2000/10/05
クシャナ殿下


「我が夫となる者は
さらにおぞましきものを見るだろう」

このセリフを聞いて、クシャナは脚まで蟲にやられた
もしくは毒に侵されたんだと信じて疑わなかったし、
多くの解説本でもその解釈が主流になってますが
(だって、「夫のみが見る」というものを考えると
やはりセクシュアルな意味かと思うじゃない)、
アニメ製作当初は違った捉え方があったようです。

「心情的な、女の業(ごう)みたいなおぞましきもの」
(榊原良子さん談)だとか
「(クシャナ本人はおぞましいものだと思っているけれど)
大したことないのを大事に傷だと思って持っている」
(宮崎駿さん談)だとか
すっかり「義足説」に定着してしまった今に比べて
昔は色んな柔軟な発想があって
(むしろ「義足説」などは珍しかったみたい)
面白いなあと思いました。



参考資料:
『ロマンアルバム・風の谷のナウシカ』(徳間書店)