジン  あー、そもそも俺らは(盗賊ギルドに)入っていいんですか?  GM  さすがに入りづらい雰囲気だろうね。 シヴァン(慌てて)あ、や、やめときます(←シヴァンにとって盗賊ギルドは鬼門です)  ジン  じゃあ、キルが1人で行って『フィズって女性を捜して欲しい』って頼んできてくれたまえ。  キル  じゃあ、フィズの容姿の概略でも聞いておこうか。      ま、『かくかくしかじか』でいいような気もするが。  GM 『かくかくしかじか』が通用するのは全てわかってるときだけだよ。  ジン 『こうこうこうこう』こういう女性だ(笑)  キル  と言うわけで、こういう女性を捜しているんだが、探せ!  ジン  命令かー、2レベルが(笑) 実はレイクはシーフ1レベルなんだよなー  GM (レイク)『非道いなあ、竹馬の友よ』(笑) シヴァン 鬼畜(笑)  GM (レイク)『その前に、君、まだギルドに(入会金を)届けてないから           年会費1000ガメルを届けるか、情報料をもらうことになるけど……』  キル  1000ガメルかー、所持金がゼロになってしまう。  GM (レイク)『大丈夫大丈夫、半額でいいよ。           うまく帳尻併せてやるよ。私とお前の仲じゃないか』  ジン  レイクさんって実はワル?(笑) いい奴なんだよ。半額まけてくれたろ  キル  じゃあ、お近づきの印として500ガメル納めておこう。      と言うわけで人捜しはできるかい?  GM(レイク)『どんな人だい?』  キル  『これこれこういう』人なんだが、まあ、焦らなくていいから。  ジン  焦れー(笑) 一同爆笑 シヴァン 女房の命が賭かってんじゃー(笑)  ジン  女房じゃねえー(笑)  キル  じゃあ、なるべーく急いで。  GM (マイペースだなあ)だったら、レイクは奥に入って、しばらくしたら      再び出てきて『フードかぶった不審な人物に捕まったらしいよ』と教えてくれる。  キル  そうか、その後の足取りはわかるか?  GM (レイク)『見ていた奴の話では、準備が整うまで           祭壇の近くの倉庫にブチ込んどけ。って言っていたらしい』  ジン  詳しい設定をよくそこまで知っているなー(笑)  キル  で、他には? 場所は割れてるの?  GM (レイク)『いや、場所はまだわからない』  キル  分かった、ありがとうと言って出ていきます。みんな宿に戻っているの?  GM  いや、そこら辺で待ってるんじゃないの。  ジン  遊ばれてんだろうな、きっと、エミリーに(笑)  キル (妙に落ち着いて)これこれこういう事で、何かの儀式の生け贄にされるみたいだよ。  ジン  冷静に説明すんなー、詳しい場所はどうしたんだ、場所は?(笑)  キル  それがわかんないからお手上げだよ。  セリス ジン、よかったじゃないか。怖い人が消えてくれて。 地味に非道いこと言ってんな、コイツ  ジン  倉庫っていうのは?  GM  えーとね……(西部諸国ワールドガイドを見せる)こんな感じだ。  ジン  探すしかないじゃないかー。一応シーフギルドにはさらに手配を頼んでおいてね。 再びシーフギルド  キル  おーい、レイクー。『かくかくしかじか』で、      なるべーく早くに、何処にいるのか探しておいてね。  GM  状況を全部話すのね?  キル  全部。  ジン  全部はええ、(エミリーの事とか)話がややこしくなるわー(笑)  GM  もう遅い、話は全部聞いた。     『なーるほど、それは是非とも一枚どころか二枚三枚かみたいねえ』(笑)  ジン  事実無根だー(笑) こうしてレイクはシーフギルドの方で手配をしました 第2話後編へ TRPGインデックスへ トップページへ