
1998/08/16
映画『ルパン三世カリオストロの城』への不満をぶつけた問題作(?)。
う〜ん、すごいツッコミだな98年の自分。
しかし字は汚いがこの指摘は間違っちゃあいないと思ふ。
「つまらぬものを切りすぎた!
しかもヒロインには名を呼ばれん!」
今回の五右衛門は非常に惨めな役回りで、
小雨の降りしきる中はるばる公国くんだりまで呼び出されたかと思うと
水には潜れないので留守番をさせられ
久々に出番かと思ったら、切ったのは飛んできたケツの燃えたルパン。
ヒロイン、クラリスには最後まで名前を呼ばれず、
その存在を認知されていたのかどうかも甚だ疑問だったりする。
しょうがないから雑魚キャラを切りまくって鬱憤を晴らす五右衛門であった。
「あの小娘め!だれが捨てられたっちゅーねん!
カマトトぶるな!」
いくら金目当てのスパイだったとはいえ、
自分を助けてくれる人間に対して
「捨てられたの!?」はないだろう、クラリス。
それにハッキリ言っていらん世話である。
お前みたいな小娘には理解できない
オトナの女のふか〜い理由がそこにはあるのだ、多分。
つーか、このセリフ一つで
今まで見せてきた純真で無垢なヒロインの地位が
揺らいだような揺らがないような。
思えば不二子はクラリスのお世話係をしていた訳で
二人はどういう主従関係だったのかが気になる所だが
多分これと言った接触もなく
ビジネスライクなお付き合いだったんだろうなあ。
まさか「オトナの女の入れ知恵」なんてのは
講義してもらえなかったと思うが。
逆にしてもらってたからこそ
「捨てられたの!?」なクラリスになっちゃった
という説もありか?
「いや、オレは不満はないぞ。へへ」
そんな五右衛門と不二子に比べると
アクションあり変装あり、食い物がらみのお茶目さも見せ、
「次元様」なんて呼んでもらって
冠のお土産までもらっちゃったりなんかする次元は
今回どのキャラクターよりも美味しい目を味わえた人なのかもしれない。
痛い目もせず切ない思いもせず、不満はなにも無いだろう。
最後には「お姫さーん!」と叫んで投げキッス。
…はじけ過ぎでは。