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第2回ピックアップタイトル

真・女神転生U

(SFC(PS)/アトラス)
[1:悪魔について][2:会話について][3:合体について]
[4:ストーリーの進め方][5:戦闘とパーティー編成][攻略フローチャート]
[][悪魔ステータス一覧][]

■注意■

[攻略フローチャート]には、攻略に必要な情報を掲載した結果、
かなりのネタバレが含まれています。
ゲームの楽しみを損なう危険性が高いので、注意して下さい。

作者コメント


アトラスの看板タイトル「女神転生」シリーズの
SFC版第2作目です。
前作「真・女神転生T」のストーリーを引き継ぐ形で製作されているものの、
システムやグラフィックの面でかなりの進化を遂げています。
このシリーズ最大の楽しみである悪魔との会話、合体も
しっかり継承、整備されており、従来のファンはもちろん、
初心者にもずいぶんわかり易くなっています。
とにかく悪魔にはじまり、悪魔に終わるゲームです。
おそらくこのシリーズに全く触れたことの無い人は
このページを見ることは無いと思いますが、
一応「女神転生」未体験者にこそ、この時代の女神転生を
プレイして欲しいと思います。

ゲームのあらすじと内容


かつて東京を破壊しつくしたICBMの直撃(真・女神転生のエピソード)から数十年。
生き残った人々は希望を求め、メシア教の「カテドラル(大聖堂)」に集まった。
人々はカテドラルを中心に都市国家を再構築し、
やがてそこは「ミレニアム(千年王国)」と呼ばれる場所となった。
そこは、テンプルナイトと呼ばれるメシア教のエリートたちが
一般市民を統制するメシア教を主体とする階級市民国家であったが
メシア教の唱えるメシア=救世主の出現があまりに遅いことに
人々は不満や不安をつのらせ、救世主の出現を待望する一方、
メシア教から徐々に距離を置き始めるようになった。

そして20XX年、ミレニアム中で最も栄えるエリア、
「ヴァルハラエリア」の中にあるコロシアムに、一人の戦士が現れた。
現れる敵を次々と倒す彼の素性を知るものはいなかった。
彼自身も含めて…。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この彗星のごとく現れた戦士になって、世界を動かしていくのが
プレイヤーの役割、ということになります。
舞台は、生まれ変わった東京の姿である「TOKYOミレニアム」
この中で繰り広げられる、メシア教とガイア教の戦いに名を借りた
LAW悪魔とCHAOS悪魔の戦いの狭間に翻弄される人々を
どう導いていくか、プレイヤーの行動がそれを決めることになります。
最終的にはいつも通りLAW、CHAOS、NEUTRALの3パターンの
エンディングが用意されており、どこに進むもあなたの自由。
敵として出現する悪魔たちと会話して説得し、仲魔にしたり、
彼らをさらに合体させることでパーティーを強化し、
主人公だけでは倒せない敵に立ち向かって行くのがこのゲームの基本。
とにかく敵でもあり、味方でもある悪魔たちをどうやって利用していくのか
それが常に最大の関心となります。
基本的にはストレートな3DダンジョンRPGです。
あとはプレイヤーと悪魔次第…。

作者の思い入れ、体験談等


「女神転生」シリーズをはじめてプレイしたのがこのゲーム。
普通なら「T」のほうからプレイするものですが…
なにぶんそのころはセーブ領域が少なすぎて(SFC版のセーブファイルは2個)
Arch氏のセーブファイルに埋まる「T」をプレイできる機会に恵まれなかった
というやむをえない事情がありまして…

ともかく、いろんな意味で衝撃的なゲームでした。
まずは「悪魔」の概念。
普通のRPGは「敵=倒されるだけの存在」で、ボス戦以外の戦闘は
ただの経験値稼ぎに過ぎないものであるのに、
このゲームにおいては、ザコ戦こそが、あらゆる意味で中心となります。
ザコ戦は新しい悪魔をスカウトするための貴重な機会。
「敵が味方にもなりうる」という発想が、このゲーム最大の面白さでしょう。
そしてこの悪魔を合体させることができるのも、さらなる楽しさになります。
最終的には、合体をある程度使いこなして強い仲魔を創り出し、
彼らの助けを借りないことには、クリアーは限りなく不可能に近いです。
それゆえ、このゲームにおける真の「敵」は、ボス悪魔のみです。
(ストーリーによっては、ボス悪魔でさえ仲魔になったりもします)
つまりは「悪魔≠敵」であって、主人公と悪魔達はほぼ対等な関係とさえ言えます。

また、もう1つショッキングだったのは「悪魔≠悪、神≠善」という概念です。
ま、これが衝撃的だったひとつの理由は、初プレイ時の自分がまだ中学生という
青い時代の人間だったからということもありますが…
そもそもこのゲームで言う「悪魔」には天使(一神教における唯一神の使い)や
神(善神に限らず神話で悪者とされている邪神や鬼神も含む)が含まれているため、
こういう概念自体が無意味だったのかもしれませんが。

こうした概念のハナシは別にしても、このゲームにおける悪魔の個性は
いい意味でも悪い意味でも際立っています。
仲魔にして幾多の戦闘を共にした悪魔は、もはやパーティーの一員に溶け込んで、
敵として出てきても倒す気など全く無くなってしまうのに、
戦闘に参加させたのに全く役に立たなくてさっさと外してしまった悪魔は
何回出てきてももはや完全に「敵」にしか見えず、
思わず「AUTO」コマンドを選択して瞬殺してしまったり…
筆者の場合、一番思い入れがあった悪魔は「クーフー・リン」でしょうか。
なにせ中盤以降ほとんど役立たずと化しているにも関わらず、
結局ラスボス戦にまで参加。(もちろん瞬殺される)
それもこれも、割と序盤に作った時点では、一人でボスを倒しかねないほど
強力な悪魔だったため、ほとんどの戦闘で随伴させているうちに
愛着がわいてしまった(作り直すのが面倒になった)のが原因。
ま、一応「タルカジャ」なんていうモノを持っていたので
最後は使い捨てタルカジャ要員(哀)になっていた感じでしたが。

一度目のプレイで熱狂的にはまり込んで以来、何度かプレイしていますが、
やるたびにパーティー悪魔の面子が違ってしまうのは不思議です。
1回のプレイで全ての悪魔を仲魔にするのはほぼ不可能なため、
偶然発見した悪魔がものすごく使い勝手が良かったりすることが多く、
(反対に前回はものすごく使えたのに全く使えなくなったりすることも)
もうストーリー無視してずっと「悪魔ブリーダー」でもやっていたい気分になります。
これで対戦モードがあったらアツくなれただろうと。

とにかくこのシリーズほど強烈にのめりこんだジャンルはありません。
個人の好みの違いもありますが、ツボにさえはまれば、
おそらくシリーズ全買いしたくなると思います。
まだやったこと無い人、是非1度お試しください。

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