黒い虫

 

 昔、昔、まだこの大地に神様がおられた時の、お話です

森に一匹の大きな虫がいました

体は茶色で力も弱く、頭もあまりよくありませんでした

だから他の虫達にもいじめられていました

ある日その虫は神様にお願いして

 彼は他のどんな虫達より、たいへん頭が良く

 体の色がとても綺麗で力も森一番にしてくださいと

 お願いしました 

  神様はかわいそうな虫のお願いを効いて

 願いをかなえてあげることにしました

 森一番になった虫は大変喜び森の中を飛び回りました

 その様子見て、いままでその虫をいじめていた虫達は

 なんだか腹が立ってしかたありませんでした

 ある日虫達は相談して、森一番になった虫を罠にかえてやろうと

 相談しました

 その悪いたくらみをこっそり聞いていた森一番になった虫は

 恐ろしくて神様に相談しにいきました

 神様は虫に言いました

 お前の姿に他の虫達はひがんで逆恨みをしているのだよ

 と言いました

 虫は考えました、このままの姿でいれば、いつか殺されてしまう

 でも、またいじめられるのは嫌だ

 虫は何かをひらめき神様に何かを相談しました

 次の日、神様は虫を罠にかけようとしていた虫達を呼び寄せました

 かぶと虫に、玉虫でした

 カブトムシは大きな角を持っていましたが、今みたいに力はありません

 でした

 玉虫も今みたいに綺麗な服をきていませんでした

 二匹が神様の前に座っていると、神様の後ろから、例の虫がいました

 彼の体の色は黒く、手に箱を2つ重そうに持っていました

 箱をひとつずつカブトムシと玉虫の前に置きました

 神様は言いました

 さあお前達その箱をあけるがよい、この虫がわしに返すというので

 お前達にやろうとおもうてな

 カブトムシが箱を開けると力がみるみるとわいてきて

 森一番の怪力になりました

 玉虫が箱を開けると綺麗な服が入っていました

 二匹の虫は喜んで飛んでいきました

 残った虫は神様にあらためてお願いしました

 私の生活時間を夜にしてくださいと

 そうすれば二度と彼らにあうことはないので

 神様はお願いを聞いてやりました

 

 こうしてゴキブリは夜活動するようになり

 頭がいいのは、こうした理由からなのです

 

トップへ