抜き書き言葉集
あらゆる書物や映画その他から、自分の心に残った言葉を集めてみました。
はしるはしる、わづかに見つつ、心も得ず心もとなく思ふ源氏を、一の巻よりして、人もまじらず、几帳の内にうち臥してひき出つつ見る心地、后の位も何にかはせむ。
菅原孝標女「更級日記」
自由と我儘との界は、他人の妨げをなすとなさざるとの間にあり。
福澤諭吉「学問のすすめ」
執着やねたみや憎しみのあるところには、やがてそれをこやしとして愛というものが咲き出るのかも知れません。
伊藤整「変容」
心の中の自我を抑えることのできぬ者ほど、自身の驕慢な心のままに、隣人の意思を支配したがるのです。
ゲーテ「ファウスト」
ときには、敵のほうが正しいこともある。というのは、人間のこころは生れつきはなはだ利己的であって、どんな論難攻撃をもすべて自分に対する侮辱だと感じるからである。
ヒルティ「眠られぬ夜のために」
自分にとって大切な友だちがいますね。でも、その友だち同士が、いい友だちになるかというと、そうはいかないのが辛いですね。
「一般人名語録」
頭の一隅に、自由なところをいつも持っていなければならない。友達の意見に一つの場所を与えるために、そして、それらの意見を通りすがりに泊めるために。
ジュウベール
弱いということは哀れなことだ、あえて事を行うにしろ、ことを忍ぶにしろ!
ミルトン「失楽園」
愛する技術は、その時その時の陶酔の程度につれて、その時の気持を正確にいうこと、いいかえれば、自分の心に耳を傾けることだと思う。これがそんなに容易なことだと思ってはならない。
スタンダール「恋愛論」
------困ったことに、本当の努力というのは決して他人には理解されないものだ、それが理解されるのは勝ったときだけで、しかし勝ったときにはその努力そのものの美しさは変質して別のものになってしまっている。真の努力の成果は犠牲になったものの中にしかない。
霧間誠一
「夜明けのブギーポップ」
誰をも恨むでない。皆一生懸命やった結果なのだ。
花ならば散るが覚悟 雪ならば消えるが覚悟
武士の妻ならば・・・耐えるが覚悟じゃ!!
年末時代劇スペシャル「白虎隊」
井上丘隅
今度生まれてくるときも・・・また会津で会おうな!!
年末時代劇スペシャル「白虎隊」
白虎隊士、最期の言葉
君は山を呼び寄せる男だ。呼び寄せて来ないと怒る男だ。地団太を踏んでくやしがる男だ。そうして山を悪く批判する事だけを考える男だ。なぜ山のほうへ歩いてゆかない。
夏目漱石「行人」
癖(へき)のない人間とはつき合えない。彼らには深情がないからだ。疵(きず)のない人間とはつき合えない。彼らには真気がないからだ。
張岱「陶庵夢憶」
最も激しい争闘中にも温和であり、悪人の間にあっても善良であり、戦いの最中にも平静でありたい。
「きけわだつみのこえ」
没落してゆく民族がまず最初に失うものは節度である。
シュティフター「水晶」
陰口きくのは楽しいものだ。人の噂が出ると、話ははずむものである。みんな知らず知らずに鬼になる。よほど、批評はしたいものらしい。
「小林秀雄初期文芸論集」
ひとり、燈(ともしび)のもとに文をひろげて、見ぬ世の人を友とするぞ、こよなう慰むわざなる。 兼好法師 「徒然草」 君のおぼえた小さな技術をいつくしみ、その中にやすらえ。 マルクス・アウレーリウス 「自省録」 二つの良心は、決して同じものではない バーナード・ショウ 熱狂的精神を伝える。これが子孫への、至上の財産だ。 トーマス・エジソン 私たちはあえて危険を冒した。危険であることは、重々承知の上だった。 ただ事情が、有利に働かなかっただけなのだ。だから、私たちは、何ら不満は口にすまい。 ただ神の御心に、頭を垂れるのみだ。しかし、なお最後まで最善を尽くそうと心に決めている。 英国の探検家スコットの、南極遭難時最後の日記より。 音楽はすべてロマンティックだとぼくは信じるが、感傷的になりすぎては、ロマンティシズムも煩わしい。その一方、修練をもって処理されたロマンティシズムは、最も美しい類の美だ。 ビル・エバンス ぼくにはダンスによって何かを証明しようなんて望みはない。気持ちのはけ口としても、自分を表現する手段としても、利用したことがないんだよ。ぼくはただ踊るだけさ。 フレッド・アステア 肩書きは愚か者の飾りに過ぎない。自分の名だけで、十分だ。 フレデリック2世(ローマ皇帝) 青年よ大志を抱け。金や独りよがりの功績のためでなく、人が名声と呼ぶあの儚い物のためでなく、人が備えねばならぬものを身につけるために大志を抱け。 クラーク博士 美徳は自信を生み、自信は熱中を生む。そして熱中は世界を征服する。 ウォルター・H・コティンガム 後ろ向きにしか働かないとは、可哀相な記憶ね! 「不思議の国のアリス」 人生に必要なものは、勇気と想像力、それに少々のお金。 映画「ライムライト」 自分を許さないということは、世界さえも変えられる力を自分の中に閉じ込めてしまうということです。自分を裁き、自分に罪を加えるのは所詮自己満足です。自分を厳しく追及することは、決して褒められたことではありません。なぜなら、それは誰のためにもならないからです。 パトリック・ミラー