21世紀の妖怪達
時代は変わった。
以前電灯が照らしていた闇は、今やネオンに彩られている。
薄暗く不気味だった橋の下には、会社を追われた人たちが泊まっている。
この様にして、僕らが幼い頃やその前にはあった街の闇は、少しずつ姿を消していった。
そうして闇と共に見られなくなったのが、妖怪達だ。
今テレビでたまに話題になる心霊写真などは、人の霊だ。妖怪ではない。
僕は、妖怪が見たい。鎌鼬が、ぬりかべが、サトリが、天狗が見たい。
昭和の闇は妖怪をその内に包んだまま、消えていってしまった。
しかし、妖怪が滅びたとは思いたくない。
水木しげるや、藤田和日郎が描いた妖怪達は、我々の想像力に働きかけ、僕らは見た事もない妖怪達に想いを馳せた。
今の子供達にも妖怪を信じてもらいたい。
小豆とぎは水が汚れて小豆が研ぎにくくなっただろうし、電線が邪魔で一反木綿は飛び辛いだろうけど、こんな明るくて棲み辛くなった日本のどこかにも、まだ妖怪が残っていて欲しい。
そうでもしないと、この合理性と金の世界は息が詰まりすぎる。
ここまでは、ストラップに妖怪を吊している管理人の、妖怪に馳せる想いである。
さてここからは当委員会の独占スクープ、「21世紀に順応した妖怪」である。
我々は見た!
その科学と見事に融合した勇姿を!
そして驚愕した!
その驚くべきスペックに!
彼は間違いなく、棲み辛い日本を捨て、広大なアメリカに移住したのだ。
そしてそのオリエンタル不思議パワーと、NASAの科学力が、見事にマッチしたに違いない。
紹介しよう、彼こそが「フルメタル目玉のおやじ2001」だ!!
管理人のツッコミ講座
初級:「メカかよ!」
「ボールかよ! モビルスーツかよ!」
中級:「つうか、腕、生えたのかよ!」
「砲塔付きかよ! おやじ、戦うのかよ!」
上級:「て言うかおやじ、宇宙(そら)かよ!」
要はこの画像が使いたくて書き上げたテクストでした。
所要時間20分。
つうか前振り、長すぎ。