The Lord of the Rings
 - The Fellowship of the Ring - α


はじめに

 ロード・オブ・ザ・リング、字幕で見てきた。
 スクウェアヴォーカルコレクションを聴きながら感想書いてるあたりどーかとは思うが(笑)。
 とても面白かったけれど、字幕を追うので半分だったので、もう一度観に行きたいなあ。見落としてるシーンが山のようにありそうだし、もうすこしそれぞれのキャラを追いたいんで。
 そういえば吹き替えのほうに興味は無かったのだけれど、けっこう面白いとか。


エルロンド

 最初からドロドロした戦争シーンで、少しびっくりした。風の視点っぽい疾走感で戦場を駆け抜けるのがプラネタリウムみたいだ。
 そしてさらに、エルロンドの顔にびっくりした。なんかもー絶妙な後退具合(髪の)に笑いをこらえるのが大変だった……。
「イルドゥア!!」
 というアクセントで叫ぶシーンは好きだ。それを捨てろ、というオーラが溢れてて。そう、それさえ捨てておけば……(涙)。


サウロン

 ちょっと不思議だったのがサウロン。
 人をゴミのよーにブッ飛ばしていたが、指輪のチカラってそーゆーんだったかなぁと考えてしまった。
 前の感想では妥協案(?)を書いていたけれど、もうすこし……物理的な力じゃなく、もっと陰湿な……たとえば影響されやすい歩兵たちが、味方同士で殺しあうとか。
 ……それじゃ映画になんないか。


シャイア

 映画を観る前に行った公式ホームページで「シャイアってどこ?」と思ったのだけれど、そうか、ホビット庄か。瀬田訳しか読んでないもんで(苦笑)。
 小さな家も綺麗で可愛かったが、私は「ゼノギアス」に出てくるトーラ爺の家を思い出してしまった。
 ちなみにトーラはどー見てもホビットじゃないです。


フロド

 目が大きい!(驚) 恐怖で目をいっぱいに開いたときとか、瞳の青が映えて素敵
 でも、こう……目を細めて笑うシーンなんかも欲しかったかなと思う。私が見逃してただけか?(苦笑)
 ……いや、無理か。胸の痛くなるような苦しみ、悲しみに常にさらされてるんだもんね……。
 モリアを出た直後、静かに涙を流した横顔がすごく美しかった。
 好きです、イライジャ・ウッド(笑)。


サム

 「フロド様!」
 このセリフがすべて(私的)。原作と同じように、どこまでも主人に忠実で。フロドが怪我を負ったとき、誰よりもはやく目の色を変えて敵に向かっていく姿が胸を衝く……。
 無条件で「がんばれ!」って応援したくなります。
 訛りの有無には賛否両論あるようだけれど、私はない方が好きかな。


メリー

 なにげに頭のキレる彼。それを悪知恵としていたずらのほうに使わないあたり、本当は友達思いで、優しいんじゃないかなぁと勝手に思っていたり。
 原作のほうでも、よくやったメリー!! 的な小活躍がたくさんあって好きだ。
 暴走気味なところがあっても、繊細なフロドの思いを汲み取って一緒に旅に出る。いい奴だなぁ、メリーもピピンも(涙)。


ピピン

 映画よりも、原作での好感ウェイトが高いです。
 好奇心だけでバカなことやって、ガンダルフに怒られたりしているけど、彼には大きい人(主にボロミア)の持つ「強さ」への強い憧れを感じる。
 ホビット族である自分が「弱い」こと、一番知っているのはピピンだと思う。
 好奇心はその裏返しじゃないでしょうか。


ガンダルフ

 あんまり魔法的なものが見られなかった気がするけれど、あのリーダーシップはやはり彼以外じゃとりえない。でも彼だけ別行動しなきゃいけないシチュエーションが多くて「ああもうッガンダルフさえいればッ!」と思わされたもんです、原作でも。
 私的には、彼の不在によって自分の判断を不安がるアラゴルンが見たかった。


血戦、2大ウィザード

 最初はフツーに見ていたんだが、だんだんと「どーしようコレ」的な思いが湧きあがってきたガンダルフVSサルマン
 指輪一行(ホビット4人+馳夫さん)が泥にまみれているあいだ、ガンダルフは血にまみれていた(汗)。
 魔法のエフェクトをCGで、てのはやんない方向だったのだろう。やるとなると安っぽくなりそう。
 しかし塔の上は寒そうだった……身を縮めるガンダルフが……寒さ伝わってきます。


アラゴルン

 私は何故か彼を忘れる……(苦笑)嫌いじゃないのになあ。むしろ好きだよ、ヴィゴ・モーテンセン。
 強い。そういう印象。身のこなしもかろやかだし……どことなく黒豹を思わせる動きだった。精神的にも強くて、頼りがいのある人です。
 モリアで一度だけ後頭部打って気絶してるんだけれど、そのときのフロドの顔がよかった(笑)。
 でも気ィ失ってくれて正解だと思います、あんまり最強でも仕方ないから。


アルウェン

 公開前に見たポスターで「誰?」と思ったアルウェン。もちろん原作のほうで知っていたが、こんなに早く扱いが大きくなるとは思っていなかった。さらに、勝気な登場の仕方で二度びっくり。
 剣を持って戦うお姉さまは好きだけれど、戦場で(なかば無理してまで)戦うのはエオウィンの役目だと思っていただけに、ちょっと複雑。
 もちろん彼女の意志の強さは喜んで認めるけど。まっすぐなヒトで好感触。
 余談だけれど、母校の図書室にリヴ・タイラーasアルウェンのポスターがある。
 臙脂色のドレスを着て、天蓋付きのベッドに腰掛けて、本を読んでいるポスター(うろ覚え)。ポスターそのものの目的は読書を薦めることなんだけれど、映画始まる前にもらってくりゃよかった……。


中間感想

 戦争が描かれている割に物理的な流血が少なくて、ちょっと微妙な感じ……。鮮血に見られる耽美性みたいなものが嫌いなのでそれはそれでいいけれど。
 思ってみれば、ファンタジーと耽美、相反するかどうかは判らないが、少なくとも相容れはしないだろう。
 そのかわりグロテスクなシーンは満載。Hちゃんは「(俺が)そーゆーの、好きそう」と言っていた。
 確かにウルク=ハイの製造過程(…?)とかには結構興味を抱いた。あの生まれ方はFF7に出てくるニブルヘイムの魔洸炉を彷彿とさせる……(またかよ)。
 


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