BeatmaniaIIIについて。
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1stMIX
恐らくBMシリーズの中でこれが最も人気がないのではないだろうか。
初代BMの筐体は5鍵盤、BMIIDXでは7鍵盤、ではBMIIIは?
...クイズではないが、こんな問題を出したくなる。9鍵盤?
...それはPop'nに既にある。正解は5鍵盤。原点に戻った、というところか。
何故鍵盤を減らしたのかは私には理解できない。
難易度を下げるためとは思いたくないのであるが。
BMのcompleteMIX2のいくつかのアナザーやIIDXの★7のような凶悪さは見られず、
総じて難易度はそんなに高くない。しかしながら、譜面はかなり込み入っている。
IIDXの★5程度までのものを5鍵盤に圧縮したぐらいの密度ではある
(HI-SPEED2で丁度良い程度)。中途半端である。
決して敷居を低くした訳ではない筈だ。
寧ろ、かなりコアなユーザを狙ったと推測できる。
エフェクタの種類の多さと、フロッピーディスクプレイがそれを裏付けている
(私はFDモードはやったことはない)。
エフェクタについて補足しよう。筐体下にフットペダルが付いているが、
これがエフェクタのon/offスイッチである。
エフェクトの種類は筐体の正面奥のダイヤルで選択する。
reverbやlo-passからdistortion、step-cryまで、
10種類ぐらいもある豊富なエフェクトが揃っている。
更に、それぞれについてパラメータが2つあり(1つだけのものもある)、
各々をボリュームで調節することができる。音質もIIDXより数段良い。
プレイに余裕があるのなら、
曲中でちょくちょくエフェクタをいじくりまくってみよう。
新しいプレイスタイルを発見できる。残念なのは各種ボリュームの配置が、
プレイ中にやや手を伸ばしにくい位置にあるということと、
譜面を見ながらではパラメータが見難い(これは仕方がないか)ということだが。
曲についてだが、私はSHIKOMIモード(いわゆる普通のHARD)はあまりやらなかった。
その理由は、曲選択画面が少々見づらいため、
どの曲を選択したかが分かりにくいからだ。
専ら、TSUNAGI(EXPERTだが曲を選択できる)
モードでBMIIIの新曲のみをRANDOM SELECTで選んでいる。
自分としては結構いいかげんに曲を選んでいるのだが、
決して曲が悪いわけではない。qingdao(青島?)やAll is vanity
(「諸行無常」と意訳すると面白い)など気に入っている曲もあるのだ。
謎なのが、foot versionというもの。
先のqingdaoや他にもあるようだが、
これは、通常の譜面の左側に緑色のオブジェが現れ、
これにフットペダルを対応させて踏むようになっている。
ただしこのfoot versionもかなり中途半端で、対応している曲も僅かであるし、
4分打ちしかない。その上、フットペダルがエフェクトスイッチと兼用なので、
TSUNAGIなどで1曲目にfoot versionが来るとエフェクタをonにできない
(後日追記:
foot versionでのエフェクタはスタートボタンでon/offする)。
あくまで隠し的要素であるため、フットペダル用の緑色のオブジェに気づかず、
poorを連発していた人も目撃したことがある。BMIIIの仕様として、
最初からすべてフットペダル対応にしておいたほうが良かったのではと思う
(椅子が欲しいかもしれない)。
BMIIIはかなり中途半端な印象を受けた。
しかし、鯣のようにじっくり噛み続ければ深い味わいが得られるのかもしれない。
味が出る前にユーザが離れていきはしないか心配ではある。
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APPEND CORE REMIX
既に初代BMで先行稼動しているCORE REMIXは、
本来はこのBMIII用に開発されてきたという経緯があるらしい。そのため、
初代筐体でプレイした後だとBMIII版には新曲がない、
という事態に陥る
(何故かIIDX3rdstyleより5keyに圧縮した3曲が収録されているが)。
そんな理由で、私は当初からこのBMIIIのCORE REMIXは全くやる気はなかった。
ちょっとした気分転換ついでに、
例によってTSUNAGIでランダム選択をして「なんとなく」プレイしていた。
なおこの時、1stでは新曲のみに限定したランダム選択を行なったが、
今回は事実上全く新曲がなかったため、全収録曲からのランダム選択を行なった。
すると、かなり収録元がバラけてバラエティ溢れる選曲になって笑えた。
適当に何回か遊んでもういいか、と思っていた時、
私は何故かFDモードをやってみることにした。
以前からFDモードをやってみようかとも思ってはいたのだが、
BMのために新しい2HDを1枚消費するのは何となく勿体無いと思っていたので
(たった100円未満なのに!)、なかなか実行に移さなかったのであったが、
結局FDモードをやってみることにした。そして私の感想は...。
まんまと策略に嵌まった。
FDモードではプレイした記録が残る。そして、終了後にリストが表示される。
このモードをやったことがあれば、
誰もがリストを全部埋めてみたいと思うだろう。
another、foot versionも含め、総数は実に220曲! 途方もない。
その上私はSHIKOMI(初代のHARDに相当)で選曲する時、
かなり昔の曲や簡単すぎる曲をわざわざ手動で選ぶのは何となく嫌だったので、
すべてランダム選曲にしたのだ(簡単な曲でもランダムで偶然出たのだから、
まあいいや、という見栄を張りたかった)。
このランダム選曲もごくごく普通のランダムなので、
FDに残っているプレイ履歴に拘らず同じ曲でも何度でも選んでくれる。
結果、リストを埋めるまでの回数が余計に増えることになった。
だが、重複して選ぶことへの嫌悪感に対して、
573さんはちゃんと予防線を張っておいたのだった。
以前にプレイしたことのある曲の場合、
FDモードではその曲のハイスコアが表示されるのだ。私はSTGもプレイするが、
ハイスコアがプレイ中に表示されないものよりも、
常に表示されている(そして自分がトップだとスコアにシンクロして増える!)方が、
俄然燃えることが多いのだ。このBMIIIでも全く同じ事が言えるだろう。
クリア経験のない曲は勿論のこと、クリアしていてもまた
以前のスコアを超えてやる、とつい意気込んでしまう。
ある意味でFDモードは、マンネリ化しつつあったBMシリーズで、
「何となくプレイして、取りあえずクリアしたからいいか」
で終わってしまうような現状に反発した結果だったのかもしれない。
ただし、その崇高な提案を享受するために、
ユーザとしてはかなりの出資を強いられることになったのだが。
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