素足の夜 (色×主)
ああ良く似合うよ、と
色はの白い脚に手を触れた
17回目の誕生日を迎えたに、渡された銀色に輝くアンクレット
夜の闇の中、部屋をわずかに照らす淡い光
ベッドの脇のテーブルに、コトリと空になった箱を置いて 色はの裸足の脚にそっと口付けた
「色・・・」
細い、まるで女性みたいに綺麗な指が、脚をすっとすべっていく
色から贈られたアンクレットは、の左の足首を飾り 闇にキラ、と光っている
「きれいだよ、」
愛撫に似たくちづけ
ゆっくりと、雨のように降るキス
「さぁ、僕を見て」
その身体をベッドに沈めるように 色はを抱きしめた
髪にかかる指
視界がぐるりと回り、天井を賑やかせる星達が手の届きそうな距離に見えた
「色・・・」
彼の背に腕をまわす
すると、露になった白い咽に、ツ、と舌先が触れた
「僕だけのお姫さまだね」
色の触れた場所には、赤い花が咲く
優しくゆっくりとした手付きに、まるで夢の中へと誘われるような そんな気分になる
色の手は、魔法の手だ
触れられて、心地よくて
それなのに、胸はずっとトクトクと高鳴るようで
は、色の首筋に顔をうずめた
17回目の誕生日
こんなに幸福だと思ったことはない
愛する人の腕に抱かれて、所有の印をこの身体にもらって
「愛してるよ、
君は何より、僕を夢中にさせるね」
ぼんやりと、照らし出される白い肌
潤んだような目は、色の男の部分を高揚させた
愛しい人
こんなにも、激しい感情が自分の中に生まれるなんて 思いもしなかった
腕の中の少女に口付けする
甘いかおりに、心が奪われていく
ああ、愛しい人
僕の名を呼んで
「色・・・」
首筋から、脚の先まで
色のくちづけは何度も何度も降り注いだ
シャラン、と
軽い音がする
が動く度に その脚を飾るプラチナが鳴る
「、君がどこへも行かないように、これは足枷だよ」
ここから逃げられないように
どこへも、行ってしまわないように
「私、逃げたりしない・・・」
「うん、それでもね、
こうでもしなくちゃ僕は不安で仕方がないんだ」
おかしいよね、と
色はその形のいい唇に微笑を浮かべた
見つめるの、その瞳に魅かれた
美しいものが好きで、美しいものしか見てこなかった色が 一瞬目を奪われるもの
それは時々みせる、彼女の瞳
何ものにも劣らない、まるで宝石
いや、それ以上の、意志をもった輝き
「愛してるよ」
そっ、と
濡れたの中心に、触れた
ぴくん、と反応した身体に またキスを降らせる
「ああもう、こんなになってるね
、そんなに僕が欲しい?」
クス、と
少しだけ意地悪に言うと、が潤んだ目をこちらへ向ける
ドキ、とする程に色っぽいその視線、しぐさ
「言わないで・・・色・・・」
唇から、甘い吐息が漏れる
触れた部分はしっとりとして、色の全てを求めている
「正直に言って、
僕が欲しい? 」
ねぇ、と
甘い声で囁く
またぴくり、との身体が反応した
熱いものが指にからむ
奥へと挿し入れると、そこはもっと熱かった
熱が伝わるようだ
色もまた、うずきに似たものを身体に覚えている
今、この瞬間も
「あ・・・んっ」
吐息は、やがて喘ぎに似た音に変わる
くちゅくちゅと、静かな部屋に濡れた水音が広がると、その声は絶えまなくの口からこぼれた
「あっ・・・はんっ」
愛しいの身体の中、一番奥の熱い部分
何度も指を入れて、ゆっくりとかき回して
淫らな音を聞かせた
思考が、ぼんやりとしてくる
「色・・・あん・・・っ、色・・・・っ」
震える内股に口付けた
視界の端に贈った銀色が見え、それで色は の脚を高く上げさせた
「・・あっ・・・・」
露になる、濡れた秘部
まるで色を欲しがるように ひくひくと動いているそこから、抜いた色の指に細い銀糸が引かれた
どくん、と
衝動に似た感覚が生まれる
「さぁ、 言って?
僕が欲しい?」
「あ・・・色・・・」
優しい微笑み
でも、そんな風に見ないで
脚を上げさせられて、濡れそぼったそこをさらけ出し
は羞恥に顔を染めた
「色・・・やだ・・・」
「言って、どうして欲しいの?」
その指で、かき回された中がうずく
熱がぐるぐると渦をまき、行き場なく、満たされない欲求を持て余している
「色・・・入れて・・・」
涙を浮かべながら、はまるで懇願するように言った
微笑する綺麗な色
満足そうに、彼はその昂った自身をの熱い部分に押し当てる
「色・・・」
「僕だけの姫・・・
こんな足枷だけじゃ安心なんかできないよ」
、
誰よりも愛している
きついの中へ、ゆっくりと腰を沈めていく
濡れたそこは、侵入する異物を むしろ招き入れるようにからみつき誘い込み
やがては一番奥まで受け入れた
ああ、満たされる
の中に、楔を穿とう
「・・・」
何度も中を突き上げて、
その度に、甘いような声が上がるのを聞いた
「ぁあぁっ、色っ、・・・あっはぁっ」
シーツを掴むの指
涙を光らせて、ぎゅっと閉じられた瞳
「、ダメだよ、僕を見て」
やんわりと、顔に指を触れたら 震えながらもはその瞳に色を映した
「は・・・っん」
熱の上がる二人
部屋に淫らに響く濡れた音
愛を確かめ合うように、色は何度もその奥を突き上げた
君がどこにもいってしまわないように
他の誰も、目に入らないように
「・・・っ」
「あぁぁぁ・・・・・っ」
の背が弓なりに沿って、まるで色を抱きしめるようにぎゅっとしまる
その中に、
熱をもったの中に、色は白濁を吐き出した
愛を奥深くに、穿つかのように
意識を落としたの 力の抜けた脚がシーツの上に投げ出されている
銀色が輝く
君は僕だけのもの
それは、所有の証