Keyboardmaniaについて。




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1stMIX
2ndMIX
3rdMIX

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1stMIX

 私はある程度ピアノが弾ける。暇な時、 ピアノ(クラビノーバだが)で主にゲームミュージックなどを弾いたりする。 そのときにいつも思うのだが、 ゲームミュージックのピアノ譜はそんなに満足のいくものではない。 「ここは弾きたい」と思うフレーズが書いてなかったり、 「これはちょっと無茶だろう」というような複雑すぎるパッセージがあったりする。 原曲のイメージを思い浮かべればそれだけ、 メロディと伴奏が同じ音になってしまったり、 バックのロングトーンを弾きつつ離れた音程の内声パートを入れたりするときに、 ペダルによって全て音が残ってしまったりすることが気になってくる。 流れていてほしい別のフレーズが実際には演奏されていないことも、 少々物足りない気がする。
 「そもそもピアノアレンジなんだから」と思ったことはない。 原曲のイメージを思い浮かべ、それと同調して「原曲を演奏している」 気分になれたら、と感じるのである。

 そこで、私は1999年初夏から 「鍵竜[Keyvern]」 の開発を始めた。MIDIキーボードを使用した音ゲーである。 自分で弾かないパートはコンピュータで自動演奏してしまえば、 ゲームミュージック原曲でも「合奏」という形で再現することができるだろう。

 その直後、Keyboardmaniaが発表される。 鍵竜の方が先だぞ。 KMが実際に稼動するよりも鍵竜プロトタイプの公開のほうが早いぞ。 KMは24key×2だけど鍵竜は72keyだぞ。...不毛なぼやきだ。
 ともかく、実際にKMをプレイしてみた。ピアノが弾けるんだから、と 大見栄を張って初回にいきなりREAL、 1曲目でやっぱり玉砕。我ながら全く懲りない。 初体験の音ゲーはいつもこうなのだ。微妙にタイミングが合わない。 しかも、ゲージがBMとDMを足したようなルールで、 曲終了時に規定量に満たないと駄目だし、 途中でゲージが空になっても駄目という厳しさ。しぶしぶとNORMALに引き下がる。 一度タイミングが分かってしまえば、この程度のものは余裕。さっさとREALに復帰。 ★6でも2〜3回やれば簡単にクリアできた (さすがにMR.C.CやARMAGIROには苦労したが)。
 こうなったらもう2Pモード突入しかない。 しかし、KMで左右の画面を同時に見るのはかなり難しい。そのため、 曲を覚えないとなかなか上手くいかないし、覚えてもタイミングを合わせにくい。 せめて5線譜で出てくれれば、Mighty guyだって楽勝なのに。とはいえ、 5線譜を読めないと弾けないし、なおさらタイミングを合わせにくくなるだろう。

 せっかく24key×2もあるのだから、両手で2パート分を弾いてこそ、 KMの真の醍醐味が得られるはずである。BMIIDXのDOUBLEのように、 2パートが同時に視界に入るようにできないだろうか。 1画面に両方のパートを同時に表示するのである。 単純に画面の横幅を圧縮して横に並べてはかえって見づらいだけなので、 例えば、判定ラインの位置を画面中央にして、1P側のオブジェは上から、 2P側のオブジェは下から中央へ移動する。画面上のキーレスポンスも、 1P・2Pに拘らず同一の画面に表示されるようにする。 左右どちらの画面にも同じ画像が映る。こうしてはどうだろう。 573さんへの私からの提案である。

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2ndMIX

 奇しくも、KM2ndが登場したのはBMIIDXの4thとほぼ同時であった。 故に、私の軍資金は急速に消耗してゆくのだった...。
 前回の曲は10曲(と、前回隠しアナザーだった1曲)が残っている。 だが油断できないのは、1st収録曲でも 一部の音符がホールドになっていたり、 内声が増えていたりとマイナーチェンジが見られるという点には注意が必要だ (MR.C.C、henry henryには面食らった。 またSHAKE!は片手では演奏不可能になっている)。 新曲もかなり難易度が上昇している。実はこの文章を書いている段階でも、 私にはクリアできていない曲が2曲も残っている。

 KM2ndに挑むにあたって、私はKMが久しぶりだったこともあって、 嘗ての勘をすっかり忘れており、 調子を取り戻すまでに数回のクレジットが必要だった。 ここで大いに効果を発揮してくれたのがhi-speedモード である。2ndでは御丁寧なことに、 タイトル画面自体にこのモードの出し方がほのめかしてあるのでよく見てみよう。 このhi-speedモード、1倍〜4倍まで4段階ある上、 曲選択の都度変更が可能なので、 曲毎に自分が一番弾き易いスクロールスピードを選ぶことができ、非常に有難い。

 だが今回も、2Pは非常に見づらいものとなっている。今回はhi-speed同様、 タイトル画面でdoubleも設定できるようになったので、 私は今後doubleを選択することにした(2クレジットで3曲と、 1クレジットで2曲はどちらが安いだろうか?  まして、2P/DPは専らfreeモードが妥当だろう)。
 doubleではゲージが1P/2P側と共通になってしまうため条件は厳しいが、 その代わり、クリアに必要なゲージの量が50%まで下がっている。 とはいえ、殆んどの曲ですぐに0%で強制終了の危険があるのでfreeが欠かせない。 今回はDPは「諦めモード」である。
 DPが多分できるようになるであろう「秘策」は、

(1) 1P/2P側の両方の譜面をビデオに録画し、5線紙に起こす。
(2) 自宅で、(1)で録音されたものを聞きながら譜面を見て練習あるのみ。

 余裕があるなら、録音したものはメロディーのない(弾かない)ものの他に、 1Pで自分で弾いたものも用意しておくといいかもしれない。
 実際に1stの時、 渋谷である2人組が2Pの画面を録画していたのを目撃したことがある。 恐らく私より先にこの方法に気づいていたのだろう。 とはいえ、私はビデオカメラを持っていないので録画ができない。 いや、仮に持っていても1人でこれをやるのは結構情けないだろう。 そんな訳で私はこの「秘策」を実践する機会はまだない。
 どこかにKMのDP用楽譜(5線)はないだろうか。 Mighty guyをDPで弾きこなしてみたい!

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3rdMIX

 KMに異変が起こった。その名もマルチセッション。 GFとDMとKMの3台を接続し、最大5人で通信プレイができるのである (しかし、5人も揃ってゲーセンをうろついていたら、かなり怪しいぞ)。 尤も、KMシリーズが後発だったせいもあり、 3台揃って置いてある店もそれ程多くないし、 KMとのセッションをプレイしている光景も殆んど見かけないのが残念だ。 1つには、マルチセッション対応曲があまり多くないからかもしれない。

 今回から、空打ちによるPOORを検出しないようになった。 「難しい曲でもオブジェのある辺りをがむしゃらにトレースしていけば大丈夫」 というような使い方になりそうだが、それよりももっと切実なものだ。 以前は同音連打のときにちょっとでもタイミングが狂うと、 前の音で見逃し、同時に後の音で空打ちと判定され、 延々とPOORが続くという悲しい状況に陥ることもしばしばあったのだが、 今回は空打ちを無視してくれるためにこんな事態にはならない。 地味だが嬉しい変更だ。

 マルチセッション対応ということもあり、 新規追加曲の多くにDMの曲が見られる。いつもリズムパートばかりだったが、 KMで伴奏を弾くことができて、まさに1粒で2度おいしい。
 全体的に難易度は更に上昇しており、ついていくのにも大変だ。 今回も★6の幾つかはクリアできていない。 その上、今回はついにanotherまで登場した。 対応曲は4曲だが、ついにここまで来たか、という気がした。 そのうちDMでもanotherが出るのだろうか。

 2ndにもあったのだが(ここで2ndについて書いた後に気付いた)、 pressureモードというモードがある。 これは、BMなどのexpertモードと基本的に同じで、 コース毎に決められた曲を連続プレイする。ゲージは100%から始まり、 減ったゲージは回復しない。減ったままで次の曲に持ち越される。...と、 ここまではBMと全く同じだ。KM特有のものとして、 プレイする曲順を選べるようになっている。 結局は4曲プレイする(ゲージも回復しない)ので、 最終的には同じ結果になる。だから、曲順変更は気分的な問題だろう。
 しかしこのモード、かなりきつい。というのも、 難易度に拘らずPOOR1個で必ず2%減る というシステムだからだ。 すなわち、50個POORを叩いた時点で終了と相場が決められている。 これはオブジェの多い曲では辛い...。

 以前からdoubleは厳しい、とぼやきまくっていたが、ついに対策に出てきた。 doubleで選曲した後は、曲が始まる前にモード選択画面が出るが、この時に 片側パートをオートプレイにできる。 左オート、両方マニュアル、右オートの3種類のモードが選べるのだ。 これは良い練習になる。片側を片手で何度も弾いて、 耳と手で覚える。反対側も同様のことをする。何度も繰り返せば、 両側のパートを耳と手で覚えることができ、 両側マニュアルのdoubleに備えることができる。 まだ実際に両手でできた曲は殆んどないが...。
 3rdでは1クレジットdoubleでも3曲プレイでき、 (doubleに関係なく)何度も同じ曲を選曲できるので、 3曲とも同じ曲を選び、1曲目は左手のみ、2曲目は右手のみ、 そして3曲目に両手で弾いて玉砕...というのもアリだ。

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