+―■―■―+――――――――――――――――――+―■―■―+ | ■ ■ | 鍵竜[Keyvern] ver. 0.40 | ■ ■ | | ■ ■ |                  | ■ ■ | | | | |      高速 RS-232C 版     | | | | +―+―+―+――――――――――――――――――+―+―+―+   このアーカイブには、以下のファイルが含まれます。 KVRN040 .TXT パッケージの説明、使用法(このファイル) KEYVERN .COM 鍵竜プレイヤ ver. 0.40 KVH8-OE .FNT フォントファイル KVH8-WM .FNT フォントファイル KEYVERN .FNT グラフィックデータ KVRN040 .HED 転載用ヘッダ   (KVH8-OE.FNT、KVH8-WM.FNT は ver. 0.30 のものと同一ですが、KEYVERN.FNT は  ver. 0.30 のものと異なります) □KEYVERN ver. 0.30 からの変更点(鍵竜プレイヤ) ・高速 RS-232C 対応   従来は、A.Hiramatsu 氏提唱のH8カートリッジ専用だったため、ハードウェアを  自作する必要がありましたが、動作ハードを似非職人工房の高速 RS-232C カートリッ  ジ“はるかぜ”に変更したため、ハードウェアを自作する必要がなくなりました。   これに伴い、H8カートリッジでは動作しなくなりましたので、ご了承ください。   なお、鍵竜は製品版の高速 RS-232C カートリッジのみに対応しています。自作版の  場合は動作周波数が異なるので、使用できません。 ・必要最低マッパメモリを 80KB に変更   H8側で行なっていた処理を全て MSX 本体で行なうようにしたので、演奏データの  他に 64KB(4セグメント)のワークエリアが必要になりました。このため、鍵竜の起  動にはマッパメモリが 80KB(5セグメント)以上必要です。 ・ver. 0.1x までの演奏データは不可   ver. 0.1x までの演奏データは、読み込み時にフォーマットの変換を行なっていま  したが、諸般の理由からこの変換処理を削除しましたので、これらのデータは演奏で  きなくなりました。   ver. 0.0x〜0.1x のデータは、お手数ですが KVXC ver. 0.20 以上で再コンパイル  してください。 ・good、miss の判定半径を 127 クロックに制限   従来は 255 クロックまで可能だった判定半径を、判定処理の都合上、127 クロック  に制限することにしました。   判定半径が 128〜255 の演奏データは、読み込み時に 127 クロックにクリッピング  されますが、演奏できます。 ・本体キーボードモードの暫定停止   高速 RS-232C 版への変更の都合上、ver.0.40 では本体キーボードモードは使用で  きません。   ただし、将来のバージョンでは対応予定です。 ・/F、/U、/I オプション廃止   H8カートリッジへのインストールに関する /F、/U オプション、および MIDI ポ  ートに関する /I オプションは廃止しました。 ・/D、/L、/R オプションを /P オプションに統合およびデフォルト値の変更   プレイモードに関する /D、/L、/R オプションを統合し、/P オプションの引数で指  定することにしました。これらの古いオプションは使用できません。   また、起動時に従来は 1P&2P となっていたプレイモードを、1P に変更しました。 ・新しい /R、/O オプション追加   /P オプションの出現に伴って従来の /R は廃止され、ver. 0.40 からは /R オプシ  ョンの機能が変更になっています。新しい /R では、高速 RS-232C を無効にするかど  うかを設定します(ただし、ver. 0.40 は常に高速 RS-232C を使用するので、この設  定は意味がありません)。   また、/O オプションでオクターブトランスポーズができます。ver. 0.23 までのも  のとは異なり、MIDI キーボードからの入力もトランスポーズできます。 ・負荷インジケータ搭載   プレイ画面左下に、負荷状況を表示するインジケータを付けました。 Int 割り込みプログラムの1ブロックの処理が重いと点灯します。 (259μsec以上:橙、650μsec以上:赤) ただし、上記の時間には通信処理の時間は含まれていません。 S MSX→RS-232C の送信バッファ(ソフトウェアバッファ)が一杯になる と点灯します。このとき、バッファに余裕ができるまで処理が停止し ます。 R RS-232C のオーバーランエラーが発生すると点灯します。このとき、 受信データを取り零しています。 ・カラーリングの小変更   演奏したレーンのフラッシュ色を、good で金色、アドリブで銀色、miss で赤色に  変更しました。   Background Color を White にした場合、完全な白色ではなく、輝度を少し下げて  います(防眩対策)。また、このモードではコンボ等の表示が擬似半透明(30Hz の点  滅表示)ではなくなり、完全に不透明表示になっており、表示時間は Black の半分に  変更されています。 □使い方 ■鍵竜プレイヤ (1) 以下のハードウェアが必要です。 ・高速 RS-232C カートリッジ“はるかぜ”(以下、高速 RS-232C)   自作版の高速 RS-232C は、動作周波数が異なるため、使用できません。似非職人工  房から頒布されている製品版のみに対応しています。 ・コンピュータ端子(38400bps)を装備した MIDI 音源 (2) 高速 RS-232C と音源を、RS-232C リバースケーブルで接続します。   ローランドの SC-88 のように、MIDI-IN 端子からの入力がコンピュータ端子へスル  ーできる場合には、音源の MIDI-IN 端子に MIDI キーボードを接続することができま  す(動作確認済み)。   コンピュータ端子つきの MIDI キーボードと RS-232C 接続することも可能ですが、  動作チェックをしておりません。 (3) 音源の通信速度を 38400bps に設定します。   例えば SC-88 の場合は、本体後ろのスイッチを PC-2 に切り替えて、再起動してく  ださい。 (4) 鍵竜プレイヤを実行します。 %>KEYVERN [options]   タイトル画面が表示されます。上下でカーソルを移動し、スペースで選択してくだ  さい。 START ファイラを起動します。 OPTION オプションモードに入ります。 EXIT プレイヤを終了します。   START を選ぶと、ファイラモードになります。現バージョンではカレントディレク  トリのファイルのみ表示・演奏できます。   演奏データはコンパイラ側が ver. 0.2x〜0.4x で作成したものが演奏できます  (ver. 0.0x〜0.1x のデータは演奏できません)。   カーソルキー上下で演奏ファイルを選択します。このとき画面下に、ジャンル、製  作者、難易度、テンポ、総ノート数(2P/1P)が表示されます。   スペースキーを押すと選択したファイルを演奏します。演奏が終了するとファイラ  に戻ります。   ファイラモードで ESC キーを押すとタイトル画面に戻ります。 [メイン]   操作方法は音ゲーと同じです。画面の右から左へオブジェがスクロールするので、  左方の線にオブジェが接したに、対応する鍵盤を弾いてください。鍵盤は下から C1〜  B6 に対応しています。   途中で終了したいときは、本体キーボードの STOP キーを押してください。   また、F5 キーを押している間はノーウェイトの早送りになります(デバッグ用)。   演奏が終了すると成績(音程別の good の数、miss の数、マックスコンボ、判定ラ  ンク)を表示し、ファイラに戻ります。   判定ランクは、トータルノート中の good の比率により変わります。 S(秀):good がトータルノートの 15/16(93.75%)以上 A(優):good がトータルノートの 13/16(81.25%)以上 B(好):good がトータルノートの 11/16(68.75%)以上 C(良):good がトータルノートの 9/16(56.25%)以上 D(可):good がトータルノートの 9/16(56.25%)未満 F(不):途中で STOP キーで中止した場合 [オプションモード]   タイトル画面で OPTION を選ぶと、オプションモードになります。オプションは起  動時にコマンドラインで指定したものが継承され、変更したオプションはプレイヤを  終了するまで有効です。   オプションの内容は以下の通りです。() 内はコマンドラインで同様の指定ができる  ことを意味します。[] はデフォルトです。   なお、/? を付けて起動すると、簡単なヘルプを表示します。 (OPTION MODE の画面) Play Part [1P (/P0)],2P (/P1),1P&2P (/P2) 演奏するパートを選びます。 Mute Contrary Part [Off],On (/C) 片側のパートのみを演奏するときに、反対側のパートを自動演奏しなくなりま す。演奏パートが 1P&2P のときは無効です。 Auto Play [Off],On (/A) 自動演奏をします。 BGM Off (/B),[On] BGMを演奏します。 Scroll Speed [Normal],Fast (/S) オブジェのスクロール速度を変更します。テンポは変わりません。 Judgement Message [0 (/J0)],1 (/J1),2 (/J2),3 (/J3),4 (/J4) good 判定のときに表示されるメッセージを選びます。 Title Font [0 (/T0)],1 (/T1) 曲のタイトルを表示するときのフォントを選びます。 Background Color [Black],White (/W) レーンの色を変更します。White は完全な白色ではなく、若干輝度を下げてい ます(防眩対策)。 Fast RS-232C [Enable],Disable (/R) 高速 RS-232C を無効にするかどうかを設定します。ver. 0.40 は高速 RS-232C 専用なので、この設定は意味がありません。 KEYBOARD SETTINGS キーボード関連の設定画面に移ります。 EXIT OPTION タイトル画面に戻ります。 (KEYBOARD SETTINGS の画面) MSX Keyboard Mode [Type A (/K0)],Type B (/K1),Type C(/K2) 本体キーボードモードを選択します。ver. 0.40 では本体キーボードモードは 使用できないので、この設定は無効です。 Octave Transpose -1 (/O-1),[0 (/O0)],+1 (/O1) オクターブトランスポーズを設定します。キーボードで弾いた音程を、オクタ ーブ単位でずらして入力することができます。 RETURN OPTION オプションモードのメイン画面に戻ります。 [1曲演奏モード] %>KEYVERN filename[.KV] [options]   ファイル名を指定して起動すると、1曲演奏モードになります。   拡張子を省略すると .KV になります。   オプション・演奏方法はファイラモードと同じです。   演奏が終了するとコマンドラインに戻ります。   このモードは演奏データのデバッグ等に適しています。 [補足]   KEYVERN.FNT、KVH8-OE.FNT、KVH8-WM.FNT のファイルは KEYVERN.COM と同一のディ  レクトリに置いてください。 □配布条件など   本パッケージはフリーソフトです。   鍵竜プレイヤ・鍵竜コンパイラの著作権は作者である MIJINKO が保有します。   演奏データ(及びそのソース)がオリジナルである場合、著作権は作曲者或いはソ  ース作成者に帰属します。   演奏データ(及びそのソース)が既存曲である場合には、良識の範囲内において取  り扱ってください。この点に際して何らかの問題が生じたとしても MIJINKO は一切の  責任を負いかねますことを予め御了承願います。   転載・配布は基本的に自由ですが、内容を変更せず、本パッケージに含まれる全て  のファイルを同時に転載・配布して下さい。その際、なるべく作者に連絡して頂けれ  ばありがたいです(事前後を問いません)。   作者の許可なしに商用目的の転載・配布をすることを禁止します。   本プログラムを使用した結果発生した、いかなる障害につきましても、作者は一切  の責任を負いかねます。 □言い訳 鍵竜編(12)   前回の言い訳で書いたと思うのですが……。 >  勿論、現段階での鍵竜はH8カートリッジ必須の仕様ですが、これは鍵竜の確定仕 > 様ではありません。鍵竜を実行するのにH8でなければならないという理由は何処に > もありません。(turboR 単体だけでは無理なので)他の代替となる外付けハードがあ > れば、そのバージョンに変更することもあり得ないことではありません。   この通り、変更してしまいました。なぜH8版をやめたのか、あまり色々と書くと  誤解を招きそうなので書かないほうが良いのかもしれませんが (^^; 、とりあえずき  っかけを2つばかり挙げます。 1.私の自作版H8カートリッジが壊れた 2.鍵竜をどうにかしてMSX本体だけで動かしたい   1.に関しては、まったくの偶然であり、直接の原因ではありません。ただ、もは  や自分にはH8カートリッジをメンテナンスする時間と気力がないので、必然的に他  のハードに変更せざるを得なくなったことは事実です。   2.が本当の理由です。私自身、就職が決定してインターンを兼ねたバイトを始め  たため、MSXに触る時間が極端に減り、いつの間にかもうどうでもいいや、とかさ  え思っていたのですが、年が明けてミナカンへ行った際、(いつものことですが)刺  激されて、このまま何もしないのは申し訳ない、と思うと共に、ふと、 私自身、あとどれだけMSXを使っていけるのか?  と感じたのです。これからはMSX(特に実機)をいじる時間は殆んどなくなるに違  いない、そうなったら鍵竜は凍結してしまうし、きたる「エミュレータ時代」に現行  の鍵竜を残していけない、否、鍵竜に拘らずとも、私の(外付けハード依存の)作品  が無意味になってしまう。私はMSXで何をやってきたんだ?? ということです。   結局、鍵竜をMSX本体だけで動かせるようにしなければならない。でもそうすれ  ばまず、ユーザーが格段に増加するのです。外付けハードという制約がない分、動作  環境も広がるし、エミュレータでも動くかもしれません。   さらに私の(傲慢な)希望的観測を言わせて貰えば、鍵竜ユーザーが増えることに  よって演奏データがどんどん作られていくかもしれないし、将来私が本職で忙しくな  った時に、誰かにサポートを委託することができるかもしれません。   今回のバージョンアップへと私を駆り立てたのは、以上の理由によるものです。   それでは、MSX単体での鍵竜稼動は可能なのか。今までのバージョンで、H8カ  ートリッジに処理を委ねていた部分は概ね次のようになります。 ・テンポの発生 ・発音データのキーへの割り当て、複数のデータを同時に演奏する ・BGM発生 ・判定処理 ・ノートオン・モニタ(MIDI の同一チャンネル・同一ノートの競合を防ぐ) ・MIDI キーボードからの入力(バッファ、フィルタ付き) ・MIDI 音源への出力(バッファ付き)   これらのうち、まずテンポに関しては、MSX本体でも VSYNC やシステムタイマな  どで何とかなります(結局、HSYNC 割り込み処理を1画面中に 20 回行なっているこ  とを利用しました。それぞれの処理の間隔は均等ではありませんが、数 msec も差は  なく、全体として1秒間に必ず 1200 回なので、タイマとしての機能は充分です)。   発音データ、判定、BGM、ノートオンモニタに関しても、メモリを上手く使った  り、できる限り処理を軽くすればできなくはありません(実際のプログラムでは、自  己書き換えなどの往年のテクニックがかなり目立ってます)。   最大の問題は、MIDI の入出力の部分。いっそのこと MIDI ではなく、本体のキーボ  ードから入力し、本体の内蔵音源を鳴らせば良いではないか、ということになるかも  しれませんが、鍵竜から MIDI は外せないのです。そもそもの当初のコンセプトが、  「ゲーム音楽のピアノ譜を自分で弾きながら、バーチャル合奏がしたい」ということ  だったためです。それで MIDI の入力が必要になって、MSXの MIDI 仕様では入力  にバッファがないのでバッファが欲しい、そんなこんなでH8に出会って(略)。   最終的に辿り着いた案は、“はるかぜ”です。入出力バッファ付き RS-232C を使え  ば、MIDI の通信もできます。   しかし、“はるかぜ”も外付けハードです。H8同様、そう多くの人が持ってはい  ないし、エミュレータでも動作しません。しかし、H8カートリッジと決定的に異な  る部分があります。それは、 ・完成品が頒布されている(手軽に入手でき安定動作、サポートも大丈夫) ・仮にエミュレートするとしたら、H8よりも 100 倍は簡単にできる   特に後者です。鍵竜では“はるかぜ”の機能のうち、16550(UART) が繋がっている  メモリマップド I/O を直接叩いているだけに過ぎません。16550 のエミュレーション  ができれば充分なのです。以前よりもずっと(エミュ化の)実現の可能性が出てきた  はずです。   今回は見送りましたが、本体キーボードモードを復活・充実させ、更に MIDI 音源  ではなく内蔵FM音源などで代理発音させることも予定しています(これはあくまで  MIDI 音源などがない場合の代替手段であり、鍵竜の仕様そのものをFM音源用にする  とかいうわけではありません)。この場合はMSX本体だけで動作することになるの  で、公式エミュ対応による全世界鍵竜頒布計画も不可能ではありません。(^^;;   さあ、皆んなで鍵竜を使いませう!! □ヒストリ (KEYVERN.COM) ver. 0.40 以前は主要なもののみ 1999-10-01 ver. 0.00 プロトタイプ版公開 2000-03-21 ver. 0.12 MSX-H8 カートリッジ専用 2000-08-19 ver. 0.20 新フォーマット対応 2000-11-04 ver. 0.21 ファイラモード搭載 2001-02-03 ver. 0.22 タイトル画面、オプションモード 2001-11-07 ver. 0.30 横スクロール版 2002-01-27 ver. 0.40 高速 RS-232C 版 高速 RS-232C 対応/必要最低マッパメモリを 80KB に変更/ver. 0.1x までの 演奏データは不可/good、miss の判定半径を 127 クロックに制限/本体キー ボードモードの暫定停止//F、/U、/I オプション廃止//D、/L、/R オプショ ンを /P オプションに統合およびデフォルト値の変更/新しい /R、/O オプシ ョン追加/負荷インジケータ搭載/カラーリングの小変更 (KVXC.COM) 主要なもののみ 1999-10-01 ver. 0.00 プロトタイプ版公開(KVC.COM) 1999-12-20 ver. 0.10 新フォーマット 2000-08-19 ver. 0.20 出力データフォーマットの変更 2001-11-07 ver. 0.30 ダミーオブジェ対応 □連絡先   感想、バグ情報、質問、要望などは、以下の連絡先にてお願いします。バグなどに  ついては、できれば具体的な状況や、ソースファイル(該当箇所だけで構いません)  を添えて頂ければ、より早い解決に繋がります。 ○連絡先(暫定)   mijinko@vc.catv.ne.jp ○鍵竜[Keyvern]公式ページ(暫定)   http://www.geocities.co.jp/Playtown-Queen/4763/msx/keyvern/keyvern.htm  ※2002 年3月末までに MIJINKO は引越しを行なう予定です。このため、連絡先の変   更および公式ページの移転がある可能性がありますので、ご了承ください。   ____________  / Keyvern General Manual \ +―■―■―+――――――――――――――――――+―■―■―+ | ■ ■ |     Keyvern ver. 0.40     | ■ ■ | | ■ ■ | Copyright (c) 1999-2002 MIJINKO  | ■ ■ | | | | |    All Rights Reserved.    | | | | +―+―+―+――――――――――――――――――+―+―+―+